第91話 1994年 4月 4日

大江戸ランド 火の巻だゾ ☆☆☆☆ グリグリ
野原一家はケッコー大江戸ランドに来ていました。何かで一日殿様券なるものが当たったからで、それを使えば一日殿様になれます(そのまんま…)。で、しんのすけがぶりの国55万石の殿様になっています。ひろしやみさえがしんのすけに声を掛けるのですが、殿の手下(大江戸ランドの従業員)が「無礼者」と一喝します。下々の者が直接声を掛けるのはいけないので、用があるなら伝えるから言ってみよと言われたのです。しかし、ひろしはただ「おーい」と呼んでみただけだったのですが、それでも殿の手下たちは次々に「おーい」を伝言していきます。そして、しんのすけに伝わりました。しんのすけも返事をしたいのですが、これもまた手下の伝言でってことになります。そして、ひろしに伝わった伝言は「ほっほーい、父ちゃん。ウゥーッ、す・き」というものでしたが、そこまでちゃんと伝えるあたりは仕事とは言え大変ですね。さて、しんのすけはその後、豪華な食事を持ってくるように手下に言いつけました。すると、しんのすけの目の前には食べきれないほどの大量の豪華料理が並べられました。早速食べようとしたしんのすけでしたが、まず毒味をしてからと止められます。で、毒味役がひろしだったのです。ひろしは、次々と豪華料理をつまんでいきます。そして、結局ほとんどひろしが食べてしまいました。次にしんのすけは、腰元を4人も呼び集めて上機嫌なのですが、その中にみさえがいたのです。「誰かこのおばば腰元をつまみ出せ!」としんのすけが言ったので、みさえは手下たちによってつまみ出されることとなりました。その後もしんのすけは他の腰元たちと楽しいひとときを過ごします。が、その内容は・・・。で、みさえが「もっと子どもらしい遊びをしなさい」と言い、グリグリ攻撃をするのですが、またしても手下によって退治されてしまいます。やがて夕方になり、閉園時刻がやって来ました。ついうことで一日殿様は終わりなのですが、開園15周年の福引きをしていて、ひろしがくじを引いたところ、「2等・一日長屋券宿泊・衣装付き」が当たりました。すぐに着替えるのですが、豪華な殿様衣装からみすぼらしいボロ衣装になってしまいました。 中弘子
寺東克己
寺東克己
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひろし
大江戸ランド 水の巻だゾ ☆☆☆ グリグリ
というわけで、Aパートの続きです。一日長屋券により、野原一家はその日一日を長屋の住人として過ごすこととなってしまいました。朝起きるのですが、設定がリアルで、ご飯を炊くのにもかまどに薪で火をおこさねばなりません。水も、井戸から汲み上げてこなくてはならないのです。ということで、ひろしが火をおこしている間に、みさえはしんのすけを連れて表にある井戸に行きました。そして、水を汲み上げるのですが、しんのすけが井戸に落ちてしまいます。とは言ってもすぐに脱出できるような状態ではありましたが。そんなわけで苦労して朝食を作ったのですが、火加減が難しいのかあんまりおいしいご飯にはならなかったようです。すると、そこに借金取りがやって来ました。家賃を払えとの催促なのですが、「なにぶんこのような長屋暮らしの貧乏な浪人ゆえ、お金がない」ということなのです。「払えないなら出ていってもらうしかないね。今日中に荷物まとめて出ていっておくれ」と言い残して借金取りは去っていきました。とりあえず、ひろしはしんのすけを連れて外に営業に行きました。民衆を集めて、しんのすけがケツだけ星人を披露するのですが、集まった民衆はすぐに去っていきました。場所が悪いということで場所を変えますが、結果は同じです。日が悪いということにして長屋に帰ると、みさえが借金取りの関係者たちに連れ去られようとしていました。そこで、ひろしが刀を抜いて立ち向かっていきました。とは言え、演技ですからなんだかんだでひろしが勝ってしまうわけですが、最後の一人はしんのすけが倒すと言い出すのです。そして、しんのすけはアクションビームを発したのです。すると、悪役は見事に後方に転がっていきました。こうしてみさえは無事救出されたのですが、しんのすけは悪役が後方に転がるのが気に入ったようで、その後何度もアクションビームをお見舞いしていたのでした。 中弘子
寺東克己
寺東克己
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひろし
強風でも出かけるゾ ☆☆☆☆ げんこつ
今日はものすごい風が吹いています。4月ってことは台風とは違うかな・・・。ま、ともかく非常に風が強く吹いている日なのですが、しんのすけはマサオ君の家に遊びに行こうとします。外は風が強いから危険だとみさえは言うのですが、それに対して「家にいても母ちゃんがいるから危険だぞ」としんのすけは答えるのでした。そしてみさえのげんこつを食らい、勝手にしなさいと言われるのでした。そして、しんのすけは傘を持って出かけました。が、強風によって傘は飛ばされてしまいました。今度はしんのすけ、家に戻ってタンスをあさり、スカートを取り出します。そして玄関に立ってスカートがまくり上げられるのを楽しんでいました(マリリン・モンローごっこ)。でまあようやく普通に出かけたしんのすけでしたが、どこからか飛ばされた新聞紙が顔に張りついてきて、しんのすけは前が見えなくなってしまいました。そんな状態でもしんのすけは歩き続け、どこかの飼い犬のしっぽを踏みつけてしまったり、危うく車に轢かれそうになったりしますが、やがて顔にまとわりついていた新聞紙は外れました。すると、今度はチョコビが飛んできました。風からのおわびかと思ったのですが、近くの商店から飛ばされた売り物だったことがわかり、がっかりするしんのすけです。今度は大柄な男性の後ろについて風よけにしたりもします。そうして、ようやくマサオ君に家にたどり着くのでした。一方、みさえは家で冷蔵庫の掃除を始めました。すると、賞味期限の切れた牛乳が出てきました。2本320円の時に買ったものらしいです。で、みさえはその牛乳を使って牛乳風呂に入るのでした。肌もすべすべになるし、なかなかいい気分のみさえです。しんのすけは、マサオ君の家でゲームをしたりしていましたが、そろそろ帰るということになり、電話を借ります。さて、牛乳風呂から上がったみさえは髪のセットも完璧、上機嫌だったのですが、そのいい気分は一瞬で吹き飛ばされてしまいます。しんのすけが電話で「お外は危険だから迎えに来て」と言ったようで、みさえは怒りを抑えきれずにマサオ君の家に向かうのでした。そして、みさえはマサオ君の家に着きますが、ドアを開けてもらえません。「開けても怒らない?」と聞いてくるのです。やれやれ・・・。 中弘子
義野利幸
寺東克己
大森孝敏
しんのすけ
みさえ
マサオ君