第334話 1999年 9月24日
父ちゃんの休日はくつろがないゾ | ☆☆☆ | |
ひろしが帰り道妙にうれしそうです。一方、みさえは365日同じことの繰り返し、たまには主婦にも休みが欲しいと嘆いています。そして夜になります。ひろしがうれしそうなのは、有給休暇を取っていたからです。が、それを知ったみさえはその休暇をもらうと言い出しました。前にこづかいの前借りをしたのでその借りを返してもらうってことです。しかも、明日はしんのすけが親子で草むしり大会の代休だというのです。そんなわけで次の朝、みさえは早朝から化粧して出かけるのです。おケイとホテルでモーニングバイキングを食べる約束をしたそうなのです。しんのすけやひまわりが起きないようにそっと出かけようとしたみさえでしたが、間違ってテレビをつけてしまい、さらに慌てて音量を上げてしまったために二人とも起きてしまいます。ということで、ひろしが朝食を作ることになります。ひまわりのミルクを作ったのですが、飲みたがりません。ということで、ひろしはタッキーのお面をかぶって、服も着替えることによってやっと飲ませることができたのです。と、そこに来客が。防衛隊のみんなが来たのですが、しんのすけはみんなを庭に案内したためにひろしの姿が丸見えに。みんな一瞬驚きますが、それはさておきしんのすけは早朝サッカーの約束をしていたから、みんなが迎えに来ていたのでした。ということで、しんのすけたちはそのまま出かけていきました。しかもひまわりはいつの間にか寝ています。ってことは、有給休暇が戻ってきたとひろしは喜びます。が、しんのすけはまだ朝食を食べていないってことで帰ってきます。ということでひろしは朝食を作り、そしてついにひと月前から楽しみにしていた有給休暇が戻ってきた!と思ったひろしだったのですが、ちょうどそこで雨が降ってきて、ひろしはみんなのリアルおままごとに巻き込まれてしまいます。さらにひまわりも起きてしまうのでした。 | 萩田寛子 | |
浜名孝行 | ||
浜名孝行 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり 防衛隊隊員 |
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ひまわりの一日幼稚園だゾ | ☆☆☆ | |
いつものようにしんのすけはバスに乗り遅れ、みさえが自転車で連れていきました。そして園長にあいさつしたみさえですが、帰ろうとしてめまいがし、よろけました。そう言えば顔色も良くないってことで、無理せずに病院に行くように勧めます。その間ひまわりは園長が預かることになりました。園長がひまわりをベビーベッドに入れてあやしますが、ひまわりは園長のサングラスが光っているのが気になっています。やがて電話がかかってきて、園長が電話に出たすきにひまわりはベビーベッドから抜け出し、ひまわり組の教室に行ってしまいました。そして園長が職員室に連れ戻します。おんぶしてないといけないかと思いますが、おんぶするためのものを探しているうちにまたひまわりは逃走し、今度は積み木をしていたさくら組に乱入し、さくら組は大混乱となります。さらにひまわりは逃走し、園長で完全に遊んでしまいます。やがてひまわりは泣き出してしまいます。するとしんのすけが、ディカプリオのお面をして登場します。それでやっと機嫌を直すひまわりでした。で、また職員室のベビーベッドに戻し、子守歌を歌ってひまわりを寝かしつけようとしていた園長ですが、いつの間にか園長が寝てしまい、気がついたときにはひまわりの姿はありません。そればかりか園長のサングラスがなくなっています。幼稚園の園長失格だと嘆く園長ですが、しんのすけが園長を呼びます。ひまわりはロッカーで寝ていたのです。そして、その顔には園長のサングラスがあったのでした。「それにしても、これは将来ふたば幼稚園最強の問題児となりそうだなぁ」とため息をつく園長なのでした。 | もとひら了 | |
井硲清高 | ||
浜名孝行 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひまわり 防衛隊隊員 よしなが先生 まつざか先生 上尾先生 園長 |
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鈴虫の声で風流するゾ | ☆☆☆ | |
満月の夜、ひろしは「そこはかとなく、もののあわれを感じる」と言ったのですが、それを聞いたしんのすけは「そこのお墓は、もののけが現れる感じよな」と言いました。5歳児にもののあわれをわかれって言ったって無理だということなのですね。とりあえずひろしが説明しますが、やっぱりしんのすけはよくわからないようです。さらに風流という言葉の意味も聞いてきました。ひろしが「ススキが風に揺れ、鈴虫がリーンリーンと鳴く・・・」と言うと、しんのすけは「鈴虫の鳴き声を聞いてみたい」と言うのでした。まだ聞いたことがないようです。ひろしは意外がりますが、町中だし聞いたことないのも無理はないですよね。そして次の日、しんのすけはマサオ君に会いました。マサオ君はおじさんに鈴虫をたくさんもらったからってことで、しんのすけにも分けてくれたのです。風流の元だってことでしんのすけは喜んで家に帰ります。マーガレットにメアリーにジェームズにゴンザエモンという名前までつけています。すると、みさえががっかりします。スーパーで半額で売っていたからてことでみさえも買ってきていたのです。さらに夜、何とひろしまで鈴虫を買ってきていたのです。が、ひまわりが鈴虫の箱を乱暴に扱ったり箱に手を伸ばしたりと大騒ぎです。とりあえずひまわりの手の届かない場所に箱を置き、鳴くのを待ちますが、いっこうに鳴きません。やがて寝る時間になります。すると、鈴虫がようやく鳴き始めました。その音にみんな起きて、静かにその鳴き声を聞いて風流を味わっていました。が、今度はいつまでも鳴き続けていて眠れなくなってしまいました。そんなわけで、結局鈴虫は部屋の外に追い出されてしまい、最後にはシロが風流な気持ちに浸るのでした。 | 翁妙子 | |
浜名孝行 | ||
浜名孝行 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり シロ マサオ君 |