第364話 2000年 7月14日
よしなが先生結婚を迷うゾ | ☆☆☆ | |
いよいよ結婚式が間近に迫ったよしなが先生でしたが、元気がありません。本当に石坂さんと結婚してやっていけるか悩んでいて、公園に座り込んでいます。いわゆるマリッジブルーの状態にあるのでした。そこで野原母子が励まそうとするのです。が、しんのすけが不吉な事を言うのでうまくいかず、さらに落ち込んでしまうよしなが先生です。よしなが先生はその後幼稚園に行くのですが、その時まつざか先生が職員室で結婚式の飾り付けの準備をしていて、上尾先生が机の下から突然登場なのです。そして、上尾先生はまつざか先生に結婚式のお祝い金について相談を始めました。しかし、まつざか先生は「服のローンとか残ってて苦しいんだけど」と言ったので様子をうかがっていたよしなが先生が職員室に入り「悪かったわね、そんな時期に結婚式やったりして。あんたのお祝い金いらないからその分趣味の悪いド派手な服でも買えば」と言い、まつざか先生と気まずいムードになってしまいます。上尾先生がこの場を和まそうとしてやったことが何か笑えちゃいます。しかし、雰囲気を和ますのには失敗し、よしなが先生は園長先生にも暴言を吐いて「何やってるの、一人でイライラして」と感じつつ外に飛び出していってしまいました。その夜、よしなが先生は石坂さんから励ましの電話でもあったらなぁと思っていると、本当に電話が鳴りました。しかしそれは石坂さんからではなくしんのすけからで「心配だったからかけてみた」とのことでした。よしなが先生は「キャッチホンで電話が入ったから切るね」とごまかしますが、しんのすけはキャッチホンが着いていないことを知っていたわけで、ごまかしは利きませんでしたが、強引に切ったところ、また電話が鳴りました。しかし今度はみさえからでした。「昼間かえって落ち込ませたのではと心配になったので」との用件だったのです。その後さらにしんのすけからかかってきて、キレたよしなが先生はその直後石坂さんからかかってきた電話に怒鳴りつけてしまったのですが、この展開は以前にもあったぞ。ともかくそんなわけで、その怒鳴り声を聞いた石坂さんは結婚をやめようかと思ってしまうのでした。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
堤規至 | ||
しんのすけ みさえ ひろし よしなが先生 まつざか先生 上尾先生 園長 |
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今日は結婚式だゾ | ☆☆☆ | |
ついにやってきた結婚式当日です。幼稚園の園庭では子どもたちやその母親たちによって準備が着々と進むのですが、よしなが先生はまだ本当にこれでいいのか迷っていました。その時、しんのすけがなぜか足袋を持って持ち主を探しているのでした。さて、よしなが先生はもう一度考え直そうかと思うのですが、まつざか先生から「一度手放すとなかなか元には戻らない」と言い、さらにためになる(?)話を聞いてようやく迷いが晴れていくよしなが先生でした。一方まつざか先生はというと、徳郎先生のことを覚えているらしいことが明らかとなるのですが、受付にいた稲垣拓也(どんな容姿かはだいたい想像できますね)という人にアタックしようとします。しかし、稲垣拓也はすでに3人の子持ちだってことがわかり、あえなく撃沈。「このたびはおしょうゆさまです」(しんのすけ談)。そして、いざ式が始まってよしなが先生が石坂さんと手をつないだとたんに雨が降り出し、みんなはホールへと移動したのですが、会場が狭くて全員が入りきれないのでした。ちなみにしんのすけがずっと持ち主を探していた足袋は園長のものでした。さて、なかなか式が進まないので会場の客から不満の声が聞こえてきます。どうしようかと困ってあわてふためいている石坂さんに対し、しんのすけがちょっと・・・な一言(「あんたは男だろう」といった意味なのですが)をしゃべるのですが、この一言が石坂さんを変えました。石坂さんは雨の中、よしなが先生を連れて園庭に出て、みんなに向かって「この状況を乗り越えてでも結婚します」と宣言し、見事な式を挙げたわけです。そしてみんなも二人のもとに駆け寄ってきて、よしなが先生がブーケを投げるのですが、しんのすけがビールのふたを5円玉だと思ってまつざか先生の目の前にしゃがみ込んだため、まつざか先生はぬかるみに顔から突っ込んでいくこととなってしまい、やっぱりかわいそうなのでした。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
間々田益男 | ||
しんのすけ みさえ 防衛隊隊員 よしなが先生 まつざか先生 上尾先生 園長 風間ママ ネネママ マサオママ 石坂さん 稲垣拓也 |
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よしなが先生の新婚家庭だゾ* | ☆☆☆ | |
そういうわけで始まったよしなが先生と石坂さんの新婚生活です。とある立派なマンションの一室に新居を構え、近所の人との関係もなかなかいいみたいだし、まさに幸せの絶頂にいるよしなが先生なのでした。結婚後初の幼稚園でも祝福の嵐です。そんな中しんのすけが「新婚だと夜は毎晩・・・」と言い、先生たちはあせります。しかししんのすけはその後「お星様一緒に見たりします?」と聞くのでした。やれやれ・・・。そして夕方、うきうきして家に帰ろうとしたよしなが先生でしたが、近くの公園でかすかべ防衛隊が集まって話をしていました。かすかべ防衛隊の秘密基地がなくなってしまって、新しいよしなが先生の家は誰も知らないから、みんなでよしなが先生を探してあとをつけて家を突き止めようという話になったのです。せっかくの新婚家庭を基地にされてたまるか、ということでよしなが先生は植え込みを這って進んでいたのですが、そこを近所の人に見られて怪しまれてしまい、さらに防衛隊のメンバーにも見つかってしまいました。かくして、新婚家庭はかすかべ防衛隊新秘密基地になってしまったわけです。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
針金屋英郎 | ||
しんのすけ 防衛隊隊員 よしなが先生 石坂さん |