第333話　1999年 9月17日

ひまわりと絶交だゾ	☆☆☆
アクションデパートに来たしんのすけは、新発売の「アクション仮面秘密基地組立キット」を見つけます。みさえは藤原紀香でごまかそうとしますが失敗します。でもみさえは無視して行こうとしますが、しんのすけはひろしにみさえの弱みを話そうとか言い、買わせてしまいます。そして組立終了です。が、ひまわりには壊すといけないから触らせません。しんのすけは買い物に行きました。そのすきに、ひまわりは掃除機を使って棚の上に乗せてあった秘密基地を落としますが、その衝撃で秘密基地はバラバラになってしまいます。ひまわりはとっさに秘密基地を座布団の下に隠し、その上で寝たふりです。やがてしんのすけが帰ってきて、秘密基地がないことに気がつくのでした。しばらく部屋を見渡して、座布団からわずかにはみ出した秘密基地の部品を見つけ、そして惨状を知ることとなり、ひまわりを怒鳴りつけるのです。そして、「今日限りひまわりとは絶交する！」と言い残し、しんのすけは外に出ていってしまいます。すると、外で新製品の梅干しアイスの宣伝をしているおねいさんに会いました。さっぱり売れないから、何とか売る手伝いをしてとお願いされたしんのすけは引き受けたのです。さて、野原家では秘密基地はみさえが組み立て直しました。ひまわりは玄関に座り込んでしんのすけの帰りを待っていたのですが、みさえがひまわりを連れてしんのすけを外に探しに行きました。と、しんのすけはアイスをもらって喜んで家に帰ろうとしていたところでした。あっけにとられるみさえとひまわりです。そして、しんのすけはひまわりにもアイスを食べさせていましたが、いつの間にかひまわりがアイスを取ってしまい、全部なめてしまいました。ということでしんのすけは再び「絶交だぁー！」と叫ぶのでした。		翁妙子
		義野利幸
		横山広行
		林静香
		しんのすけみさえひまわり
名犬シロの入隊訓練をするゾ	☆☆☆
いつものように防衛隊のメンバーが公園に集まります。が、今日はシロの散歩を頼まれていて、シロを連れたしんのすけなのでした。が、特にやることはないようです。そこで、せっかくだからシロのかすかべ防衛隊入隊式はどうかとマサオ君が提案します。が、何か特技がないと、と慎重な風間君です。でもシロの得意技はわたあめとかたくさんあります。でも、落とし物のにおいをかいで落とし主を捜すとかじゃないとダメみたい。ということで、今日はシロの特訓をしようということになりました。シロを警察犬みたいにするとか災害救助犬みたいにするとかみんないろいろと言います。で、最初の訓練として、マサオ君の靴の匂いをかいで、そして隠した靴を探し出すというものでした。シロはすぐにマサオ君の靴をかぎ分けたのですが、その時川でおぼれている子猫を見つけました。そこでシロは、マサオ君の靴を投げてそれにつかまらせて子猫を助け出しました。しかしマサオ君の靴はそのまま川を流れていってしまいます。そこでシロは町に出ます。すると、ちょうどある家に入ろうとしていた泥棒を見つけました。シロが吠えると泥棒は驚いて塀から落ちてしまいました。そして泥棒の靴を取ってみんなの元に戻っていくシロです。ちょうど泥棒が履いていた靴がマサオ君のものと色が同じだったのですが、当然ながらサイズが全然違います。さて次はネネちゃんがアイスを買おうとしていて昨日落とした50円玉を探すという訓練です。シロが町に出ると、なかなか道を渡れないでいる老女がいました。シロは吠えて車を止め、老女を渡らせてあげたのです。すると老女はお礼としてシロに何か持たせました。その中身はせんべいでした。すると何やら凶暴な犬が公園にやってきました。みんな逃げますが、靴が合っていないマサオ君が転んでしまいます。するとシロが凶暴な犬の気を引き、そしてその犬をグルグル回る遊具に誘い込み、そしてその犬の首輪をくわえてグルグルと回り出しました。その犬は目を回してしまいます。ということで、しっかり助けてくれたから防衛隊入隊は合格かなということでしたが、マサオ君の靴の件があったために合格とはならず、今度再試験と言うことになりました。		もとひら了
		義野利幸
		横山広行
		原勝徳
		しんのすけみさえシロ防衛隊隊員
台風みさえは大荒れだゾ	☆☆☆☆	げんこつ
いきなり「アクション天気予報」でアクション仮面が登場します。が、アクション仮面は大ボケをかました後に強風の中で凧にくっついて空を飛ぶというお子様がまねすると大変危険なことをしたりします。ともかく、台風が接近中で風が強くなってきました。と、しんのすけがいません。しんのすけは傘を広げて庭で遊んでいました。危ないからってことで家の中に入れさせます。その時雨が降ってきました。2階のベランダに洗濯物を干したままなので、みさえはしんのすけを連れて2階に上がっていきます。その頃ひまわりは居間で楽しそうに遊んでいたのですが、雨が降っている様子に興味を持ち、窓を開けて雨で遊び始めました。そんなことになっているとは知らないみさえは2階の窓を開け、洗濯物を次々に中に取り込んでいきます。が、高かったという黒いブラジャーを飛ばしてしまいました。気落ちして1階に降り、そしてひまわりのことに気がつきます。ひまわりもカーペットもびしょぬれになってしまっていて、みさえはしんのすけにカーペットを拭くように言いますが、しんのすけは口で息を吹きました。みさえは怒鳴ります。そしてやっとしんのすけはタオルで拭きますが、濡れたタオルで拭いたのでまた怒鳴り、そしてげんこつです。一方、会社からの帰り道のひろしですが、嵐の中で苦しんでいたらブラジャーが飛んできました。が、こんなのしてても意味ないじゃーん、ということでそのまま捨てて帰りました。そして家に着いて、みさえにそのことを話します。するとみさえはそれをどうしたのかとひろしに聞きましたが、「捨てたさ。洗濯物を飛ばしちまったんだろうなぁ。それにしてもあんな山のないブラジャーしてても意味ないじゃーん」と笑いながら言うのです。その結果、みさえは激怒となりましたとさ。		小松崎康弘
		横山広行
		横山広行
		末吉裕一郎
		しんのすけみさえひろしひまわりアクション仮面ミミ子