第99話 1994年 5月30日

自転車通園楽しいゾ (☆☆☆) げんこつ
95話と同様に、最初が欠けています。今回は最初の2分くらい欠けただけで済んだのですが、手元のビデオではいきなりしんのすけが幼稚園バスに乗り遅れたところから始まっています。そんなわけで、また自転車で送っていくことになります。まだ免許は取れていないのですね。しかし、しんのすけは自転車の上でチョコビを食べ、細川フーミン写真集を見てくつろいでいたのです。げんこつし、それらを取り上げたみさえでしたが、途中で赤信号につかまります。停止していると、すぐ横に美人の女性が運転するバイクが止まりました。それを見たしんのすけは、いつの間にかバイクの後部に乗っていたのでした。それを見たみさえは、バイクを猛然と追い上げ始めました。事情を知らないバイクの女性は、みさえの猛然とした追い上げが怖くなってスピードを上げるのでした。その結果、バイクは白バイに追跡され、スピード違反で違反切符を切られることになってしまいました。不幸な女性ですね。で、しんのすけを自転車に乗せなおして、再び幼稚園に向かって走り出すみさえです。すると、道が通行止めになっています。戻らなければいけないかと思いましたが、畑のあぜ道を見つけたみさえはそのあぜ道を走り出しました。しかし、舗装されていないあぜ道なのでうまく運転できずに転倒してしまいます。そんなこんなでいろんなトラブルが続出した通園でしたが、ようやく幼稚園に着いたのでした。しかし、みさえは弁当を忘れたためにもう1往復するハメになってしまいました。 阪口和久
義野利幸
ささきひろゆき
松山正彦
しんのすけ
みさえ
防衛隊隊員
よしなが先生
運転免許がとれるゾ ☆☆☆  
いよいよ今日は教習所の卒業検定の日です。意気込むみさえですが、そこにしんのすけが教官となって登場するのです。そして、検定の内容は「”シワシワみさえ号”に乗って四輪尻振りブリフト走行でドクナマルドのアメリカ店ドライブスルーに行き、フィッシュポテトを3分以内に買ってくること」というものでした。そんなのできるわけない!とみさえが言うと、「じゃ失格」とのことです。そしてしんのすけは「お前は一生、ちゃりんこでしんのすけを送り続けるのだぁ」と言うのです。・・・と、ここまでのことは全てみさえの夢だったのです。それにしても不吉な夢だこと。で、みさえが起きると朝食の準備をひろしがしてくれていたのです。大事な卒業検定の日だし、ってことなのですが、その朝食中にしんのすけが箸を落とし「あぁーっ、落ちた」と大声で言います。さらに「納豆が滑る」さらに「足を拭こう」と言うしんのすけですが、みさえは「不幸」と言ったと感じて落ち込むのでした。さらに、今日はみさえが初めて雨の日に運転することになったということだそうです。悪いことは重なるもので、託児室も係員が急病のために休室になってしまいました。ということで、しんのすけも同行することに。さらに、よりにもよって試験官がベテラン鬼教官、三木和目男だったのです。「もうダメだ、悪条件があまりにも重なりすぎてる・・・」と落ち込むみさえですが、とにもかくにも試験開始です。しかし、みさえはプレッシャーで頭の中が真っ白になっています。最初に何をするのかも忘れてしまっていました。しかし、背後でしんのすけが「お化粧しなくちゃ」と言い、化粧→鏡→ミラーの調整をするということを思い出すのでした。さらにしんのすけ「ズボンもきちんとはこう」と言ったので、ズボン→ベルト→シートベルトをすることも思い出したのです。そして路上に出ます。相当みさえは緊張しています。その様子を見た三木和目男は、きっと交差点の一時停止を忘れていると思っています。そして交差点に差し掛かりました。するとしんのすけが「バーゲン」と言ったのです。それを聞いたみさえはしっかり止まって、さらに左右をキョロキョロします。ちゃんと一時停止したし、左右確認もできたという結果になりました。そして、次は左折です。三木和目男は、左折の時の左後方確認は忘れているだろうと思うのです。しかし、ちょうどそこにとんかつ屋の看板があり、しんのすけが「三段腹、オラの母ちゃんみたい」と言ったので、みさえはしんのすけをにらみました。その動作が、偶然にも左後方確認になってしまったのです。そして試験は終了しました。合格者が発表されます。そして、みさえも名前を呼ばれました。偶然とはいえ、見事に合格してしまいました。そして筆記試験も一発合格だったのです。でもまだ最終の免許取得試験が待っているのですね。 中弘子
義野利幸
ささきひろゆき
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひろし
三木和目男
母ちゃんとドライブだゾ ☆☆☆ げんこつ
また今日も幼稚園バスに乗れないようです。しかしみさえは「間に合いませんでした。後から送りますので、お先にどうぞ」とやけに明るくよしなが先生に話すのです。なぜにそれほどみさえが明るいのかというと、ついにみさえが免許を取ったからです。そんなわけで、みさえはしんのすけを車に乗せて、幼稚園に向かおうとします。しかし、寝ぼけたまま車に乗せられたしんのすけは事情がよくわかっていません。みさえが運転する車で幼稚園に向かうってことで、しんのすけはシロに最後のお別れを言いに行くのです(^^;で発進ですが、いきなり門柱に車体をこすってしまいました。まだ車のローンが終わっていないのにってことで、ひろしが怒りそうです。みさえは、門が狭いのが悪いと言いますが、結局しんのすけがチョコビ2個でひろしにはナイショってことにしました。そんなわけで車体に傷をつけて幼稚園へと走っていくのですが、ここを右折すれば幼稚園に着くという交差点にさしかかり、みさえは考えます。あの交差点は交通量が多いし、それに右折は苦手だからということで、そのまま直進し、左折を3回繰り返すことによって右折しようとしていた道に入れるとのことです。ところが、次の交差点を左折しようとしたらその道が工事中です。が、ここは冷静に、次の交差点を左折するのでした。あとは大回りして、と考えていたのですが、何か変なところに入ってしまいました。よく見ると、「東北自動車道入口」と書いてあるのです。慌てて引き返そうとしたみさえでしたが、すでに後ろが詰まっていたために、仕方なく高速道路に入ることになってしまいました。そしてしばらく高速道路を走るみさえです。ママとのお約束条項第93条「ママの運転中に話しかけたりダンスしたり、とにかく気の散ることをしてはいけない」が追加されました。すると、しんのすけが尿意をもよおします。みさえは、佐野SAの看板を見つけてそこに入ります。しかし、減速がうまくできずに危うく事故になりかけます。その結果、しんのすけは漏らしてしまうのでした。そして、そこで昼食です。で、もう夕方ですが、まだ高速から出られません。そして、宇都宮でようやく降りることができました。で、その後家に戻ったわけですが、夕食の準備には間に合わず、その日の夕食は弁当となりました。 中弘子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
堤則至
しんのすけ
みさえ
シロ
防衛隊隊員
よしなが先生