第328話 1999年 8月13日

オープニングテーマ前に、しんのすけがちょっと怖い話をします。そんなわけで、今日は怖い話特集です。
父ちゃんの怖い話だゾ ☆☆  
みさえが居間でテレビを見ている頃、ひろしは寝室を暗くして、ろうそくをつけてしんのすけ・ひまわりに怖い話を始めます。「昔々あるところに、双葉村という村があって、村人は野菜を作って町に売りに行っていたのですが、町に行く途中にはどすこい峠という場所があり、そこには怖い魔物(みさえのような雷おばば)がいるのです。そして、ひろ作という村人がどすこい峠で野菜を取られてしまいました・・・」。そんなわけで、話をしているひろしが泣き出してしまったりします。で、話の続きです。「ひろ作は仕方なく村に帰ろうとしたら、紅白の饅頭が落ちていました。すると、その饅頭はしんのすけ・ひまわりのような小さな人間でした。聞けばどすこい峠を越えるということで、ひろ作は止めました。しかしひまわり饅頭が何が何でも前進あるのみってことで進んでいきます。そして、魔物に会うのでした。しかししんのすけ饅頭とひまわり饅頭はちょこまか動き、雷おばばはなかなか饅頭兄妹をやっつけられません。すると雷おばばは、木を倒して道をふさいでしまいました。追いつめられた饅頭兄妹は自分たちの体をちぎって丸めて投げつけました。当たってもちっとも痛くないのですが、たまたま口に入った饅頭がおいしくて、雷おばばはたくさん饅頭を食べてしまい、あっという間に体脂肪率120%、くびれなし三段腹おばばになってしまいました。それ以来、どすこい峠を越えるときにはみんな饅頭を持って行ったそうな、めでたしめでたし」ということでひろしは笑っていますが、隣にはみさえがいつの間にかやって来ていて、体脂肪120%くびれなし三段腹という言葉でひろしはずたずたにされてしまうのでした。それを見ていたしんのすけとひまわりは、やっぱり怖い話なんだと震えるのでした。 萩田寛子
水島努
水島努
針金屋英郎
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
本当に怖い呪いの人形の話だゾ ☆☆ げんこつ
どこかの劇場でマサオ君が「18世紀ヨーロッパ、とある国のとある貴族が我が子の誕生記念に人形を買いました。その人形はジャークと名付けられましたが、ジャークが来てからというもの、その家には不幸が続き、ついに火事になり、何もかもが焼け落ちてしまいました。が、ジャークだけは焼け残り、笑みを浮かべていました。そしてその後ジャークはいろいろな家にもらわれたりしましたが、ジャークが行った家では必ず不幸が訪れたとのことです」というような話をして、泣き出してしまいます。そこにサブサブタイトル(?)「呪いの人形ジャーク伝説だゾ」と表示され、マサオ君は逃げ出してしまいます。ある月夜、酔っぱらったひろしが家路についていると、ゴミ捨て場にあった人形を拾うひろしでした。ひまわりのおみやげにしようと持って帰ります。で、ひろしは人形をみさえに見せ、「知り合いにもらった」とごまかします。そしてみんなが寝静まった頃、その人形が動き始めます。そう、その人形こそジャークだったのです。呪いで野原一家皆殺しを企むジャークです。まずは誰かに痛い目にあってもらおうと、、廊下に画鋲をばらまくジャークです。待つこと数時間、しんのすけがおしっこと言い、廊下にやってきました。しかし、なぜかしんのすけは三輪車に乗っています。そしてジャークを見つけたしんのすけは、ジャークをケツだけ星人の格好にさせたりします。三輪車を家の中に乗り入れたからということで、そこにみさえがげんこつです。そして、怒るジャークなのです。やがて朝になります。ジャークはひろしやみさえに呪いをかけて、二人とも顔色が悪くなってしまい、殺戮とした雰囲気になります。しかしその雰囲気を打ち破ったのはひまわりでした。が、ひまわりがジャークのことを気に入ってしまいます。ジャークのことを気に入った人間は、ジャークの思い通りに操れるってことで笑うジャークです。が、ひまわりはジャークを乱暴に扱うのです。さて、ジャークはひまわりに命令を出します。ジャークはひまわりに、まっすぐ歩いて庭に落ちろと命令します。が、しんのすけがひまわりの向きを変え、ひまわりはジャークを踏みつけて歩いていってしまいます。その後、ジャークの頭上に影が。しんのすけが股間を見せていたのです(笑)。そして、しんのすけはジャークをアクション仮面の悪役にしようと考え、ハサミを持ってきてバーコード頭のアンジェラ小梅カットにしてしまいました。さらに顔にはヒゲを描き、衣装も変えてしまい、ジャークはただのおっさん人形と化してしまいました。ついに本気で怒ったジャークは、皆殺しボンバーを発動しようとしますが、しんのすけはアクション仮面ごっこでジャークを吹っ飛ばしてしまいます。吹っ飛ばされたジャークはあるところに突っ込みます。それは、ひまわりのうんちおむつでした。そんなわけで、人形は捨てることになりました。それから別の夜、今度は戸津加が近くを歩いていましたが、もはや汚いジャークの姿に戸津加は拾おうとはしませんでした。ということで、その後ジャーク伝説はすっかり消えてしまいました。 萩田寛子
水島努
水島努
末吉裕一郎
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
シロ
マサオ君
戸津加
なな子おねいさんとおばけ屋敷だゾ ☆☆  
夕方、しんのすけはゴロゴロしています。お風呂に入りなさいと言うみさえですが、しんのすけは入りたがりません。でももう4日も入っていないということで、みさえが強制的に服を脱がせます。するとそこに電話が。ななこさんからでした。しんのすけを連れて夏祭りに行きたいということらしいのです。それを聞いたしんのすけは、もちろん行くってことで素早くお風呂に入るのでした。そして夜になり、ななこさんが迎えに来ました。さらにそこには神田鳥も来ています。で、みんな浴衣姿です。そしておばけ屋敷に入ろうと言い出す神田鳥です。ななこさんは怖がっています。するとしんのすけが、怖がるななこさんが抱きついてきたりしたら・・・と想像し、おばけ屋敷に入ることに。しばらくすると、なま暖かい風が。そして、3人の目の前に骸骨が現れました。驚いた神田鳥は骸骨を破壊してしまい、バラバラになった骨が骸骨を出させていた係員を直撃してしまいます。今度は恐怖のあまり、出てきた係員にプロレス技をかけてしまいます。そして、その様子を見ていた別のおばけに扮した係員が、だらしねえなぁとか言いつつ3人の前に現れますが、神田鳥の顔が怖く、すぐに引っ込んでしまいました。ということで、手強そうだと警戒する他のおばけに扮した係員が相談しています。でも出ていかないと商売にならないし・・・。すると、橋の上にまたおばけがいます。泣いている女の子のおばけです(名前は何て言ったっけ?)。しんのすけが勇敢におばけに向かっていきます。で、おばけに向かってしんのすけがケツだけ星人でグルグル回る技を見せます。しかししんのすけは目を回してしまい、神田鳥に向かってよろけてしまい、押された神田鳥は木の枝がお尻に刺さり、痛みが走った神田鳥は叫び、つばがおばけに飛び散ります。するとおばけは思わず足を踏み外し、橋から落ちてしまいます。そのすきに橋を渡る3人です。その様子を見ていた係員ですが、そこにトイレに行っていたという女の子のおばけに扮した係員が帰ってきます。と言うことは・・・そこにいたのは何と本物のおばけだったのです。 萩田寛子
義野利幸
水島努
橋本とよ子
しんのすけ
みさえ
ななこ
神田鳥