第163話 1995年10月23日
ペンギンの恩返しだゾ | ☆☆☆ | |
昔々、埼玉県に風間君という真面目で働き者で勉強熱心な子が住んでおりました。ある日畑仕事からちびっ子英語塾へ行こうとしていた途中、罠にかかった1羽の鶴を助けてやりました。すると鶴は「このご恩は忘れません、必ずご恩返しにうかがいます」と言い残して飛び立っていくのでした。さて、そのすぐ近くにもう1羽罠にかかった鳥がおりました。今度はしんのすけにそっくりなペンギンで、こちらも風間君が助けてやったのですが「礼はいらない」とか言い出すので風間君は怒ってしまい、ペンギンにも恩返しすると言わせるのですが、いいことをしたはずなのに何となくむかつく風間君でした。その夜、風間君が英語の勉強をしていたら、お鶴という若い女性が訪ねてきました。今晩泊めてくれないかということで、風間君は入れてあげました。ところが、そこにしんのすけという子どもも一緒に来ており、なんだかんだで一緒に泊まらせてもらうことになります。お鶴は、絶対に部屋をのぞかないでくださいとお願いしたのでした。しんのすけも同じようなお願いを…。そして夜中になり、何かお鶴の部屋から音が聞こえます。気になるのですがのぞかないでと言われていたので音を聞くだけにしていたら、そこにしんのすけがきました。そしてしんのすけが戸を開けてしまったのです。中には1羽の鶴が機織りをしていたのです。あの時助けた鶴で、恩返しに塾の月謝のために機織りしようとしていたものの、正体を見られたというわけで鶴は去ってしまいました。風間君は謝るのですが、しんのすけのせいだということで風間君はしんのすけの部屋へ怒鳴り込みに行きました。するとしんのすけは何かを書いていたのです。「ぶりぶりざえもんの冒険4 炎の約束」という絵本で、これを売って印税生活すればいいと言い残してしんのすけは去っていきました。ところが、その絵本が描かれていたのは風間君の英語テキストだったのでした。 | 阪口和久 | |
川崎逸郎 | ||
寺川英和 | ||
荒川真嗣 | ||
しんのすけ 風間君 | ||
焼きそばが爆発だゾ | 評価不能 | |
見ていないのでコメントできません。 | 萩田寛子 | |
寺川英和 | ||
寺川英和 | ||
樋口善法 | ||
雨の日のお迎えだゾ | 評価不能 | |
見ていないのでコメントできません。 | 翁妙子 | |
川崎逸郎 | ||
寺川英和 | ||
樋口善法 |