第324話 1999年 7月16日

カスカベ防衛隊をやめちゃうゾ ☆☆☆  
いつものように、防衛隊の5人が公園に集まっています。そして今日の任務は、公園をきれいにするというのを風間君が提案しますが、みんなは地味だということで賛成しません。で、とりあえず秘密基地で会議をすることに。風間君は現実的な活動が防衛隊の任務だと思っていたらしいのですが、ネネちゃんによればもっと防衛隊の名前通り、泥棒から町を守るとか、そういう任務がいいと言います。で、風間君とネネちゃんは対立し、ネネちゃんは風間君と別れ、しんのすけと2人だけでかすかべ防衛隊を続けていくと言い出しました。負けじと風間君も防衛隊をやめ、マサオ君やボーちゃんとともに「元祖かすかべ防衛隊」を結成しようと言い出します。しかし、ボーちゃんは一人で「新かすかべ防衛隊」を作ると言いました。しんのすけは「続かすかべ防衛隊、ハワイの海は水着のおねいさんだらけ編」を作ると言い出します(笑)。マサオ君も、みんなが独立するんだからってことで自分も独立し、「かすかべ防衛隊2」を作ると言ってしまいます。ということで、ネネちゃんが「本家かすかべ防衛隊」の基地なんだからみんなは出ていってと言うのです。でもみんながよしなが先生の部屋は自分の秘密基地だと主張し、結局全員の基地ということになりました。そして、みんなは新聞紙を丸めて部屋を区切り、それぞれの陣地を作ってしまいました。次に管理人の所属でもめてしまいます。で、よしなが先生は「みんな仲良くしなきゃ誰の管理人にもなりません」と言うと、しんのすけは「みんなの管理人にしよう」と言いました。そしてみんなは帰りましたが、よしなが先生の部屋には新聞紙の残骸が残っているのでした。 阪口和久
ムトウユージ
ムトウユージ
堤規至
しんのすけ
防衛隊隊員
よしなが先生
防衛隊の陣とり争いだゾ ☆☆☆  
Aパートの翌日の話です。幼稚園でもまだ対立は続いています。「潜入昼間の嫁は恋してる編」と名前が変わっている隊もあるみたいですが(笑)。みんな紙と棒で好きな物を作るってことになったのですが、他の人の机に入り込んだりするのが許せずにクレヨンで境界線を作ったりします。で、紙と棒でみんなが作った物はそれぞれの防衛隊の旗でした。ということでまたよしなが先生の部屋で陣取りごっこを繰り広げるのでした。すると電話が。電話はネネちゃんの陣地にあって、よしなが先生が電話に出ようとすると、まずしんのすけの陣地に入るってことになり、そうなったらしんのすけの味方になるということで、陣地に入れません。その電話は石坂さんからのものだったのですが、ネネちゃんは「今先生は外国に行ってます」と言って切ってしまいました。そして、マサオ君の陣地内にはテレビがありましたが、ネネちゃんが見たい番組があり、叫びます。が、マサオ君は無視します。するとネネちゃんが境界線を動かしてしまいます。それを見ていた風間君が「もし僕にテレビを見せてくれたら助けてあげる」と言います。それにマサオ君も乗ります。しかし、しんのすけが自分の陣地内にある冷蔵庫からジュースを出し、見たいテレビを言いました。マサオ君はジュースを飲みたいので、しんのすけの見たい番組にしようとします。すると風間君が怒り、ネネちゃんと一緒にマサオ君の陣地を狭めてしまいました。で、しんのすけが風間君やネネちゃんを攻めます。するとネネちゃんが「私を助けてくれたらマサオ君の陣地をせめて好きな番組を見せてあげる」と言い、結局ネネちゃんとしんのすけは並んでジュースを飲みながらテレビを見ますが、実際にはネネちゃんが好きな番組を見るのでした。すると、しんのすけは敵対していたはずのマサオ君や風間君と同盟を結ぶのです。やがて、みんながトイレに行きたがります。するとトイレはボーちゃんの陣地内にあり、ボーちゃんは「みんな仲良くする、いい」と言って、みんなは仲直りしたのでした。ホッとするよしなが先生でしたが、みんなが帰った後のよしなが先生にはまだ残骸の片づけという仕事が残っていたのでした。 阪口和久
ムトウユージ
ムトウユージ
小川博司
しんのすけ
防衛隊隊員
よしなが先生
スピーチで悩む父ちゃんだゾ ☆☆☆ げんこつ
ひろしが何かを探しています。ひろしは明日課長の娘の結婚式のスピーチを頼まれたので、本を参考にして書こうとして本を探していたのです。そして本を見つけて原稿に書き始めますが、しんのすけが関係ないことをしゃべるのでついつられてひろしも変な文章を書いてしまいます。この際、スケールの大きなものにしようかと考えますが、しんのすけが絵本を読みつつ「切れた」「割れた」と言ってしまいます。結婚式ではそんな言葉は縁起が悪いので困りますね。さて、みさえにも相談しますがなかなかまとまりません。どうせなら実際に我が家に花嫁がいるつもりで書いてみたら、ということでみさえが花嫁のつもりになろうとしますが、ひろしは「もうちょっと若いほうが・・・」と言います。するとしんのすけがみさえのシルクのブラウスを着て登場し、げんこつを食らいます。やっぱり花嫁はひまわりがいいということになりますが、花嫁姿のひまわりを見て、ひろしはイメージがわかずに泣いてしまいます。「ついこの間まで赤ん坊だと思っていたのに、もう離れていくんだ・・・」と嘆き、過去の思い出を振り返るひろしです。そこで「一緒にお風呂に入ったのも遠い昔」とひろしが言うと、「昔境の隣は東小金井」と突っ込みを入れるしんのすけです。それに対してみさえは「昔じゃなくて武蔵境でしょ。んなローカルネタわかるか」と言います。ちなみに武蔵境・東小金井はJR中央本線の駅で、ともに東京都にあります。で、みさえがひらめきました。父親の心境をスピーチに織り込めばいいと提案します。するとひろしも、書けそうな気がしてきました。そして当日、ひろしはうまくスピーチもまとまりました。しかし、ひろしが礼服に着替えようとスピーチの原稿から離れたすきにひまわりがいたずらし、破いてしまうのでした。しんのすけが修復しますが、まったくバラバラにテープでくっつけただけでした。そんなわけで式場にてその惨状を見たひろしは、思わず「ビリビリに破けちゃってます」と言ってしまい、真っ青になってしまうのでした。 萩田寛子
義野利幸
ムトウユージ
門脇孝一
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり