第300話 1998年12月11日

ひまわりとレターセットだゾ ☆☆☆☆☆ げんこつ
みさえがひまわりを寝かしつけて、高いレターセットを使って手紙を書こうとしますが、先に買い物を済ませることにします。その頃しんのすけは家の前でおねいさんたちにクイズを出していたわけで、その問題が「母ちゃんの体脂肪率は何%?」というものでした(笑)。しかも答えは32%ですと。そんなにあったのかぁ。ともかく、みさえはしんのすけに留守番をさせます。しんのすけはおやつを探します。が、冷蔵庫にも戸棚にもありません。探しているうちにひまわりが起きてしまうのですが、しんのすけは気づかず探し回ります。そして、レターセットの箱を見つけます。しんのすけは、高級和菓子と見たようです。熱くて渋いお茶を入れ、その箱を開けてみると、お菓子じゃなくてがっくりするしんのすけです。うっかり中に入っていた筆ペンを放り投げてしまい、それをひまわりがいたずらし始めたものだから大変です。必死で筆ペンを取り戻そうとするしんのすけですが、なかなか取り返せず、ひまわりが部屋を筆ペンで落書きしようとしたりするのを必死に阻止しているうちにお遊びになってしまい、レターセットはぐちゃぐちゃになり、しんのすけとひまわりの顔は墨だらけになってしまいます。やがて、みさえが帰ってきます。しんのすけはアクション仮面のお面をかぶって墨だらけの顔をごまかします。一方でぐちゃぐちゃのレターセットと、墨だらけの服はこたつの中。果たしてこれがいつばれるのか・・・。 萩田寛子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひまわり
母ちゃんたちのおしゃべりだゾ ☆☆☆  
今日は園長が急病のため幼稚園バスがお休みの日です。しかし、しんのすけは当日の朝までお知らせのプリントを渡さないでいたわけで、みさえは慌てます。着ていく服とか、化粧とかで(笑)。そして、しんのすけを送り届けたみさえは、周りを見回します。すると、化粧が念入りなネネママ、ブランド品できめている風間ママ、そしてマイペースなマサオママを見かけます。なお、ボーちゃんママは出てきません。やがて、みさえたちはお茶しに行くことになります。やって来たのはファミレス(名前はカスト)。で、注文するのはみんなコーヒーですが、マサオママはステーキセットでした。こう見えても朝食がまだらしいです、ってどう見えているつもりなんでしょ。それはともかく、マサオママは意外にも大胆です。つまようじやナフキンやら大量に持って帰ったりします。さて、食事が終わる頃、しんのすけたちは、みさえたちが今頃どうしているかあれこれ話し合っています。他愛ない、建前だけの会話が続いていると予想します。で、実際その通りです。みさえたちが帰る頃にも、子どもたちはあれこれと親のことを考えますが、見事に当たっています。で、家に帰ったみさえは、それぞれの母親の年齢をあれこれ考えていますが、どうしても自分が一番若いと考えてしまうみたいですね(当然ですか)。 中弘子
義野利幸
ささきひろゆき
針金屋英郎
しんのすけ
みさえ
風間君
ネネちゃん
マサオ君
よしなが先生
風間ママ
ネネママ
マサオママ
デートに行けないよしなが先生だゾ ☆☆☆  
幼稚園からみんなが帰る時間、園長からの園内放送が流れます。よしなが先生に電話がかかってきているので、至急職員室に来てくれというものでした。きっと石坂さんからだと思ったよしなが先生はうれしがりますが、直後、スピーカーからまつざか先生の声が。園長がマイクのスイッチを切り忘れていたようです。すっかりお怒りモードのよしなが先生ですが、電話に出ると甘え声です。夕方5時に駅前でデートの待ち合わせとのことです。その様子をしんのすけたち防衛隊のメンバーが外から見ていました。で、園児たちは幼稚園バスで家に帰るのですが、よしなが先生はまだやることがあるようで、今日は上尾先生がバスに乗ります。よしなが先生は、バスを見送ったあと、さっさと仕事を済ませて、と思っていましたが、防衛隊の5人はバスに乗らずに幼稚園に残っていました。外からそっと見つめていた防衛隊メンバーでしたが、結局職員室まで入ってきました。よしなが先生は、年末行事のお知らせのワープロ打ちを仕上げようとしていたのですが、防衛隊のメンバーが静かに応援していたのがうっとうしくてつい怒鳴ってしまいました。慌てる防衛隊メンバーです。そのはずみにマサオ君がワープロの電源コードに引っかかり、コンセントから抜けてしまいました。作りかけの文書も消えてしまいます。さらにしんのすけにもよしなが先生は怒鳴るのですが、しんのすけはトイレに走っていってしまいました。ここでよしなが先生は落ち着くのですが、もう4時。その頃、園長も園児たちの送り迎えを終えて帰ってきていました。まつざか先生は一足お先に仕事を終えて帰っています。よしなが先生はマサオ君に謝ります。しんのすけにも謝らなきゃ、と思っていると、電話が鳴ります。それはまつざか先生からのものでした。心配だったから一応かけてみたとのことだったのですが、よしなが先生は「余計なお世話よ!」と怒鳴って電話を切ってしまいました。そして、よしなが先生はしんのすけに謝りに行きますが、しんのすけは落ち込んでいたのではなく、単にトイレに行きたかっただけでした。そして、もう時間がありません。あきらめムードのよしなが先生ですが、ちょうどそこへ1台のタクシーがやって来ます。そこには石坂さんが。仕事が予定より早く終わって、駅前で時間をつぶそうとしていたらまつざか先生に会い、それでまつざか先生は幼稚園に電話して、よしなが先生の仕事が終わったかを確かめていたのでした。でも終わっていないと察したまつざか先生は、石坂さんに幼稚園に行くように勧めていたのでした。 北条千夏
ささきひろゆき
ささきひろゆき
堤規至
しんのすけ
防衛隊隊員
よしなが先生
まつざか先生
上尾先生
園長先生
石坂純一