第92話 1994年 4月11日
お花見はアブナイゾ | ☆☆☆☆ | |
さて、恒例のお花見話です。野原家がやって来たものの、すでにいっぱいで場所がありません。今年もネネママのしつこいお味の料理が食べたいと思う野原一家なのです。しっかりネネちゃん一家も来ていたのですが、野原家の気配を感じて隠れました。そんなわけで、ネネちゃんたちも来ていないみたいだしというわけで困っていると、しんのすけが友達を発見します。ご家族でどうぞと誘ってくれたようです。ラッキー、ということで「今日は一日暇だから、たっぷり楽しむぞ」とか言いつつしんのすけについていくと、そこにいたのは以前温泉旅行に行ったときに出会い、しんのすけが犬かきを教えた親分だったのです。そして、親分の手下たちも大勢いて、どこからどう見てもや○ざの集団なのです。びびるひろしとみさえなのです。「実は、ちょっと用事が・・・」と言いかけるひろしですが、一日暇だと言っていたことをしんのすけは覚えていて、もはや言い訳が効かなくなりました。とりあえずその場に座る野原一家ですが、ひろしとみさえは夫婦の秘密のサインで「とにかく、早いとこここから逃げよう」「ラジャー」と会話します。すると親分がその動きに気がつきます。すると、しんのすけが「愛してるぅー、みさえ」「あなた、今夜プロレスごっこしましょう」と解説したのです。ムチャクチャですね。で、その後料理を食べたりして、だんだん打ち解けてきたようです。見た目は怖そうだけど、けっこう優しい人みたいという印象になってきました。すると、親分に電話がかかってきます。「あんたが完成させたジグソーパズルをやっていいか」という電話だったのです。それに対して「ああ、好きなようにバラせ」と言いました。それを聞いたひろしとみさえはやっぱり怖い人だと感じ、震えるのでした。そして、親分から酒を勧められます。こうなりゃヤケクソだってことでひろしもみさえも一気飲みしてしまいます。一方、ネネちゃんとネネママはトイレに行った帰りだったのですが、そこでしんのすけに出会います。が、しんのすけのことは放っておいて行こうとしたネネちゃんたちですが、酔っぱらったひろしとみさえにからまれます。そして、親分もやって来ます。ひろしとみさえが飲み過ぎたらしいのだけど、親分たちは帰らなきゃいけないので面倒を見てほしいとネネママに頼むのです。親分とその手下たちに対しては、さすがにネネママも断れませんでした。そんなわけで、ネネちゃん一家のところで暴れる野原一家となりました。 | もとひら了 | |
米谷良知 | ||
米谷良知 | ||
門脇孝一 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ネネちゃん ネネママ ネネパパ 親分 | ||
長話はメイワクだゾ | ☆☆☆ | |
帰りの幼稚園バスが野原家の前に着きました。しかし、しんのすけはバスの中で寝てしまっているのです。仕方なく、よしなが先生がしんのすけをおんぶして野原家の呼び鈴を鳴らします。しかし、みさえが出てきません。すると、何やらすごい物音が聞こえてきます。そしてみさえが現れます。何やら腰を打ったような感じなのです。昼寝中だったらしいのですが・・・。この親にしてこの子ありってわけですね。で、よしなが先生がみさえにしんのすけを渡そうとしたのですが、何としんのすけがその場でお漏らししてしまいます。よしなが先生のトレーナーも濡れてしまいました。そこで、よしなが先生はとりあえず野原家に上がってみさえの服に着替えることに。園長に、ちょっと待っていてくださいとお願いして、野原家に入りました。しんのすけが着替えて寝室に来ると、よしなが先生が着替えています。よしなが先生がしんのすけに濡れたトレーナーを見せ、誰のせいかと聞くと、しんのすけは絵日記に「今日よしなが先生がおしっこ漏らした。幻滅だ」と書き出したのです。そこにみさえが、高そうな服をいくつも持ってきます。見栄っ張りですね。で、この後のこともあるし、っとことでトレーナーに着替えたよしなが先生です。園長は、よしなが先生がなかなか出てこないので少々いらだっています。そこにしんのすけがやって来たので、園長はしんのすけによしなが先生を呼んでくるようにお願いしました。その頃、よしなが先生はみさえの持っている様々な服を試着しまくっていました。どうやら、みさえは全部よしなが先生にプレゼントするらしいのです。しんのすけが、組長が呼んでいるとみさえに言うのですが、「今大事な用事中だから、あっちに行ってなさい」と言っただけでした。その頃、いつになっても帰れないのでネネちゃんは泣き出してしまいました。そこにしんのすけが来ます。「よしなが先生は、オラの母ちゃんと女の大事なご用事をしている」と園長に伝えるしんのすけです。大事な用事って何かと考える園長です。とりあえず、園児たちんいはカラオケをしましょうってことでご機嫌を取っていたのですが、しんのすけの「オラはにんきもの」独唱会になってしまいました。やがて夕方、ついに園長が野原家の呼び鈴を鳴らします。その頃、みさえとよしなが先生は、園長をことをすっかり忘れて世間話をしていたのでした。 | 中弘子 | |
青山ヒロシ | ||
米谷良知 | ||
小川博司 | ||
しんのすけ みさえ 防衛隊隊員 よしなが先生 園長 | ||
ラーメンが急に食べたいゾ | ☆☆☆ | げんこつ |
みさえはちょっと外に出かけました。一人になったしんのすけは、ドアに鍵を掛けて、その後「みさえはブラジャーいらずダンス」を踊ります。が、みさえが洗濯物を取り込むのを忘れていたからってことで、庭からその様子を見ていて、げんこつ2発となりました。その後、しんのすけはカンタムロボで遊び、アクション仮面ごっこをしながらタンスをあさり、下着が寝室に散乱します。その後しんのすけがテレビをつけると、「団さんのいやしんぼうバンザイ!」という番組をやっていて、おいしそうなラーメンが紹介されていました。それを見たしんのすけは、急にラーメンを食べたくなります。あちこち探すと、流しの下にカンタムロボカップめんがありました。お湯を沸かそうとしてやかんに水を入れるしんのすけですが、火をつけられません。そこで、しんのすけは隣のおばさんを呼びます。「火事になりそうで怖くて」と言ったので、隣のおばさんは慌てて野原家にやって来ます。が、火事になったわけではなく、単にコンロの火をつけてほしいだけだったのです。その後、隣のおばさんはラーメンに入れる具を探すのですが、大したものが見つかりません。やがてお湯が沸きました。しかし、お湯は熱くて危ないから、隣のおばさんがお湯を入れようとしますが、しんのすけがどうしてもやりたがるので、二人でお湯を入れました。そして、3分待てばってことで時計を探すと、隣のおばさんは下着が散らかった寝室を見つけます。そこにみさえが帰ってきますが、隣のおばさんにしっかりと勘違いされてしまうのでした。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
米谷良知 | ||
小川博司 | ||
しんのすけ みさえ 隣のおばさん 団羅座也 |