第341話 1999年11月26日

また少しオープニング前に話が。幼稚園の職員室で悩むよしなが先生および園長と、一方であいちゃんを出迎えるマサオ君ら3人と木陰からにらむネネちゃんの構図です。
あいちゃんの人気はすさまじいゾ  
ネネちゃんがしんのすけに重大決心をしたことを(無理矢理)伝えます。その決心とは、ネネちゃんが精神的に大人になり、マサオ君たちのようなことは無視するということです。そして、ネネちゃんは黙って木陰で本でも読んでいると、マサオ君たちがネネちゃんの大人っぷりに見とれて魅力を感じるようになる、と読んでいるのです。早速実行に移すネネちゃんですが、風間君が近くを通り過ぎるも完全無視です。そこでネネちゃんは、絶対振り向かせてやると迫りますが、風間君は今英語の勉強で忙しいからってことでやっぱりネネちゃんのことは気にとめません。ところが、あいちゃんが風間君に声をかけたら、風間君は忙しくないから一緒に遊ぼうとあいちゃんについて行ってしまうのでした。ネネちゃんは「お前なんか風間じゃなくてぶざまだー!」と叫びます。風間君とあいちゃんは楽しく話をしています。すると、そこにマサオ君がやってきました。そして、あいちゃんにテレカのコレクションを披露するのです。と、何やら異様な匂いが。何とボーちゃんがオーデコロンをつけているのです。その匂いにあいちゃんも気づきます。で、ボーちゃんは鼻水でハートマークを作り、そのほかにもいろいろな芸を披露するのです。さて、園庭ではばら組のチータがサッカーボールでリフティングをしていました。あいちゃんがチータに「まあ、素敵」と言ったら、チータまでもがあいちゃんの恋のとりことなってしまいました。で、チータのリフティング術に見とれるあいちゃんを見て、マサオ君たち3人は怒っています。そこにネネちゃんが声をかけます。「あんたたいはいいように使われていただけ。気分を入れ替えてネネとおままごとでもしましょう」と言いますが、その頃マサオ君たち3人もあいちゃんの周りに集まっていました。ということでネネちゃんはウサギのぬいぐるみをどつきまわし、「酢乙女あい、今に見てなさい」とつぶやいたところで、つづく。 萩田寛子
浜名孝行
浜名孝行
樋口善法
しんのすけ
防衛隊隊員
あいちゃん
黒磯
チータ
あいちゃんとネネちゃんの対決だゾ  
「憎らしい憎らしい」を連呼するネネちゃんです。その原因は、あいちゃんおよびあいちゃんにベタベタとくっつくマサオ君ら4人です。その頃あいちゃんは、もうふたば幼稚園に飽きかけているのでした。そこにネネちゃんが声をかけます。が、しんのすけのせいで大助花子の漫才みたいになってしまいます(笑)。それはともかく、ネネちゃんはあいちゃんに決闘を申し込むのでした。マサオ君らは暴力反対と訴えますが、ネネちゃんが暴力を使うわけはなく、ドッジボールで対決なのです。ネネちゃんチームとあいちゃんチーム5人ずつで、当てられたら外野に出て、全滅したら負けです。ネネちゃんチームはネネちゃんとしんのすけ、その他女の子3人です。あいちゃんチームはあいちゃん、風間君、マサオ君、ボーちゃん、チータです。よしなが先生はやめさせようとしますが、園長は「お互いを理解するいいチャンスかも」ということであえて見守る姿勢をとります。黒磯はSPとしてあいちゃんを守る義務があるってことでやめさせようとしますが、園長の権威か何かで結局黒磯も見守ることに。そして試合開始です。何と、あいちゃんがあえてボールを持ったネネちゃんに向かって近づいていくのです。ネネちゃんが渾身の力を込めてあいちゃんに向かってボールを投げますが、風間君が飛んできてあいちゃんを守ります。風間君は顔にボールが当たり、外野へ。その後両チームがボールを投げ合います。が、しんのすけが「シュート」と言ったので、思わずボールをヘディングしてしまったチータがアウトとなってしまいます。マサオ君はあっという間に2人もやられてしまってと不安がりますが、ボーちゃんが励ましてマサオ君もやる気になります。しかし、結局マサオ君もボーちゃんもあっさりアウト。ついにあいちゃん1人だけとなってしまいます。そしてネネちゃんがあいちゃんに向かって剛速球を投げつけました。すると、あいちゃんはあっさりそれを受け止め、投げ返すとネネちゃんの顔に当たりました。あいちゃんは手加減を知らないらしく、その後ネネちゃんチームの女の子を次々と倒していき、ついにネネちゃんチームはしんのすけだけとなってしまいます。すると、あいちゃんはしんのすけにウィンク攻撃を仕掛けます。思わず目を覆うネネちゃんですが、しんのすけにはその攻撃が効きません。しんのすけは何事もなかったかのようにボールを投げると、あいちゃんに当たってしまいました。勝負はネネちゃんチームが勝ったのです。あいちゃんは「こんな子初めて」と呆然としています。園長は「スポーツは終わった後は敵味方関係なく仲良くなれる」と言ったのですが、実際には復讐を誓うあいちゃんチームの4人だったのです。 萩田寛子
浜名孝行
浜名孝行
樋口善法
しんのすけ
防衛隊隊員
あいちゃん
黒磯
チータ
よしなが先生
園長
ひまわりはウチの箱入り娘だゾ ☆☆ げんこつ
ある日、みさえがタンスから衣類を出しています。しんのすけは夜逃げの準備かと言いますが、そうではなく冬物と入れ替えているのです。が、しんのすけやひまわりが服の山で遊んでしまいます。なかなか服の整理が進まないからってことで、しんのすけとひまわりを居間に追いやって、しんのすけの要求通り固いせんべいと渋いお茶を用意して、ひまわりを絶対に寝室に入れないようにしんのすけに言い聞かせるのでした。しかし、しんのすけがテレビを見ているうちにひまわりが寝室に行ってしまい、しんのすけのせんべいとお茶は没収となりました。が、絶対にひまわりの面倒を見るということで没収は避けられました。そのうち隣のおばさんがやって来ました。しんのすけがひまわりを抱いて玄関に出て、みさえが夜逃げの準備をしていると言ってしまい、みさえのげんこつを食らいます。で、その後しんのすけとひまわりは居間に戻ります。みさえが隣のおばさんの話を聞くと、どうやらカニをもらえるようなのでみさえは喜んで隣に行くのでした。するとしんのすけは、ひまわりの面倒をシロに押しつけて自分はテレビを見てくつろぐのでした。やがてひまわりが寝室に向かおうとします。シロが必死に止めますが、ついにひまわりは寝室に侵入してしまいます。そして積まれた服の山を次々に崩していってしまいます。最後の一山が残っていましたが、シロが防御します。しかしひまわりの突進によりシロは吹っ飛ばされ、近くにあった段ボール箱に入ってしまいます。その後ひまわりもそばにあった段ボール箱の中に入ってしまい、ひまわりとシロは段ボール箱をかぶったままで部屋を暴れ回ります。しんのすけが止めようとしますが、なかなかうまくいきません。やがてひまわりとシロは寝室から出て、台所を経て居間にまで進み、しんのすけのおやつのせんべいを落としてしまいます。さらにお茶っ葉や急須の乗ったお盆まで落としてしまい、怒ったしんのすけはひまわりとシロを寝室に再び追い込みます。が、その時みさえが帰ってきます。で、居間の惨状を見たみさえが怒ります。そこでしんのすけも段ボール箱の中に隠れ、最後には3つの段ボール箱が寝室をグルグルと回っているのでした。 阪口和久
井硲清高
浜名孝行
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひまわり
シロ
隣のおばさん