第386話 2001年 2月 2日

バレーボールやるゾ1 ☆☆☆ げんこつ
しんのすけが、サッカーボールを持って庭に出てきました。しんのすけはオリンピック代表選手になって、ギリシャでリベンジして金メダルを取ると意気込んで、みさえとサッカーをしたがります。しかし、みさえは乗り気ではありません。それに、狭い庭で遊ぶのならビーチボールを使ったバレーボールくらいと言うのです。そこで、しんのすけとみさえは庭でビーチボールバレーボールを始めます。しかし、しんのすけはなかなかうまくボールを返せません。「すぐに落としてちゃバレーボールにならないじゃない」とか言い、みさえはしんのすけの鬼コーチになっていきます。すると、その様子を隣のおばさんが見ていて、いいスジしてると言うのです。実は隣のおばさんは、ママさんバレーボールチームの一員だったのです。毎週金曜日の午後にやっているから、一度見に来てとみさえに言います。そして金曜日の午後になり、みさえはしんのすけ・ひまわりを連れてバレーボールをやっている体育館にやって来ました。最近体脂肪が増えてきたし、バレーボールもいいかもね、といった軽い気持ちでした。中に入ると、バレーボールチームのおばさんたちが練習をしていました。そして、隣のおばさんがみさえに声を掛けます。しかし、隣のおばさんはみさえを更衣室に案内し、着替えさせるのです。そして、隣のおばさんは他のメンバーに、みさえを新しい仲間として紹介するのです。みさえは慌てて否定しますが、翁コーチとストレッチ体操をして、球拾いをするハメになってしまうのでした。そして、隣のおばさんが属するチームは試合を始めました。いつもの隣のおばさんじゃない様子です。そして、見事に隣のおばさんが属するチーム「かすかべレディース」はその試合セットカウント2-1で勝ちました。が、試合終了後、翁コーチをはじめ、隣のおばさん以外のかすかべレディースの全員が引退してしまうことを知るみさえなのです。みさえは一言「はめられた・・・」。Bパートに続く。 中弘子
横山広行
横山広行
末吉裕一郎
しんのすけ
みさえ
ひまわり
隣のおばさん
翁コーチ
バレーボールやるゾ2* ☆☆  
その夜、みさえは球拾いで疲れ果てたので、夕食がカップラーメンになってしまいました。ひろしは、「やりたいならやる、やりたくないならやらない、自分の気持ちに素直になって行動するんだ!」とみさえに向かって言いました。ひろし自身もそういう人生を送りたかったようで、そしてみさえは決心します。ひろしのようにストレスをためたくないから、入部を断ることに決めたのです。そして翌日、みさえは隣のおばさんに断りを言いに行くのです。しかし、なんだかんだで隣のおばさんの家に上がることになります。ひまわりをおんぶしているせいか腰が痛くて、と言うと、それは運動不足が原因だから、バレーボールをすれば治ると切り返されます。みさえは、ひまわりがまだ小さいからと言うのですが、みんなママさんなんだから誰かが面倒見てくれるとのことです。そうして隣のおばさんは新メンバーを考え始めます。もちろんその構想にみさえも入っていました。みさえは、「ひろしがうるさいから」と言いますが、隣のおばさんが「ああいうタイプを説得して丸め込むのは得意だから」と言うのです。見かねたしんのすけが「はっきりやりたくないって言うしかないぞ」と言ってしまいます。隣のおばさんは、ここで泣きおどし作戦を実行します。すると、みさえはその作戦に見事に引っかかってしまいます。そしてまた一言「あぁ、はめられた」。Cパートに続く。 中弘子
横山広行
横山広行
橋本とよ子
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
隣のおばさん
バレーボールやるゾ3 ☆☆☆  
ということで、みさえがはめられて正式に入部することとなったバレーボールチームですが、今度は隣のおばさんが新チーム名を考えています。もう娘じゃないってことで「もうむす」を提唱します。しかししんのすけが「すぐにメンバーが入れ替わるんでしょ」と言ったので、チーム名は白紙に戻ってしまいました。と言っても、チーム名が決まらないとユニフォームも注文できないしってことなのです。「かすかべレディース」だと一から出発する気になれないし、しんのすけの提案「かすかべおばさんズ」はあっさり却下されるし・・・。しかし、ともかくはメンバー集めをしなきゃってことなのですが、隣のおばさんが考えていた新メンバーは、全員断られてしまいます。じゃ、メンバーが集まってから活動再開ってことでみさえは逃げようとします。すると、隣のおばさんはコーチの話をします。隣のおばさんの後輩で、去年まで実業団で活躍していた宗像という人がいて、その人に頼もうってことになりました。「エースをねらえ」からの連想および隣のおばさんが言う「ハンサム」との言葉で、期待が高まるみさえなのでした。そこでみさえは、風間ママ・ネネママ・マサオママをファミレスに誘うのです。しかし、あんまりいい雰囲気にはなっていません。とりあえず、みさえがみんなに「習い事なんかは」と切り出します。しかし、みんな子どもの習い事の話しかしません。ママさんたちはと聞きますが、今は何もしていないようです。そこで、みさえはママさんバレーボール部入部を勧めるのです。しかし、みんな子どものこととか体のこととか理由を付けて断ろうとします。するとみさえが、Bパートで隣のおばさんから聞いたことをそのままママさんたちに言うのです。それでも、やはりママさんたちは入りたがりません。そこで、みさえは何気なく宗像コーチのことを口にします。すると、ママさんたちはとたんにやる気になるのでした。これで3人、あと1人でとりあえず6人になるってことで、もう1人はミッチーを誘ってメンバーは集まりました。そしてみさえたちと宗像コーチが初対面の日が来ましたが、宗像コーチはただのおじさんだったのです。昔はハンサムだったけど、時の流れには勝てないものなのですね。ということで、ミッチーはやる気満々なのですが、そのほかのメンバーは怒りモードとなっていました。みさえは3度目の「はめられた・・・」ってことで、次週に続く。 中弘子
義野利幸
横山広行
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひまわり
隣のおばさん
ミッチー
風間ママ
ネネママ
マサオママ
宗像コーチ