第302話 1999年 1月15日

オラとひまわりの兄妹愛だゾ ☆☆☆  
日曜の朝、しんのすけがパンを買いにスーパーに行きました。すると、アクション仮面ガムが当たるゲーム機(と言ってもただの運試し)がありました。しんのすけはお釣り(おだちん)の10円玉でこのゲームに挑戦したら、見事に当たって丸いガムが2個出てきました。1個はその場で食べ、もう1個はひまわりにあげようと考えました。で、家に帰ってひまわりにガムをあげようとしましたが、みさえが止めます。すると、はずみでガムは台所の隅に置いてあったゴキブリホイホイに入ってしまいました。しんのすけもひまわりもみさえに敵対心を抱きます。で、朝食ですが、ひまわりはみさえの与えるリンゴのすりおろし(ひまわりの大好物)を拒否します。代わりにひまわりは、しんのすけが与えるミルクを飲みました。ひろしは不審がりますが、みさえは「兄妹愛に目覚めたんじゃない」とか言ってごまかしました。朝食後、しんのすけとひまわりはいっしょに積み木で遊んだり、電車ごっこをしたりします。みさえは、ひろしと二人で買い物に出かけますが、しんのすけとひまわりは買い物にはついていきませんでした。さて、しんのすけとひまわりは、プリンを食べることにしました。しんのすけがひまわりにひと口だけあげて、あとは自分のものにしようとしましたが、ひまわりが怒ります。結局けんかになり、帰ってきたみさえとひろしの前で泣いていました。 藤長野火子
義野利幸
池端たかし
門脇孝一
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
おもしろ石を探すゾ ☆☆☆  
ボーちゃんが幼稚園でみんなに変わった形の石を見せました。全部自慢のコレクションとのことです。どこで見つけたのかと言うと、秘密の場所とのことです。で、幼稚園が終わった後みんなで秘密の場所に行きました。そこは河原で、面白い形の石がたくさんあるとのことです。みんなで石の品評会をしようということになりました。ボーちゃんはオットセイやキリンそっくりな石を見つけます。ネネちゃんはきれいに輝く石を見つけます。風間君はカブトムシや蝶に似た石を見つけますが、しんのすけはそれらの石を見て、違う物を考えます(笑)。そして、品評会です。みんなそれぞれ宝石とか、恐竜とか昆虫とかテーマを決めてみんなに見せますが、しんのすけのテーマは(笑)。実にしんのすけらしいです。そして、マサオ君がとっておきの物があるんだと言って、恐竜の卵の化石じゃないかと思われる丸い大きな石を持ってきます。と、そこにここがなわばりだと主張する二人の子どもが怒鳴り込んできます。そして、恐竜の卵の化石らしき石を奪っていきました。マサオ君は、そこにあった何の変哲もない石と無理矢理交換させられてしまいました。こんな物!とマサオ君がその石を放り投げたら、割れて何とアンモナイトの化石が入っていました。みんな驚きます。一方、恐竜の卵の化石?は、奪った二人が落としてしまい、割れたら何にもない、ただの石でした。 もとひら了
義野利幸
池端たかし
大森孝敏
しんのすけ
防衛隊隊員
よしなが先生
ななこお父さんと再会だゾ ☆☆☆ げんこつ
しんのすけが昼寝していたら、ななこさんがしんちゃんランドの妖精になっていました。その時震動が。怪獣ミサエが襲ってきたのです。そして、妖精ななこさんはミサエに捕まってしまいます。・・・と、ここまではしんのすけの夢です。みさえが買い物から帰ってきます。そして、しんのすけは目を覚まします。が、やっぱりしんのすけはななこさんのことが気になるようです。一方、その頃ななこさんの父、大原四十郎は小説の仕事が手につかなくなっていました。ななこさんのことが気になるとのことで、もしかしてああなって、こうなって、そうなっていたりなんかしたら・・・とか想像するといてもたってもいられなくなり、バイクに乗ってななこさんのアパートに急行しました。すると、そこにしんのすけも来ていました。しんのすけは、「妖精ななこぉー!」と叫んでななこさんの部屋へと走っていきました。四十郎は、妖精を同棲と聞き違えたらしく、慌ててななこさんの部屋へ走りました。すると、ななこさんの部屋に男が来ていました。しんのすけと四十郎は、その男を引っ捕らえて連れていきました。新聞集金の人だったのですが、しんのすけも四十郎も信じません。やがて、またななこさんの部屋に男が。今度は宅配の配達人だったのです。で、さらに男が。今度はピザの配達人だったのですが、その都度しんのすけと四十郎は男を捕まえてこそばしの拷問に処しました。が、四十郎が聞き違えをしていたことがわかります。で、しんのすけはアクション仮面の時間だからということで帰ってしまいます。何事もなかったかのように帰ろうとする四十郎ですが、拷問を受けた3人が黙っていません。が、四十郎はとっさの一言で難を逃れたようです(笑)。 北条千夏
池端たかし
池端たかし
間々田益男
しんのすけ
みさえ
ななこ
大原四十郎