第359話 2000年 6月 2日

一人暮らしするゾ ☆☆☆ げんこつ
食事がまた残り物ってことに腹を立てたしんのすけは「これじゃ母ちゃんなんていてもいなくてもおんなじだ」ってことで、家出すると宣言して、一人暮らしするべく荷物(ほとんどお菓子とおもちゃ?)をまとめます。布団も持っていこうとしますが、座布団で我慢します。電話も持っていこうとしますが、それはあきらめて、2階の部屋に行ってしまいました。一人暮らしはのびのびできていいと感じるしんのすけですが、何か物足りません。と思ったら下からテレビの音が聞こえてきます。そこでしんのすけは、下の部屋に行ってテレビを持っていこうとしますが、5歳児がテレビを持ち上げられるわけがなく、全く他人として下の部屋でテレビを見ることにしました。その後、みさえやひまわりとも他人のつもりで話をするのです。しかし、しんのすけがトイレに行きたくなったところで一気にしんのすけがピンチになります。みさえは「今うちのトイレは調子が悪いからご自分のトイレを使って」と言います。そして今謝って一人暮らしをやめたら許してあげると言うのですが、しんのすけは2階の窓から放尿しようとします。しかし、みさえのげんこつを食らい、一人暮らしは終わりになるのでした。 小松崎康弘
横山広行
横山広行
大塚正実
しんのすけ
みさえ
ひまわり
正義のヒーローお利口マン登場だゾ* ☆☆☆☆  
しんのすけがひとりで電車に乗っていたら、一ノ割でおばさんが4人乗ってきました。おばさんたちは好き勝手に車内で厚かましい態度をとって席を無理矢理取ったり、食事をしたり、大声でしゃべったりしていたのです。それを見ていたしんのすけは、次第に怒りが募ります。そして、もう我慢ができなくなって、心の中にちょっぴりだけ住んでいるお利口な心が目覚め、お利口マンへと変身し、おばさんたちを説教したのでした。かっこいい! しかし、電車が春我部駅(たぶん)に着くと、防衛隊の面々が電車に乗ってきて、しんのすけはさっきおばさんたちがやっていたことを同じようにしてしまうのでした。お利口マンは32秒しか持たないらしいのです。 中弘子
義野利幸
横山広行
小川博司
しんのすけ
防衛隊隊員
ハムスターはオラが飼うゾ ☆☆☆  
しんのすけが、マサオ君からハムスターの子どもをもらって家に帰ってきました。しんのすけはそれを飼いたかったのですが、またシロのエサやりを怠けているということでみさえは怒っていました。しんのすけは「シロが当分ダイエットしたくて」と言い訳しますが、通用するはずがありません。とても飼っていい雰囲気ではなかったのです。そこで、こっそりハムスター(しんのすけは「マライヤ」と名前をつけました)をおもちゃ箱に隠していました。しかし、気になったひまわりがもう少しでマライヤを逃がしてしまいそうになりました。そして、夕食時にマライヤがゴソゴソと動くので、ばれそうになりました。すると、マライヤが箱から抜け出してしまったのです。それを見つけたひまわりがマライヤを追いかけます。しかし、マライヤは戸棚の下の隙間に入っていってしまいました。ということで、何とかみさえにはばれなかったわけです。結局、マライヤはどこかに行ってしまって見つからなくなってしまいました。翌朝、ヨシリンが出勤の時間ですが、野原家の前でミッチーヨシリンがいちゃついているのです。その頃、ひろしも出勤しようとしたら、マライヤは何とひろしの靴の中にいたのでした。あの臭さに耐えるとは・・・。ということで、しんのすけは昨日からの事情を話しました。で、どうするか困る野原一家なのですが、そこにミッチーヨシリンがやって来て、ミッチーが、ヨシリンがいない間寂しいからということで飼うことになりました。最後のしんのすけの表情、しみじみきました・・・。 翁妙子
横山広行
横山広行
松本朋之
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
ミッチー
ヨシリン
この回よりオープニングが「ダメダメのうた」に、エンディングが「今日はデート」に変わりました。