第318話 1999年 6月 4日

じいちゃんは恋のライバルだゾ ☆☆  
みさえが買い物から帰ってくると、銀の介が近いうちに遊びに来るというハガキが来ました。すると、銀の介はすでに来ていたのです。が、銀の介はひまわりに夢中です。しんのすけは黙って本を読んでいます。もうしんのすけと銀の介はベタベタした関係でなくなっただけとかわけわからんことを言っています。で、しんのすけはこの日ななこさんとデパートに行く約束があったのです。ななこさんと聞いて、クラスメイトかと思った銀の介はそのまま1日中ひまわりと遊ぶことにします。しかし、やって来たななこさんを見た銀の介はななこさんに見とれてしまい、ひまわりを置いて出ていきました。そして、銀の介は、ハンカチを忘れたと口実をつけてしんのすけに声をかけます。そしてななこさんと銀の介があいさつをして、その後銀の介は寂しそうに帰ろうとします。しかしそれは、同情を誘う年寄りの哀愁の後ろ姿攻撃だったのです。それに引っかかったななこさんは、銀の介に一緒にデパートに行きましょうと言います。しんのすけは、銀の介を帰らそうとしますが、ななこさんにしかられてしまいます。そして、デパートに着いた銀の介はななこさんと楽しくおしゃべりを続け、しんのすけのことはほとんど無視されてしまうのです。そんなわけで、しんのすけはふてくされて寝てしまいます。ずっとほったらかしにしていたから・・・と反省する銀の介とななこさんです。そして帰り道、しんのすけはななこさんに背負われているのでした。 もとひら了
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひまわり
銀の介
ななこ
じいちゃんは早起きだゾ ☆☆☆  
銀の介が来ている野原家です。早朝4時、銀の介がみさえを起こします。朝食はまだなのかということですが、みさえはもうちょっと寝かせてちょうだいとお願いします。仕方なく銀の介は、庭で大声を出したりします。そして、その声で目が覚めたりするみさえやひろし・ひまわりです。しんのすけだけは幸せそうに寝続けていますが。そしてしばらくして、ひろしもみさえも不快な目覚めをします。で、今何時かと思うのですが、目覚まし時計がありません。台所に行ってみると、銀の介が朝食を食べていて、目覚まし時計もそこにありました。で、時刻は何と8時40分、大遅刻ですね。そして夜、ひろしは会議に遅れてしまうし、遅刻した分みっちり残業となりました。みさえも銀の介の世話で大変だったようです。で、9時前ですがもう銀の介は寝ているとのことです。年寄りは寝るのも起きるのも早いってことなのですね。次の朝、今度は銀の介がしんのすけとともに家の中で暴れているのでした。外は雨だから家の中でやるしかない、といたってマイペースな銀の介です。その夜、このままじゃ生活のリズムがガタガタだからってことでひろしとみさえは手を打つことに。銀の介が寝ようとしますが、あんまり早く寝るから早く起きることになると言ったところ、銀の介はとことん夜更かしすることに決めるのでした。すると、しんのすけも巻き込んでいつまでも寝ようとしない銀の介です。しんのすけは強制的に寝かせましたが、銀の介は深夜のテレビショッピングを見ています。そして翌朝、銀の介は始発の秋田新幹線で帰っていってしまったようなのです。そして置き手紙が。近いうちにプレゼントが届く、とのことです。数日後、野原家には銀の介がテレビショッピングで注文した大量の品物が届くのでした。 もとひら了
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
銀の介
遠足の下見に行くゾ ☆☆☆  
園長と副園長が楽しみな遠足の下見に行く日だったのですが、副園長が体調不良になり、行けなくなってしましました。せっかく電車の指定席を2人分とっておいたのに、とぼやく園長です。すると、副園長の代わりに暇な上尾先生が行くことになりました。一方ネネちゃんは、園長と上尾先生が駅に歩いていくところを目撃し、愛の逃避行で、最後まで見届けなければいけない、これは使命だとか言います。が、一人で行くのは寂しいし、と思っていたらしんのすけが「止まれ」の標識の上にのっかっていました。ということで、二人で園長と上尾先生を追いかけることに。さて、電車に乗った園長と上尾先生ですが、何とも気まずいムードです。で、しばらくして園長はしんのすけとネネちゃんの姿を見かけます。で、しんのすけが「組長」とか言いますので、乗客に誤解されるのでした。すると、しんのすけが上尾先生のメガネを取り、上尾先生が悪い言葉で、園長が組長ではないことを乗客に説明します。が、ネネちゃんもしんのすけも愛の逃避行中だという誤解は解けていません。大変な目にあった園長ですが、ようやく奥かすかべ駅に到着、園長がどこかにしんのすけとネネちゃんがいることを連絡し、そして遠足のコースに行こうとしたところで雨が降り出してしまいます。そんなわけで、帰りの電車内で「来年からもう遠足の下見になんか行くもんか」と泣きながら誓う園長なのでした。 北条千夏
井硲清高
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
ネネちゃん
上尾先生
園長
副園長