第299話 1998年12月 4日

アクション仮面のプレゼントだゾ ☆☆☆☆  
しんのすけが外から帰ってきます。ところが、みさえは買い物に行っているため外出中で、鍵がかかっています。しんのすけ、もうすぐアクション仮面が始まってしまうのであせるのかと思いきや、落ち着いています。鍵はシロの首につけてあるわけで、難なくしんのすけは家に入ります。そしてせんべいとお茶を持っていってテレビをつけたら、ちょうど番組が始まったところでした。この日のアクション仮面は、「新兵器奴の入れ歯はオレがくだく!!」というサブタイトルでした。話の内容は、最近何者かによるダイヤモンドの盗難事件が多発しているようなのです。ダイヤモンドを盗んでいるのは、シカイシーダという悪者がガジラという年取った怪獣の入れ歯をダイヤモンドで作り、それでガジラをよみがえらせようとしていたのです。一方、アクション仮面には、郷博士によって新兵器が開発されていました。その名は「ダイヤモンドビーム」。腕につけて、ある角度に合わせると光線が発射されて、どんな硬いものでも消し去ってしまえるというものでした。さて、そのダイヤモンドビームが番組を見ているよい子の中から抽選で10人に当たるというのです。しんのすけはちゃんと前々からそのことは知っていて、前日みさえにビデオの録画を頼んでおいたのですが、何とビデオデッキにはテープすら入っていませんでした。みさえは忘れてしまっていたようです。しんのすけはビデオテープを取り出しますが、それはひろしの保存用テープなので、新しいテープを探すのです。しかし見つかりません。と、思い出しました。みさえがこの間スーパーで買ってきていたのです。で、そのテープを持ってきて外のフィルムを苦労してはがします。その頃、復活したガジラが街を荒らしますが、アクション仮面はダイヤモンドビームを使ってガジラの入れ歯安定剤を溶かします。こうして街の平和は守られたわけで、いよいよダイヤモンドビームの応募宛て先が出るその時、しんのすけもテープをデッキに入れ、録画ボタンを押します。こうして何とか録画は間に合いました。で、夜みんなが帰ってきてからそのテープを再生しますが、そこに映ったのはテレビショッピングでした。チャンネルが間違っていたようで、がっくりするしんのすけでした。ちなみに11チャンネルになっていましたが、埼玉に11チャンネルなんてないですよね。
(2000/9/29・2003/8/23に再放送あり)
萩田寛子
ムトウユージ
ムトウユージ
大塚正実
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
アクション仮面
桜ミミ子
まつざか先生のデートを追跡だゾ ☆☆☆  
かすかべ防衛隊は、いつものようによしなが先生の部屋で作戦会議を始めます。が、みんながよしなが先生の悪口を言うもので、管理人よしなが先生はキレます。みんなは逃げ出します。仕方ないのでパトロールしようとしましたが、そこでデートに行くらしいまつざか先生を見かけます。前回(293話)は失敗したから今度はしっかりまつざか先生のデートをお守りしようということになります。けっこうまつざか先生と徳郎先生はいいムードです。防衛隊で、さらにそのムードを盛り上げようとするのです。例えば鳥の鳴き声がしたらいいムードになるということで、しんのすけが鳥の鳴きまねをしようとしますが、変な物まねをしてしまい、まつざか先生に感づかれそうになります。次の作戦は、雨や雪を降らせば、相合い傘でロマンチックとのことでしたが、そんなものは簡単に降らせることはできないわけで、代わりに枯れ葉を降らせることに決めました。防衛隊のみんなは枯れ葉を集めます。風間君が、二人の座っているベンチの真上の木の上に枯れ葉を集めてスタンバイしていたら、ベンチに雨が降ってきました。しんのすけがホースで水をまいていたのです。しんのすけは、もっと水の勢いを強めようとしましたが、ホースから手を離してしまい、ホースが暴れて水がデート中の二人にかかってしまいます。さらに水は風間君にも襲いかかり、風間君は枯れ葉を一気に落としてしまいます。その結果、二人は顔中枯れ葉だらけになってしまいました。しかし、結果的には二人の仲はより良くなったみたいです。 萩田寛子
義野利幸
ムトウユージ
原勝徳
しんのすけ
防衛隊隊員
よしなが先生
まつざか先生
徳郎先生
コイン洗車場に行くゾ ☆☆☆ げんこつ
日曜日、ひろしがくつろいでいました。すると、しんのすけも同じようにくつろいでいます。子どもは親の背中を見て育つのよ、と言いますが、しんのすけがしていたのはみさえのまねだったのです。みさえは、ひろしにげんこつをかませて、外に行かせます。そして、どうせパチンコにでも行くんだったら、洗車でもしたら、ということになります。コイン洗車場ができたということで、ひろしも洗車することに決めます。しんのすけも行きたがりますが、危ないからやめなさいということになります。しかしそこはしんのすけ、変わり身の術を駆使して、しっかりひろしの車に乗っているのです。そのことに気がついていないひろしは、とりあえず車の中を掃除機で掃除することから始めます。その時にしんのすけの存在にようやく気がつきます。ひろしは、危ないから、しんのすけに車の外に出ないように言いつけます。が、しんのすけのせいで掃除機に小銭を吸い込ませてしまいます。苦労して取り出し、ようやくシャワーを始めるわけです。が、その時美人の女性が隣に来ます。しんのすけは中からその女性を見つめますが、そこへひろしが水をかけます。するとしんのすけは窓を開けてしまいます。結果、車内が水浸しになってしまいました。しかし、まだまだこんなものでは終わりません。その後しんのすけがシャワーで遊んでしまい、ひろしもずぶぬれになってしまいます。さらに、そのはずみで手を離したら、シャワーが隣に飛んでいってしまい、隣の女性に降り注ぎます。そういうわけで、ひろしはビンタを食らいます。やがて、みさえが自転車に乗ってしんのすけを迎えに来ます。すると、ひろしはおわびということで女性の洗車を手伝っていて、みさえに殴られてしまいます。みさえは、しんのすけを連れて車で帰ってしまいます。さらにその時、ひろしはシャワーをまたまた女性にかけてしまいます。女性にも殴られ、とことんまで不幸続きのひろしなのでした。 阪口和久
ムトウユージ
ムトウユージ
間々田益男
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり