第100話 1994年 6月 6日
良い子のしんちゃんだゾ | ☆☆☆ | |
しんのすけが外から帰ってきますが、おもちゃを散らかしたままで出かけていたのでみさえが玄関で怒り、グリグリ攻撃します。そこにひろしが早々と帰ってきます。しんのすけが靴を脱ぎ散らかして上がろうとしたので、みさえは叱ります。そしてしんのすけは、何か飲みたいとみさえに言いますが、みさえは「その前に手を洗ってうがいでしょ」と言います。するとしんのすけはふくれっ面になってみさえをにらむのです。それを見ていたひろしは「そうやっていつも怒鳴ってばかりいちゃよくないんじゃないか」と言いますがみさえは「ほめてもみました。でもダメだったのよ」と答えます。で、手洗いとうがいをしたしんのすけは冷蔵庫を開けますが、飲み物が何もありません。と思ったら、奥から見つけてきました。しかしそれは「ジュースみたいなお酒・ストロベリーカクテルアルコール分4%」だったのです。しんのすけは「酒」の文字が読めず、変な名前のジュースだと言いながらそれを飲んでしましました。その頃、おもちゃが散らかった居間を見たひろしが、しんのすけに優しくおもちゃを片づけるように言ったのです。すると、しんのすけはきれいにおもちゃを片づけたのでした。さらに、いつもは脱ぎっぱなしにしている通園服もきれいに畳んでいたのです。そして、さらにしんのすけは掃除機をかけだしたのです。みさえは信じられない様子ですが、しんのすけが「何ですかママ、他にお手伝いすることはありますか」と言ったので、みさえは感激してしんのすけに抱きつきました。しかし、その直後お酒臭いことに気がつくみさえとひろしでした。しんのすけは足がもつれ、掃除機で自分の顔を吸ったりしています。かなり酔っぱらってしまい、とりあえず横になることに、しかし、しんのすけは自分で布団を出そうとしたり、寝る前にハミガキしに行ったりトイレにも行くのでした。が、その後しんのすけは頭痛がひどくなるのでした。そして結局「聞き分けのある良い子じゃなくてもいい、いつもの元気なしんちゃんがいい」ということになるのでした。 | 翁妙子 | |
横山広行 | ||
寺東克己 | ||
原勝徳 | ||
しんのすけ みさえ ひろし | ||
ボウリングをするゾ | ☆☆☆ | げんこつ |
今日は一家3人でアクションボウルに来ました。ひろしもみさえも久しぶりのボウリングで、しんのすけは初体験です。まずは申し込みして、シューズを借ります。ひろしは26cm、みさえは23.5cmで、しんのすけは1億万cmのカンタムロボガラ入りを注文します(笑)。そして、ボールを選びます。しかし、ボールラックにしんのすけが紛れ込んでいて、お尻を出してボウリングの球ごっこをしていました。「穴が2つ足らない」(ひろし談)とのことで、ようやくレーンに入ります。まずはひろしが投げます。すると、見事にストライクです。そして、次はしんのすけがボールを投げます。ひろしに何度も投げ方を教えてもらって、いざボールを投げようとしたのですが、うまく投げることができずにしんのすけ自身がレーンを滑っていき、そして頭でピンを全部倒しました。やった、ストライクだ!って喜んでいる場合ではありません。慌ててひろしが走っていき、ピンと一緒に機械の内部に巻き込まれる寸前でどうにかしんのすけを救い出しました。そして、店員に謝るひろしとみさえです。が、しんのすけはご自由にお持ちくださいって書いてあったと言い、ピンを股間に入れて遊んでいました(笑)。ようやく落ち着いて、次はみさえが投げます。すると、みさえもストライクを取りました。しかし、その頃ひろしとしんのすけは、隣のレーンにいた若い女性のグループの方に目が行っていたので、みさえの投球は見ていませんでした。それを知ったみさえは、二人をげんこつします。そして、第2フレームに入ります。まずひろしが投げ、ストライクです。次にしんのすけも投げて(と言うより、ほとんど置いただけだけど)、これまた見事にストライクとなりました。そして、みさえが投げます。しかし、みさえの球はやや右にそれます。あちゃー、と思ったら左に曲がり、ストライクとなりました。「見て見て、曲がったわよ」とみさえは言うのですが、ひろしもしんのすけもまた隣のレーンに行き、女性たちと話をしていたのでした。そんなわけで、みさえはひろしやしんのすけを追いかけ回すことになります。それを見た店員が「ボウリング場もうるさいところだけど、それ以上にうるさい一家だ」ともらします。 | 翁妙子 | |
寺東克己 | ||
寺東克己 | ||
小川博司 | ||
しんのすけ みさえ ひろし | ||
サブちゃんのお世話だゾ | ☆☆ | |
野原家に宇集院夫人がやって来ました。宇集院夫人が1週間フランスに出かけるから、飼い犬のパトリシア(ロイヤルプードルのスペシャル血統書付き)を預かってほしいとのことです。何せ雑種の犬を拾ってきて飼うくらいの犬好きだからってことで頼んだようです。エサは霜降り牛肉で、ブラッシングは1日5回とかいろいろと注文を付けるので、みさえは嫌がっています。しかし、しんのすけが宇集院夫人の首にあった真珠のネックレスを見て「豚に真珠」と誉め言葉のつもりで言ってしまったので、みさえも断るきっかけをなくしてしまい、結局パトリシアを預かることになってしまいます。とりあえずエサとして夕食用に買っておいた1パック780円の牛肉を与えますが、安物なのでパトリシアは受け付けません。みさえは霜降りの牛肉を買いに行くことになってしまいました。フランスのおみやげに高級香水でももらわないと割が合わないとつぶやき、しんのすけに留守番を任せて買い物に出ました。しんのすけはというと、パトリシアの長い毛を見て、北島サブちゃんみたいな短い毛がいいと言い、ハサミを持ってきて切ろうとしました。パトリシアは慌てて逃げます。そこで、しんのすけはシロと組んで、パトリシアを捕まえるために家中を探しました。しんのすけは本当の名前を忘れたので、「サブちゃん」と呼んでいます。そして、しんのすけがサブちゃんを追いかけて、サブちゃんは押し入れに追いつめられます。押し入れを開けると、例のごとく布団が崩れ落ちてきて、サブちゃんは身動きがとれなくなってしまいました・・・。そして1週間後、宇集院夫人が帰ってきます。しかし、おみやげはしょうもない置物でした。そして、パトリシアは完全にしんのすけによってサブちゃん化されてしまっていたので、とても宇集院夫人に返すことはできなくなっていたのです。 | 萩田寛子 | |
寺東克己 | ||
寺東克己 | ||
林静香 | ||
しんのすけ みさえ シロ 宇集院夫人 パトリシア |