第217話 1997年1月31日
お風呂の係は父ちゃんだゾ | ☆☆☆ | |
毎日、ひろしとみさえがじゃんけんでお風呂の係を決めている野原家です。今日はひろしが係になりましたが、これで6連敗となったようです。係はお湯を張り、ひまわりを入れることになっています。が、ひまわりは湯温がきっちり40度でないと入らないそうです。0.5度違うだけで泣きわめくのです。だから毎日苦労しているようで、この日も熱すぎたりぬるすぎたりとなかなか40度にできません。どうにかぴったり40度にして、お湯に浸かるのです。そしてひろしはひまわりの体を洗おうとするのですが、ひまわりが逃げ回って大変です。頭を洗うときもじたばたするので、ひろしは顔中傷だらけになってしまいました。何だかお風呂に入った気がしないひろしなのでした。そして翌日の夜です。春我部駅からの帰り道、ひろしはゆっくりと一人で入りたいと思うのでした。そこで、銭湯に入るのでした。そして、家に帰ると石鹸の匂いが。すると、ついひろしは口を滑らせてしまいます。みさえは心理作戦でひろしを追いつめ、ひろしは「わかった、ひまわりを入れてやる」と言うのです。すると、みさえは「ついでにしんのすけも入れてあげて」と言います。で、ひろしはひまわりの頭にシャンプーをつけて洗うのですが、やっぱり苦労します。するとしんのすけがその泡でひまわりを「ミッ○ーマ○ス」や「○腕○トム」に仕立て上げるのです。するとひまわりは大喜びです。こうして、和やかな雰囲気になるのでした。 | 中弘子 | |
中津環 | ||
中津環 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり シロ | ||
セクシーマリリン台風だゾ | ☆☆☆☆ | |
幼稚園バスが到着します。今日は珍しくしんのすけもバスに乗れていたのですが、しんのすけはだれていて、バスから降りるなり寝てしまうのでした。すると、その時どこからか「おはようございまーす!」と元気な声がします。その直後、元気なあいさつをした女性が運転している車が幼稚園バスに追突してしまいました。取り乱す女性です。そして、寝ているしんのすけを見て驚くのですが、寝ているだけと知ったとたんに陽気になるのでした。やがて、園長がやって来てその女性をにらむのです。何せバスに追突してしまったのですからね。するとその女性は、「痛かった、ごめんね。痛いの痛いの、飛んでいけー!」とおまじないして済ますのです。さらに、その女性は「近頃やっとうまくなってきた」と言うのです。何がかというと、ぶつけ方だそうです。「ぶつけても相手のボディーを傷つけないぎりぎりのハンドルさばき」とのことです。何て人だ・・・。で、この女性は出版の営業をしている、のびのび館という会社の林マリという名前でして、マリリンと呼んでほしいそうです。そしてマリリンに抱いてもらったしんのすけは興奮して汽車状態となるのでした。とりあえず落ち着いたところで、マリリンが用件を園長に言うのです。「のびのび」という雑誌の購読願いに来たというのです。そしてマリリンは「子どもは天使、背中には真っ白い翼がついているの」と言うのです。マリリンはどうかというと「取れちゃったの。でもタンスにしまってあるの。虫よけも入れてね」と言い出すのです。開いた口がふさがらない園長とよしなが先生です。そしてしんのすけはマリリンをひまわり組の教室に案内します。マリリンははしゃぎ回るのです。そして、みんなの描いた絵をほめるのですが、ネネちゃんのことは「うちのハムスターと同じ名前」ですと。そうこうしているうちに時間が過ぎてしまい、マリリンは次の幼稚園に行ってしまいました。雑誌の購読をどうするか決めてないのに・・・。が、その途中でマリリンはまた事故を起こし、車は走行不能になっているのでした。現実社会だったら、こんな人すぐにクビだろうなぁ・・・。ちなみに、しんのすけをはじめとして風間君やマサオ君はマリリンのことが気に入ったようですが、ネネちゃんは気に入ってないようです。 | 翁妙子 | |
川崎逸朗 | ||
川崎逸朗 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ 防衛隊隊員 よしなが先生 園長 マリリン | ||
幼稚園から脱出するゾ | ☆☆☆ | |
ある朝、ひろしが風邪気味の中出社しました。みさえは「風邪は万病の元、ひまわりにうつったりしたら大変」だとしんのすけに言うのです。すると、しんのすけは早速ひまわりの様子を見に行くのでした。が、そろそろバスが迎えに来る頃です。ところが、その時ひまわりがくしゃみをしました。みさえはひまわりの体温を測るのです。が、平熱です。とは言え心配になったしんのすけは、幼稚園に今日はひまわりの看病をしなきゃいけないから休むという電話をしていたのです。当然ながら慌ててみさえが止めます。やがてバスが来ます。しんのすけは幼稚園に行きたがりません。が、みさえが無理矢理送り出しました。そして幼稚園では、臨時職員会議です。しんのすけが幼稚園を脱走する可能性があるため、厳戒態勢を取ることになりました。門には大量の南京錠、建物内にはしんのすけの好きなポスターを貼りまくり、園庭の植え込みには園長が潜むといった感じです。さらに無線で先生たちが連絡を取り合うなど、絶対逃がさないようにしているわけです。それでも逃げようとするしんのすけ、追いかける先生たちで、どうにか脱走は阻止できました。そしてしんのすけが幼稚園から帰ってきます。みさえにひまわりの様子を聞くしんのすけですが、ひまわりに風邪の症状は一切なかったとのことです。するとしんのすけは、ぬいぐるみをひまわりの顔に押しつけたのです。するとひまわりがくしゃみしました。朝もそうしていたようで、つまりは風邪ではなかったってことです。やれやれ・・・。 | 萩田寛子 | |
川崎逸朗 | ||
川崎逸朗 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり 防衛隊隊員 よしなが先生 まつざか先生 園長 副園長 |