第308話 1999年 3月 5日
倹約でビンボー生活だゾ | ☆☆☆ | |
夕食時、やけにみさえの待遇がいいのに疑惑を抱いたひろしは、みさえに尋ねたところ、今月の生活費が底をついたからひろしに借りようとしていたのでした。しかしひろしも全然持っていないわけで、困ってしまいます。ひろしはみさえに、「主婦ってのは限られた給料をやりくりして、しかもいざって時に備えて貯金もしておくものだろ。足りないのは工夫が足りない。少しは頭を使え!」と怒鳴りつけます。するとみさえは、「それならとことん倹約しましょ」と言い、ひろしの食べかけの刺身を明日の分にしたりします。翌朝、こたつの電源が入っていません。スイッチを入れてもつきません。というのは、つけっぱなしや待機電力が無駄だから台所以外のブレーカーを切ってあるとのことです。テレビも1日2時間に制限されてしまいました。シロのエサも半分・・・。掃除機も2日に1回として、おかずにその辺の草を摘み取っているとの話を聞いたので、空き地の草を摘みに出かけました。しかし、その空き地は犬の散歩コースなのでそこの草は断念しました。次にみさえが目を付けたのは八百屋に置いてある、白菜やキャベツの外側をむいたものでした。それをしんのすけにもらいに行かせます。ということで、1日で節約した額が800円になるとのこと。すると、少なく見積もっても1カ月で2万円、1年で24万円も節約できることになります。どこか旅行に行けるってことで、今後も倹約の精神を忘れずに生活しようと決心するのですが、次の給料日、あっけなくその精神は崩れ去ってしまいます。 | 翁妙子 | |
義野利幸 | ||
池端たかし | ||
松下佳弘 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり |
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ネネちゃんの恋占いは当たるゾ | ☆☆☆ | |
防衛隊のメンバーが公園に集まって、今日は何をして遊ぼうかと話をしていたところに、ネネちゃんが「今日の運勢に興味ない?」と迫ってきて、無理矢理ネネちゃんの占いが始まります。まずはマサオ君から。恋愛運を占ってもらうことに。けっか、マサオ君の恋愛運は超最低とのこと。その運命を変えるためには、ラッキーアイテムが必要とのこと。マサオ君の場合は自転車だったのですが、マサオ君は自転車を持っていません。すっかり落ち込むマサオ君です。そして泣きながら地面を転がっていると、そこに自転車に乗ったみさえが近づいてきました。みさえは急ブレーキをかけましたが、勢い余って空中を舞ってしまいます。その時、背負っていたひまわりが落ちるのですが、マサオ君がひまわりをキャッチします。すると、マサオ君は3人の女子高生からほめてもらえます。ネネちゃんの占いが見事に当たったと驚くしんのすけたちでした。翌日、幼稚園でネネちゃんの占いは大人気に。で、やっと終わったと思ったのですが、チータが占ってほしいことがあるようです。ばら組に好きな子がいて・・・と話をするのですが、ネネちゃんはさっさと「ラッキーアイテムは縄跳び、ついでにラッキーカラーは赤」とだけ言って撤退します。しかしチータは赤いものは持っていないようです。そこへしんのすけが救いの手を出しますが、しんのすけのやることですので当然ふられてしまいます。チータはネネちゃんに抗議しますが、ネネちゃんは聞き入れません。もう占いには飽きて、今度は逆立ち健康法にこっているとのことです。 | もとひら了 | |
池端たかし | ||
池端たかし | ||
間々田益男 | ||
しんのすけ みさえ ひまわり 防衛隊隊員 チータ よしなが先生 まつざか先生 上尾先生 園長 |
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俳句は五七五の文学だゾ | ☆☆☆☆ | げんこつ |
しんのすけは水着写真集をうれしそうに眺めています。これでは先が思いやられると言うみさえですが、今受け取った回覧板には「俳句・親子教室 古き良き日本の伝統に触れて教養を高めよう」と書いてありました。そこでみさえはしんのすけを連れて俳句教室へと出かけます。しかし、中に入ってみると年寄りばかり。親子教室のはずなのに、とみさえは不審がりますが、66の息子と88の母といった感じだったわけです。戸惑うみさえですが、ようかんやお茶があるとの言葉でしんのすけは入っていきます。仕方なくみさえも中に入り、俳句教室の始まりです。先生は「赤丸添削」という人でした。俳句の世界では有名な人らしいです。俳句のイロハから教えてくれるということですが、しんのすけには理解できません。言葉の意味を勘違いしたりします。先生が五七五の例として「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」という有名な句を出します。するとしんのすけは「隣のカクはよく柿食うカクだぁー!」と叫びます。一同ずっこけます。みさえが「それを言うなら『隣の客はよく柿食う客だ』よ。俳句じゃなくて早口言葉じゃない」と言います。するとしんのすけは、「坊主がボウビュウに上手にジョーズの絵を描いた」と言います。それに対してみさえは見事に「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた」と言ってみせます。するとしんのすけ「みさえの腹は三段腹」と言います。みさえも同じように言いますが、すぐ気がついてグリグリ。そうしてやっと真面目に俳句を詠むことになります。テーマは「春」。しかしやっぱりしんのすけはいいかげんです。俳句の世界が崩れていく・・・と嘆く先生です。そして、最後にしんのすけが「さあ大変 ウンチが出るぞ 困ったな」との迷句を詠み、結局みさえが望んでいた教養はつかずじまいでした。 | 萩田寛子 | |
義野利幸 | ||
池端たかし | ||
松本朋之 | ||
しんのすけ みさえ 赤丸添削 |
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番組中に、「温泉わくわく大決戦」公開記念でおふろパズルのプレゼント告知がありました。 |