第360話 2000年 6月 9日

おしおきから脱出だゾ* ☆☆☆☆ ペンペン?
ひまわりがお菓子の袋を持って喜んでいます。しかし、お菓子(玉玉ボーロ)は1粒しか入っていなくて、ひまわりは泣き出してしまいます。しんのすけの仕業だと思ったみさえは、しんのすけをおしおきをしようとしたのだけど、ちょっと考えます。いきなり叱るのではなくて優しくせまる作戦を立てました。しかし、しんのすけはみさえの優しい呼びかけに殺気を感じ、逃げていくのでした。その後お互いの性格を知り尽くしているしんのすけとみさえは、おしおきをめぐって玄関先での見事な裏のかき合いなどの攻防を続けるのでした。しかし、しんのすけは捕まり、お尻叩き10連発となったのですが、しんのすけはお尻に鍋敷きを入れていたので、痛かったのはみさえの方でした。しんのすけはそのすきにまた逃走しますが、ついに寝室に追い込まれてしまいます。みさえがしんのすけを捕まえようとしたのですが、その時しんのすけが背後の押し入れを開けます。その結果、みさえは崩れてきた押し入れの中身の下敷きになります。そして、しんのすけがさらに逃げようとしますが、みさえはとっさに近くにあった虫取り網でしんのすけを捕まえたのです。しかし、実は玉玉ボーロを食べたのはしんのすけではなかったのです。ひろしがある日、「それはひまわりの」としんのすけに注意されたのに食べてしまっていたのでした。と、ちょうどそこにひろしが帰ってきたりするのですね(笑)。 翁妙子
池端たかし
池端たかし
間々田益男
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
空き巣に入られたゾ1 ☆☆☆  
しんのすけのタイトルコールでは、”1”は発音していません。ま、それはおいといて、野原家に怪しい男がやって来ています。呼び鈴を数度鳴らしますが、野原家には誰もいません。その頃、野原一家はアクションデパートに来ていました。しかし、財布を忘れて来たことに気がついて家に帰ってみると、様子がおかしいのです。シロが吠え回っていて、そして鍵が開いていました。ちゃんと鍵を掛けたはずだったのに・・・。まさか空き巣に入られたのではと思うのです。そして家の中に入ってみると、家の中は荒らされ、へそくり・財布・貯金通帳など、いろいろな物がなくなっていたのです。ひろしとみさえは落ち込むのですが、しかし、しんのすけは無邪気です。もしかして、まだ空き巣が潜んでいるかも、例えば押し入れなんかに、とひろしが言います。野原家に入った空き巣はというと2階の押し入れに潜んでいたのです。ひろしは、寝室の押し入れを開けますが、布団の雪崩に飲み込まれてしまいます。そして、ひろしが110番しようとしますが、みさえが止めます。こんなに散らかったままじゃ恥ずかしいからだと言うのですが、ひろしは「犯罪現場に手をつけてはいけない、この状態を刑事さんに見てもらわなきゃ」と言います。するとしんのすけが「刑事さんってどんなの?」と聞きました。するとひろしは「年配の渋くて地味で、それでいて目つきが鋭く、くたびれたコートなんか着たおじさん」と説明します。で、その頃みさえはさらに、金の指輪がなくなっているのでは、と思います。ひろしも買ったばかりのゴルフセットのことを思い出し、2階に駆け上がってきます。2階にいた空き巣ですが、ひろしが上がってきたので身をかわし、すきを見て外に逃げ出そうとしたのだけど、階段の途中でひまわりと目が合ってしまいます。しかし、どうにか空き巣はひろしやみさえには見つからず、玄関を出ますが、あと少しってところでしんのすけとはちあわせに・・・。Cパートに続く。 もとひら了
釘宮洋
池端たかし
間々田益男
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
シロ
空き巣
空き巣に入られたゾ2 ☆☆☆  
空き巣を見つけたしんのすけだったのですが、ひろしが言った刑事の特徴を覚えていて、空き巣を刑事と勘違いしてしまうのです。それほどこの空き巣の姿はひろしが言っていた刑事の姿に近かったのですね。そんなわけで、しんのすけは刑事が来たとひろしやみさえに教えるのです。空き巣も刑事になりすまし、苦しい言いわけをしつつ現場検証を始めるのでした。しかし、盗まれたと思っていたものは、刑事になりすました空き巣の指摘などにより、全部別の場所から見つかったりするのでした。預金通帳はタンスの奥に落ちていたのを空き巣が見つけ、財布はひまわりがベビーベッドの奥に持っていっていたわけです。空き巣は「大した物も取られてないようなので」と言い、さっさと逃げようとしますが「へそくりが!」と叫ぶみさえです。すると、空き巣は「よく隠している」と言いつつ冷凍庫を開けます。すると、しっかり冷凍庫にへそくりがあったのです。ついでに、トイレのタンクに隠していたひろしのへそくりも見つけてしまう空き巣なのでした。ゴルフセットはと言うと、しっかりと車のトランクにあるのでした。と、2階の押し入れにはシーラの写真集もあったりします。金の指輪は!とのことですが、みさえの指にしっかりとはめてあったわけです。結局、何も盗られていなかったと思うわけで、出かける前のことを思い出したら、実は家の中はデパートに出かける前から荒れていたことを思い出したひろしとみさえは空き巣に謝るのです。空き巣はこうして幸運にも野原家から逃走できたのですが、その日の夕方逮捕され、そのニュースを見たひろしとみさえは唖然とするのでした。ちなみにその空き巣の名前は「木尾付雄」といい、全国指名手配中の空き巣だったそうなのです。 もとひら了
釘宮洋
池端たかし
松山正彦
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
木尾付雄