第94話 1994年 4月25日

潮干狩りで勝負だゾ ☆☆☆☆  
今日は幼稚園のひまわり組とばら組で潮干狩りに来ました。しんのすけは熊手じゃなくて孫の手を持ってきています。やれやれ・・・。一方、風間君は特注のアーミー熊手(高級ステンレス製で、表面はテフロン加工がしてあって、ヤスリ、スプーン、栓抜き、ドライバーに耳かきまでついている)を自慢しますが、誰も聞いていません。そして海岸に着きました。早速しんのすけが孫の手で砂を掘りますが、しんのすけは何を探すのか知らなかったのです。それを聞いたまつざか先生は、ひまわり組をバカにします。するとしんのすけはまつざか先生に「貝より結婚相手を捜せば?」と言うのです。そして、まつざか先生が、ばら組とひまわり組とどちらが多くの貝を取れるか勝負しましょうとよしなが先生に言いました。良い名が先生もその勝負に乗ります。そして、ひまわり組の戦力となった園長が砂を掘りますが、しんのすけに死体を埋めてるのと聞かれて、周りの人に誤解されています。そして、みんなで砂を掘っていくのですが、しんのすけが掘った砂がよしなが先生にかかるのです。よしなが先生が注意したら、今度はしんのすけは砂をまつざか先生にかかるようにしたのです。すると、まつざか先生はそれがよしなが先生の仕業だと思い込み、砂を投げ返します。その後は二人で砂のかけ合いになってしまいます。やがて時間切れ、みんなが集まります。みんなたくさん貝を集めたのですが、しんのすけは貝を入れる網を忘れたので、ズボンの中に詰め込んでいました。そして、よしなが先生とまつざか先生は、お互いこちらの勝ちだと主張して譲りません。が、砂だらけの二人の様子を見た園長が笑います。結局、この勝負は引き分けということで終わったのですが、ネネちゃんが泣き出してしまいます。ネネちゃんは貝を少ししか取れなかったからのようです。すると、しんのすけがズボンの中に入れていた貝をネネちゃんにあげるのでした。その夜、ネネママとネネパパはしんのすけの股間にあった貝を食べるのですが、ネネちゃんは食べられませんでした。知らぬが仏ってことですね。 翁妙子
寺川英和
寺川英和
荒川真嗣
しんのすけ
防衛隊隊員
よしなが先生
まつざか先生
園長
ネネママ
ネネパパ
ひさんな給料日だゾ ☆☆☆  
みさえはしんのすけを連れて銀行へ。ATMで給料をおろします。そしておろしてきた現金を数えて袋に入れ、かばんにしまって「月に一度の給料日のこの快感、たまらないわぁー」と言います。そして、行員からポケットティッシュをもらいます。ラッキーと思い、いい気分で銀行を出て、家に帰る途中で声を掛けられます。声を掛けたのは大きなマスクをした怪しい人・・・と思ったら隣のおばさんでした。花粉症だそうです。すぐにくしゃみが出てしまい、ティッシュを探す隣のおばさんです。すると、みさえがさっきもらったポケットティッシュをかばんから出して渡しました。そして、みさえはそのまま家に帰ってきます。お金を置いてから買い物に行こうとして、かばんの中を見たのですが、給料の入った袋が見つかりません。中身を全部出すのですが、やっぱり袋は入っていません。さすがに動揺するみさえです。とりあえず、家に着いてからの行動をもう一度繰り返してみますが、やっぱり給料入りの袋はありません。もしかしておろしてなかったのではと思い、通帳を見ますが、やっぱりおろしてはいました。そこで、みさえは家に着くまでのことを思い出していきます。すると、隣のおばさんにポケットティッシュを渡したときに袋が一緒にかばんから飛び出て、落としてしまったということに気がつきます。そんなわけで、みさえは慌てて落としたと思われる場所まで走っていき、袋を探すのですが、見つかりません。交番に行きますが、果たして出てくるやら・・・。そして夜になり、何も知らないひろしが帰ってきます。みさえの様子がおかしいので、ひろしはしんのすけにわけを聞きますが、いまいちよくわかりません。すると、突然みさえが踊りながらひろしに抱きついてきて、その後涙を流します。「実は、お給料落としちゃったの・・・」と言います。さすがにひろしも驚きますが、「いきなり踊り出すからもっとすごいことかと思った。みさえとしんのすけが無事なら、あとはどうでもいい」と強がるのですが、やっぱり泣いていました。Cパートに続く。 中弘子
川崎逸朗
寺川英和
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひろし
隣のおばさん
ケチケチ大作戦だゾ ☆☆  
給料1カ月分を落としてしまった翌朝です。ひろしは新聞を読みたがりますが、みさえが新聞を断ったとのことです。節約して、今月はいつもの月の半分の予算で乗り切るつもりだそうです。ひろしにも節約をするように言うのですが、ひろしは「給料を落としたのはお前だろう。何で俺にお鉢が回って来るんだよ」とみさえを責めます。すると、みさえは「やっぱりあなたは私を責めるのね。口では優しいことを言っていながら、心では・・・」と泣きを入れるわけです。その泣きおどし作戦にしっかりかかるひろしです。さて、その日の朝食はパンの耳を油で揚げて砂糖をまぶしたものでした。で、みさえはもう39800円も節約したと言うのです。絶対買おうと思っていたアウトレットのスーツを泣く泣くあきらめたからだと言うのですが、それって節約と言うのでしょうか。みさえは、買うつもりのものをあきらめたのだから節約と言うに決まっていると主張するのですが・・・。そして、ひろしは会社に行きました。その後みさえは冷蔵庫の中身を確認し、さらに生活の上で節約できるものは節約していきましょうと言うのです。昼間のテレビも禁止にすると言い出したのでが、しんのすけは反対します。みさえはしんのすけにも泣きおどし作戦を使ってみますが、子どもには通用しません。それならばと言うことで、みさえは次の作戦を思いつきました。「大変だ。かすかべ防衛隊、野原しんのすけ君。電気大食い怪獣が地球に近づいていて、このままでは電気が全てその怪獣に食べられてしまう。君の力で電気を節約して防衛してくれ」としんのすけに言いました。するとしんのすけは、電気節約作戦を実行します。次々とコンセントからプラグを抜いていきます。が、動かしている途中の洗濯機や掃除機のプラグも抜いてしまいます。さらに、冷蔵庫のプラグも抜いてしまい、せっかくの冷凍食品がみんな溶けかけてしまったのです。そして夜、ひろしが帰って来ます。そして、水道代節約のために3人で入ってちょうどいい量しか水を入れていないので、親子3人で入浴となります。最後はほのぼの? 萩田寛子
川崎逸朗
寺川英和
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひろし