第319話 1999年 6月11日

本を読むのは楽しいゾ ☆☆☆  
しんのすけが外から帰ってくると、みさえがひまわりに桃太郎の絵本を読んでいました。やがてひまわりは寝てしまいます。やっとこれでみさえも寝られると思ったのですが、しんのすけが金太郎の絵本を持って来るのです。みさえは昼寝したいのでしたが、しんのすけが音楽を聴きながら寂しそうにするので、仕方なく1冊だけ読んであげることに。するとしんのすけは800ページもある分厚い本や、薄っぺらいけど小さな字でぎっしりと書いてある本とか、「夜の銀ギツネ暗黒街を行く」「ケツ穴太郎対玉袋さおの助」とか、普通でない本ばかりなのです。と言うことで、「ふつう太郎のふつうの大冒険」を読むことに。しかし、みさえはさっさと読んで終わらそうとしましたが、ちゃんと感情を込めて、おじいさんはおじいさんらしく、おばあさんはおばあさんらしく読んでくれと要求するしんのすけです。で、結局話は盛り上がりも何もないわけで、イライラがつのるみさえなのです。こんな絵本じゃ夢がなさすぎると言うみさえですが、いつの間にかしんのすけは夢の中にいます。ともかくこれでやっと昼寝できると喜んだみさえでしたが、ひまわりがウンチしてしまい、今日は昼寝できなかったみさえなのです。しんのすけとひまわりはビデオを見ていましたが、そろそろ寝なさいと言うと、しんのすけもひまわりも絵本を出してくるのでした。仕方ないのでみさえは両方の本を交互に読んでいくことになってしまいます。 中弘子
ムトウユージ
ムトウユージ
針金屋英郎
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
風間くんのオシャレにつき合うゾ ☆☆☆  
風間君がいつもなら風間ママと一緒に行くのですが、この日は一人だけで美容院に行くことに。実は風間君にはお気に入りの店員(かおり)がいて、今日もいるのかどうかと思います。そして店を見ると、かおりさんもちゃんといました。すると、何とそこにしんのすけが。そして風間君は頭を洗ってもらいますが、しんのすけのせいで集中できない風間君です。さて、しばらくして美容院のチーフらしき人が来ます。すぐ近くに美容院ができてしまい、客が減ってしまって困っているようなのです。そこでしんのすけに、みさえにこの店を紹介するように言います。そして、ここはエビで鯛を釣るってことで、サービスとしてしんのすけにシャンプーをしてあげることにしました。すると、しんのすけはかおりさんにしてもらいたいと言います。で、しんのすけがかおりさんにシャンプーしてもらうことに。風間君はチーフ?に髪を切ってもらいます。が、しんのすけのことが気になってしかたない風間君です。そして、しんのすけが風間君のまずいことを言いかけて、思わず動いてしまった風間君は、そのはずみで前髪の半分くらいを切られてしまうのでした。 翁妙子
義野利幸
ムトウユージ
大塚正実
しんのすけ
風間君
かおり
スペースシャトルに乗るゾ ☆☆☆☆ げんこつ
しんのすけがみさえに、ハガキを書いてもらうようにお願いしています。何事かということですが、どうやらカメコーラという飲み物の缶についているシールを10枚集めたらスペースシャトルの旅が当たるとのことで、すでにしんのすけはシールを10枚集めたようなのです。それを聞いたひろしは、どうしても宇宙に行きたいというしんのすけの姿勢に感激し、ハガキを書いてあげることに。ということで、しんのすけは訓練をすることに。ひろしもつきあわされます。で、宇宙に行くための訓練と言えば、グルグル、Gに耐えるための訓練で、ひろしがしんのすけを持ってグルグル回るのです。すると、ひろしは気持ち悪くなってしまいます。そして、いよいよ打ち上げですが、その時はその時で、ひろしはコントロールセンターの人になり、打ち上げのリアルな訓練を始めるのでした。すると今度は無重力状態の訓練ってことで、ひろしはしんのすけをロープにくくりつけ、それを脚立に吊して揺らす、そんな訓練をします。しかし、ひろしがむちゃくちゃ痛い目にあったりするのです。さて、しんのすけはおやつを食べに台所に行きました。その頃、ひろしも宇宙へのあこがれが出てきて、ロープでぶら下がるのでした。しかし、ロープが切れてしまい、また痛い目に遭うひろしなのでした。 小松崎康弘
ムトウユージ
ムトウユージ
大森孝敏
しんのすけ
みさえ
ひろし