第343話 1999年12月10日

父ちゃんと母ちゃんの秘密は美味しいゾ ☆☆☆  
みさえが下駄箱を開けようとしますが、たてつけが悪くてなかなか開きません。すると、みさえは傘立てにあったひろしのゴルフクラブを見つけます。これをテコにして開けようと思ったのです。が、クラブのヘッド部分が外れてしまいます。みさえは強力瞬間接着剤でくっつけてごまかそうとしますが、一部始終をしんのすけに見られていたのです。そこで、みさえはしんのすけに口止め料としてジャンボチョコビをあげることとなってしまいました。みさえがジャンボチョコビを買いに行っている間に、ひろしが起きますが、食事の準備ができていなくて、しかたなくお茶漬けでも食べようと台所の戸棚をあさっていたら、みさえが大切にしているブランドもののティーカップを落としてしまいます。元卓球部の反射神経で受け止めようとしますが、受け止められずに割ってしまうのです。で、ひろしは接着剤を探します。が、この様子をまたしんのすけが見ていて、ひろしは口止め料としてカンタムロボのフィギュアを買ってやることとなりました。そしてひろしがフィギュアを買いにいっているうちにみさえが帰ってきて、絶対にひろしの前でゴルフの話はしないこととしんのすけに言いました。その後、ひろしが帰ってきてしんのすけを車に呼び、みさえの前でティーカップの話をしないことと言うのでした。そんなわけでジャンボチョコビとカンタムロボフィギュアをもらって上機嫌です。でも、しんのすけはもっと欲しいものがあるようなのです。そこで、しんのすけはわざとひろしの前でゴルフの話をしようとします。みさえが呼び止めますが、しんのすけは今度はロイヤルチョコビを要求します。そして、ひろしがお茶を要求した時、しんおすけが「たまには違う物にしたら、例えば紅茶とか」と言います。ひろしは何とかごまかしますが、やっぱりしんのすけを呼びつけます。で、しんのすけは新発売のカンタム秘密基地を要求します。で、元気なく廊下を歩くひろしは、階段で座り込んでいるみさえを見つけます。で、もしかして、とひろしとみさえが話をします。実は、ゴルフクラブはもともとヘッド部分がぐらついていて捨てようと思っていたもので、みさえのティーカップもみさえが落としてしまって元から取っ手が欠けているものだったのです。そんなわけでしんのすけは一気に窮地に追いやられます。さらに、しんのすけは以前ひろしのワープロにジュースをこぼしたことや、みさえのハイヒールのかかとを折ってしまったことをそれぞれ内緒にしてもらっていたのをばらされてしまうのでした。 萩田寛子
池端たかし
池端たかし
大塚正実
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
シロ
男の必殺技をマスターするゾ ☆☆☆  
幼稚園にて、ブランコの前で行列ができています。マサオ君の番になったのですが、てるのぶ&ひとしが割り込んでしまいます。防衛隊のみんなが集まり、こういう時はガツンと言ってやらないと、という話になります。でもマサオ君にそんな勇気はありません。で、マサオ君はすぐ泣くからいじめられるってことで、もっと強くなればいいということになります。でも、簡単に強くなる方法なんてありません。そこで、みんなでマサオ君を強くする特訓をすることにします。ボーちゃんの案は、格闘技の特訓をすればいいと言うのです。そこで、まずは相撲からです。が、実際にやったのは指相撲でした(笑)。次は、ネネちゃんがウサギのぬいぐるみを木にくくりつけて、パンチの練習です。ネネちゃんが見本を見せますが、ネネちゃんすごすぎ(笑)。で、いきなり本格的な格闘技は無理があるからってことでゴム飛びからやることに。でもしんのすけが変な見本を見せるので、すぐに中止です。次は縄跳びをするのですが、目標は100回です。しんのすけが一緒に跳んでやることにしますが、実際にやったのはマサオ君の背中にくっついて一緒に跳ぶということだったわけで、マサオ君はすぐにリタイアしてしまいます。で、次の特訓は木からぶら下げた目標物をキックする特訓です。が、しんのすけが「柳に飛びつくカエル」をやって、さらに危険なことをしてしまいます。ということで、みんなはしんのすけを無視して違う場所に移動します。マサオ君もやってみますが、足が届かず顔を打ってしまいます。で、すっかりマサオ君のやる気は失せてしまうのでした。せめて何か必殺技があればなぁと思うのです。そこで、しんのすけは黒磯に相談に行きます。すると黒磯は「男は強いだけじゃダメだ。優しくなくてはね」と言いました。そして次の日、今度はてるのぶ&ひとしがすべり台を独り占めしてしまいます。そこに必殺技を身につけたマサオ君が向かっていきます。その必殺技とは何なのか。それは見てのお楽しみってことにしておきましょう。その必殺技で、周囲は全員固まってしまいました。 萩田寛子
池端たかし
池端たかし
末吉裕一郎
しんのすけ
防衛隊隊員
てるのぶ
ひとし
みさえの恋の終着駅だゾ グリグリ
靖からみさえは手紙をもらい、その手紙には「朝のこない夜はありません」と書かれていて、みさえは勘違いしてしまいます。みさえ、5歳もサバ読んでます(笑)。というあらすじがあり、今回の話になります。あんなことがあってから八百屋に行きにくくなったとか言うみさえですが、いつの間にか八百屋の前に来ているのでした。スーパーに行くはずだったのに・・・。とりあえず買う物を言いますが、店から出てきたのは店長で、靖ではありませんでした。試験勉強でバイトを休んでいるとのことなのです。でも、みさえは靖の住所を聞き出してしまい、そして実際に訪れてしまいます。でも呼び鈴は押せず、帰ろうとしたところで靖が家から出てきました。そして、「試験だけが人生じゃない、僕にはもっと大事な物がある」と言い、そしてみさえを誘うのです。その後靖たちは電車に乗ってどこかに向かいます。みさえは不安そうに窓の外を眺めています。そしてどこかの駅に着き、さらに歩いていきます。やって来たのは埼玉福祉会館でした。実は、靖はここに普段からよく来ていて、老人たちと遊んでいるようなのです。で、そこの老人から、靖が、ローン地獄で大変だから、手紙を出してみさえを励ましていると明かされるのでした。誰がそんなことを言ったのかと思うみさえでしたが、当然しんのすけしかいないわけで、しんのすけはみさえからグリグリ攻撃を受けるのでした。 中弘子
義野利幸
池端たかし
針金屋英郎
しんのすけ
みさえ
ひまわり
佐藤靖