第385話 2001年 1月26日
今夜はすき焼きだゾ* | ☆☆ | |
野原一家今日の夕食は、霜降り肉を使ったすき焼きです。そして、いざ食べ始めたのですが、窓の外からミッチーヨシリンが部屋をのぞいていたのです。そして、ミッチーヨシリンは野原家に上がり込んでしまい、そして一緒にすき焼きの鍋をつつくことになってしまうのです。が、ミッチーヨシリンは肉ばかり食べるのです。ひろしが注意すると、ミッチーヨシリンは煮えたネギの真ん中にあるニュルッとした部分が苦手とか、しらたきの食感はいやとか、春菊も嫌いとか、豆腐は熱くて食べにくいとか言うのです。さらに、勝手にご飯もちょうだいとか言う厚かましい態度なのです。そんなわけで、特にひろしのストレスはたまりにたまるわけで、鍋が空っぽになっても食べた気がしないほどなのです。そして、ミッチーヨシリンはまだ頼み事があるようなのです。今度はいったい何を、と思ったら、ミッチーヨシリンは鍋を指さして、残った汁を要求するのです。やれやれ・・・。 | 翁妙子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
大森孝敏 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり ミッチー ヨシリン |
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節約はオラにおまかせだゾ | ☆☆☆ | |
Aパートの翌日の話ってことが途中でわかります。野原家にミッチーがやって来て、みさえに泣きつきました。いったい何事なのかということで、居間で話を聞くと、ミッチーヨシリンはマイホームを建てるために倹約をしているとのことなのです。しかしその動機が「野原さんでも家を持てるのだから、私たちだって」ですと。あいかわらず失礼ですね。で、倹約を始めて1カ月ですが、かなり苦しいようです。食費はひと月1万円と決めたのですが、そうすると2人だから、1人あたり1食55円しかかけられない計算になります。で結局予算オーバーしてしまって、それで相談に来たとのことです。そこで、みさえはパートでもしてみたらと言うのですが、ヨシリンが許さないらしいのです。でも、野原さんとこだったらいいよってことなので、ミッチーは野原家のお手伝いさんとして雇ってほしいとみさえに言うのです。が、野原家にそんな余裕はないわけで断るのですが、ミッチーは「お金なんていりません。ただ、お洗濯一緒にさせてもらったり、お風呂を貸してもらったり、ワイドショーだって見たいし、ティータイムもご一緒させてくださいねぇ」と言い、勝手に実行していくのです。要は光熱費の節約をしたいとのことなのですが、それでいながら携帯電話を使っていたりするのです。そんなことをしているうちに夜になり、ひろしが帰ってくるのです。するとミッチーが玄関で迎えるので、戸惑うひろしです。さらにそこにはヨシリンもいて、夕食は一緒に食べることに。その後、今晩8時から女だらけの寒中水泳大会が放送されるからってことで、しんのすけとひろしはわくわくしながらの入浴中に、ミッチーヨシリンはテレビゲーム(ハード名はゲーステ2)を始めてしまいました。野原家に1台しかないテレビなのに・・・。ちなみに、そのゲーステ2は、ミッチーヨシリンが秋葉原で買ってきたもので、ゲーム関係は別会計だから倹約とは関係ないと言い張るのです。さすがに我慢の限界に来たひろしはミッチーヨシリンを怒鳴りつけて追い返します。それから数日後、その日は日曜なのですが、野原家にミッチーヨシリンがやって来ません。いちおう朝食も用意してあったのだけど・・・とか思っていると、呼び鈴が鳴りました。ところが、もうマイホーム計画はやめたので、少しでもお世話になった野原家にお礼がしたいとのことだったので、ミッチーヨシリンはビールひと缶とプスライトを渡したのです。本当はお寿司でも注文しようかと思ったけど、せっかく貯めたお金なのにと言うだろうと思ったので二人でパァーッと使ってしまったようなのです。結局、その後野原家の玄関でゴチャゴチャと話をし始めて、あきれたひろしとみさえは一言「帰れ」。 | 翁妙子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
針金屋英郎 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり ミッチー ヨシリン |
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遅刻は許さないゾ | ☆☆☆ | |
かすかべ防衛隊のメンバーがしんのすけを待っています。しんのすけは遅刻の常連で、今回はブランブランしていたから遅くなったと言うことなのです。要するにひまわりにぞーさんを披露していたからというのですが、みんなはあきれてしまいます。そこで風間君が、今度から遅刻してきたらペナルティーだと言うのです。ペナルティーの内容はというと、その日1日は女の人と話をしてはいけないというものになりました。さすがにうろたえるしんのすけです。そして、次の待ち合わせ約束の日になりました。その日、風間君は塾があったのですが、約束の時間である2時には余裕を持って授業が終わりました。そして、公園に向かおうとした風間君だったのですが、桃子という塾の友達につかまってしまい、英語を教えることになるのです。一方、しんのすけは家でおもちゃを散らかしていました。みさえが注意しようとしますが、しんのすけの姿が見えません。しかしみさえは、しんのすけがおもちゃ箱の後ろに隠れていることを見破ります。すると、しんのすけはカメレオンごっこをしているのでした。すると、そこにななこさんから電話がかかってきます。ななこさんはケーキを焼いたから、夜に持ってくるとのことです。で、しんのすけは散らかったおもちゃをかたづけたのですが、防衛隊集合の時間が迫ってきます。しんのすけは、10分前に着くつもりだったのにと言い、カメレオンの格好をしたままで出かけました。そして、風間君が桃子ちゃんに英語を教えている塾の建物前を走って通りすぎます。その様子に気づいた風間君は急いでしんのすけを追いかけます。まだ歩いたって間に合うはずなのに、なぜ急いでいるのか聞こうとしましたが、突然しんのすけが止まったので、風間君はしんのすけにぶつかって転び、腕時計が壊れてしまいました。しかし歩いても間に合うはずなのでゆっくり歩いていると、いつもの道が工事中のために通れなくなっていました。商店街を遠回りすることになるので、走り出すしんのすけと風間君です。風間君がしんのすけに時刻を聞くと、「2時10分前」と言うのです。ところが、しんのすけの腕には絵に描いた時計があっただけで、商店街の時計を見たら2時4分前となっていました。あせる風間君です。もしも両方遅刻したらどっちのペナルティーになるのかというと、遅いほうのペナルティーだと言うのです。風間君はスイミングスクールに通っていて体力には自信があったのでそう言ったようなのですが、しんのすけはいつの間にか三河屋さん(酒屋)のトラックに乗せてもらっていたのでした。これで風間君より先に公園に着けると思ったしんのすけだったのですが、その日はずいぶん渋滞だったので、結局風間君よりも遅れてしまうのでした。そしてその夜、ななこさんが野原家に来たのですが、しんのすけはペナルティーのために話ができなかったわけです。 | 萩田寛子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
松本朋之 | ||
しんのすけ みさえ ひろし 防衛隊隊員 ななこ 桃子 |