第338話 1999年11月 5日
母ちゃんのバリウム体験だゾ | ☆☆☆☆ | |
みさえが市の健康診断で何気なく「最近時々胃の調子が気になる」と言ったら、バリウムを飲んで検査しようということになってしまったのです。そんなわけでみさえは落ち込んでいます。でもひろしはうれしそうです。みさえはバリウム初体験で、ひろしからバリウムがどんな物か教えてもらいます。「真っ白くてドロドロしていてイチゴやバナナの甘い味がして、炭酸水もたっぷり飲ませてくれる」とひろしが言うと、しんのすけはヨーグルトパフェのような物とサイダーを想像してうらやましがるのです。さらに、翌朝真っ白いウンチが出ると聞いて興味を持ち、しんのすけも飲みたがるのです。そして翌朝、ひろしの食事はパンだけです。みさえが何も食べたり飲んだりしてはいけないと言われているために、自分が食べられないのに朝からちゃんとした食事を作る気になれないってことでトーストと牛乳だけとなりました。しんのすけは、食事を我慢するほどバリウムがおいしい物なのかと思っています。とにかく、今日はしんのすけを幼稚園に送ってやれないからということで、早く食べさせます。で、バスが来る前にしんのすけを家の前に置いてみさえは病院へ向かいました。しかし、病院にはいつの間にかしんのすけが来ているのです。当然驚くみさえなわけで、結局幼稚園は欠席ということとなってしまいます。で、しんのすけとひまわりは看護婦に連れられて別室に行きます。が、看護婦がひまわりに気を取られているすきにしんのすけは逃走します。その頃、みさえは炭酸水を飲んでいるところでした。そして、いよいよバリウムと対面するみさえです。おそるおそる飲もうとするみさえですが、そこにしんのすけが乱入してきて、飲みたがります。そこでみさえは一息にバリウムを飲みきってしまいました。一息で飲みきったのを見て、医者も看護婦も大変に驚くのでした。さて、いよいよ検査開始です。回転するベッドに乗せられるみさえですが、しんのすけはあんな面白い物に一人で乗ってとまたうらやましがっています。すると、しんのすけが医者に息を吹きかけ、その結果医者はベッドをめちゃくちゃに動かしてしまい、みさは酔ってしまいます。結局のところ検査結果は「異常なし」となりました。 | もとひら了 | |
義野利幸 | ||
横山広行 | ||
松下佳弘 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり |
||
マリーちゃんの撮影を見学だゾ | ☆☆☆ | |
近くの公園でマリーちゃんの撮影をしています。そこには風間君がカメラと色紙を持って来ています。インターネットで情報を得ていたらしいです。そこにマリーちゃんたちが到着します。すると、そこにしんのすけの声が。しんのすけも撮影現場に来ていたのです。そこで風間君はしんのすけに気づかれないように場所を変えますが、すぐに見つかってしまいます。しんのすけは散歩していて撮影をやるということを知ったようです。風間君はしんのすけにはマリーちゃんファンだと知られるわけにもいかず、マリーちゃんの撮影だったのかととぼけます。しんのすけにカメラのことを言われると、風間君は野草撮影に来たとごまかします。そして、色紙とペンは何かと聞くと、野草の美しさを俳句にしようと思って、と言い訳します。そしていよいよ撮影開始です。風間君は真剣に見つめています。するとしんのすけがまたからんでくるわけで、思わず風間君は「マリーちゃんなんて興味ない」と言ってしまいます。周りの撮影スタッフやマリーちゃんファンから白い目で見られる風間君は必死に謝ります。そして、ADがカウントダウンします。「5,4,3,・・・」するとしんのすけが「2,1!」と叫んでしまいます。というわけでカット、ADは監督に怒られてしまいます。しんのすけは、数を忘れたみたいだから親切に教えてあげたと言いますが、声を出しちゃいけないところだから言わなかっただけなのですね。風間君が代わりに謝ります。そして撮影再開です。セインの声が流れますが、またしんのすけが叫びます。当然カットとなり、またADは監督に怒られるのでした。今度は何事かと思ったら、セインの声がテレビと全然違うとのことなのです。でもこれはタイミングを合わすために他の人が言っているだけということなのです。そして撮影が進みますが、マリーちゃんが「一寸」を「いっすん」と読んでカットとなります。ちなみに正解は「ちょっと」です。その後監督がマリーちゃんにいろいろと指示をします。それを見て風間君は機嫌が悪くなったりします。さて、いよいよマリーちゃんとシーラが向かい合いますが、その時しんのすけが風間君のカメラのシャッターを切るのです。その後しんのすけはさらにシーラに近づいていきます。カメラは風間君の首にかかったままなので風間君も引っ張られます。そんなわけでまたまたカットとなります。で、この公園で許可された撮影時間がもう過ぎてしまい、撤収となります。そしてサイン回が始まるわけで、しんのすけは風間君の色紙を奪ってシーラに向かっていきます。仕方なく風間君はマリーちゃんの写真を撮ろうとします。が、しんのすけが無駄に撮ってしまったためにフィルム切れになってしまい、撮れませんでした。こうなったら握手だけでも、と思う風間君ですが、その頃にはすでに誰もいなくなっていました・・・。 | 小松崎康弘 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
高倉佳彦 | ||
しんのすけ 風間君 マリーちゃん セイン シーラ ナオキ ミカ |
||
オラ流本格ギョーザの作り方だゾ | ☆☆☆☆ | げんこつ |
テレビで、簡単にできるギョーザの作り方が紹介されていました。みさえも思ったより簡単そうだからってことで、早速作ってみることにします。まずは皮の生地作りからです。生地はでき、寝かせます。しかし、寝かせている途中でしんのすけが生地に手を出し、遊んでしまいます。そこにみさえがやって来て、げんこつとなります。そして、いよいよ皮を作る行程に入ります。打ち粉をして生地をのばします。しんのすけも手伝いたがるのでみさえは手伝わせますが、しんのすけは生地を細長くのばして「尺取り虫」「はちまき」など遊んでしまい、またげんこつとなります。そして、小さく切った生地を丸くしますが、みさえがやってみると穴だらけ、しかも形はいびつというものでした。しんのすけがやってみると、これが見事にきれいな皮ができたのでした。結局、しんのすけが食べる分は自分で作ることになりました。そして中身を入れます。が、みさえが用意していた分の皮をひまわりがいたずらしてしまい、全部くっついてしまうのでした。そして夜になります。しんのすけは自分で作ったギョーザをひろしに見せていますが、一つ一つに女の子の名前までつけているのです。で、ひろしが食べようとしますが、これはしんのすけの分だってことでひろしは食べさせてくれません。ひろしにはみさえから出されますが、出てきたのは「オムギョーザ」すなわちギョーザの具を卵で包んだものです。ひろしは一つだけ分けてくれとしんのすけに頼むと、しんのすけは中身がはみ出た物をくれるのでした。ちなみに名前は「みさえ」でした。そしてひろしはオムギョーザを食べるのですが、オムギョーザの味は・・・? | 翁妙子 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
末吉裕一郎 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり シロ |