第95話 1994年 5月 2日
組長とままごとだゾ | (☆☆) | |
ええと、手元のビデオには最後の1分くらいしか入っていません・・・。朝にあった再放送だったので、ちょっとビデオのセットが遅れたためです。よって、細かいことは書けません。幼稚園の園庭でいつものメンバーがおままごとをしています。そして、そのおままごとに園長も参加させられるのです。風間君が医者になり、しんのすけが父親、ネネちゃんが母親で、園長は風邪を引いた子どもの役をさせられています。マサオ君は八百屋をしていたのですが、よしなが先生がみんなを呼び、園長は一人取り残されてしまうのでした。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
ささきひろゆき | ||
間々田益男 | ||
しんのすけ 防衛隊隊員 よしなが先生 園長 | ||
母ちゃんは運転免許がないゾ | ☆☆☆☆ | げんこつ |
またまたしんのすけは幼稚園バスに乗り遅れます。ズボンのかわりに便座カバーをはこうとしていたり、給食セットのことで悩んでいて時間がなくなったのが原因です。みさえが自転車に乗せて送っていくのですが、こんな時私も車の運転ができたらなぁ、と思うのです。さらに、その夜は雨が降ってくるのですが、ひろしがずぶぬれで帰ってきます。こんな時に・・・馬に乗れたらなぁとしんのすけが言い、みさえも変な想像をしてしまうのです。じゃなくて、車に乗れたらいい、ってことで、みさえは自動車教習所に通うことに決めました。いろいろな教習所のパンフレットを取り寄せて検討した結果、「アクション自動車教習所」に決めたというのです。みさえの言い分としては、「家から近いし、託児所があるし、設備がいい」ということだったのですが、実際の決め手は「二枚目教官多数」という宣伝文句だったのです。そこで、みさえはしんのすけを連れてアクション自動車教習所に行って様子を見るのですが、二枚目教官なんかどこにもいないのです。他の場所にしようかなと思うみさえでしたが、教習所前まで来ているわけで今さら別の場所に行くわけにもいかず、入校申し込みをしようとします。オートマチック限定なら、今ニコニコキャンペーン期間中だから安くなっていると言うのです。ゴチャゴチャしたのは苦手だからオートマチックでいいとみさえは言いますが、それに対してしんのすけが「乙女チックってガラでもない」と言うのです(笑)。何げに受付係の人も笑ってるし。で、住民票と顔写真を渡すのですが、みさえが出した写真は成人式の記念写真だったのです。できれば最近のもので、もっと小さいサイズのものがいいわけです。そこで、スピード写真を撮ることになります。そこに貼ってあった「とびだすな くるまはきゅうに とまれない」の交通標語を見たしんのすけは、写真を撮る直前まで化粧をしているみさえに向かって「むりするな こじわはきゅうに かくせない」と言います。みさえも「ちょっとまて そのひとことが」と言い、そしてげんこつです。最後にしんのすけが「けがのもと」ときれいに締めます。そしてその夜、ひろしに交通標識の意味を答えるテストをしてもらいました。しかし「酔っぱらい運転禁止」なんていうとんちんかんな答えをするみさえです。正解は「道が滑りますって標識だぞ」としんのすけが答えるのでした。やれやれ、前途多難ですね。そして数日後、運転の適性検査の結果が出たのですが、その結果は最悪で「はっきり言って、運転には向いていません」とのことです。しかし、そのことで発奮したみさえは、何が何でも免許を取る決心をするのでした。それを見たしんのすけが「かっとなる けつでかおばばが じこをよぶ」とまとめました。 | 中弘子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
小川博司 | ||
しんのすけ みさえ ひろし | ||
運転免許の教習だゾ | ☆☆☆☆ | |
で、教習が始まりました。まずはしんのすけを託児所に預けて、学科の教室に入りました。さすがにみさえより若い人が多いのですが、おばさんもいました。「あんなおばさんでも免許取ろうとしてるんだ、恐ろしい世の中よねぇ」と言うみさえですが、みさえも他の若い生徒にそう思われています。しかしまぁ、みさえはいつのまにか昼寝してしまうのです。起きたら授業はもう終わっていて、これから実技教習に入ります。みさえの担当教官は、ベテラン鬼教官の三木和目男でした。「今日初めて乗るの?」と聞かれたみさえは「いえ、主人の車には・・・」と答えます。それに対して「運転のこと言ってるんですよ、おバカですねぇ」ってことで、1回目の「おバカですねぇ」が出ます。では早速乗ってというわけなのですが、みさえはついいつもの癖で助手席に乗ってしまいます。ここで2回目の「おバカですねぇ」が出ます。やっと運転席に座って、まず最初にすることは?と聞かれたみさえは、エンジンをかけようとして、また「おバカですねぇ」と言われます。何か忘れているようです。そう言われたみさえは、免許を取ろうと思った動機を話し出します。「シートベルト、シートベルトでしょ。おバカですねぇ」。一方、しんのすけは託児所にいたのですが、教習所の託児所ってことでおもちゃの車が用意してあるのですね。さて、みさえですが、エンジンをかけたところで「発進前の確認」と言われたみさえは、財布は持った、とか言い出します。それはお出かけ前の確認だってことで、5回目の「おバカですねぇ」が出ます。ようやくアクセルを踏み、発進です。しかし、カーブにさしかかってみさえは困ります。「曲がるに決まってるでしょ!おバカですねぇ」。とりあえずハンドルを切るのですが、うまく曲がれません。バックしようとしたのにワイパーを動かしてしまったりしています。さて、おもちゃの車に乗っていたしんのすけでしたが、託児係のおねいさんが電話でその場を離れたすきに、しんのすけはコースに飛び出していきます。みさえは、だいぶん車の運転に慣れてきたようでしたが、横をしんのすけが通りすぎていきました。それを見たみさえは驚き、事故ってしまいました。みさえが車を降り、しんのすけを怒ろうとしたら「母ちゃんこそ知らない人と車に乗って何してるの。さてはプリン(不倫の間違い)だな」と言われたので、「アホか!何が悲しゅうてこんなラッキョウおやじと不倫せにゃならんのだ」と言ってしまいます。ラッキョウおやじと言われた三木和目男はキレて、「交通安全のためにも、あんたみたいなおバカには免許はやらん!帰れ帰れ!」とみさえに怒鳴りつけます。みさえも「さっきから聞いてりゃ人のことおバカおバカって。だいたい、二枚目教官がいるって聞いたから来たのに、何でこんなラッキョウおやじに教わらにゃなんないのよ」と反論します。つづく? | 中弘子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
小川博司 | ||
しんのすけ みさえ 三木和目男 |