第387話 2001年 2月 9日

サインは「へ」だゾ1* ☆☆  
前週の続きです。改めて宗像コーチが隣のおばさんによって紹介されます。そして、チーム名は結局「もうむす」で決定となったようです。宗像コーチは、実力は試合でつけるというモットーがあるため、いきなり試合をすることになりました。メンバーは動揺しますが、隣のおばさんは「相手も出来立てのチームだから」と自信を持っています。とりあえず、練習をするのですが、みさえがサーブの練習で「みさえスペシャル、カミナリ落とし」なる技を披露しますが、それは後ろ向きに構えて打つものなのでコントロールがままならず、打球がネットのそばにいた宗像コーチを直撃してしまいます。さらにみさえも転倒して後頭部を打ってしまうという危険なサーブなのでした。そして相手チームが体育館にやってきました。しかし、相手は9人いるのに、もうむすは6人しかいません。そこで、隣のおばさんは助っ人を呼んでいました。「ジュニアの方たち」と呼ぶと、よしなが先生・まつざか先生・上尾先生がやって来ました。この3人が助っ人というわけなのですね。というわけで、「チームもうむす+ジュニア」対「越谷シルバーズ」で試合をします。しかし、もうむす+ジュニアはほとんど練習もしていないし、チームワークも全くありません。そんなわけで、あっけなくセットカウント0-2でストレート負けしてしまいました。最初だし仕方ないと隣のおばさんはなぐさめますが、みさえが「納得できない。だって悔しいじゃない」と言い、そんなわけでチームが団結し、今度は勝つぞと気合いを入れるのでした。Bパートに続く。 中弘子
池端たかし
池端たかし
松本朋之
しんのすけ
みさえ
ひまわり
防衛隊隊員
よしなが先生
まつざか先生
上尾先生
隣のおばさん
ミッチー
ヨシリン
宗像コーチ
サインは「へ」だゾ2 ☆☆☆  
ある朝、みさえがひろしに言うのです。「朝から練習に行くから夕食の準備まで手が回らないだろうから、お総菜かなんかを買ってきて」とお願いします。ひろしも「たまにはそういうのもいいか」ということで了承します。そして、みさえは練習のために体育館に出かけます。まずは柔軟体操からなのですが、宗像コーチがミッチーの補助をしているのを見たヨシリンが激怒し、「ミッチーはその他の人と違ってか弱いんですから、手加減してください!」と宗像コーチを怒鳴りつけるのです。相変わらずなヨシリンですね。それも平日昼間だってのに、仕事しなくていいのかいな?次は2人組でレシーブの練習です。みさえがミッチーと組むことになりました。そして、みさえからの球をミッチーは後ろにそらしてしまいました。するとまたヨシリンが駆け寄ってきて、みさえに「もっといい球を打ってください!」と怒鳴りつけるのです・・・。その頃、見学に来ていた防衛隊の5人もバレーボールで遊んでいました。そこで、ボーちゃんが見事な回転レシーブを披露しました。意外性や謎が多いボーちゃんの新たな一面が見られましたね。でその日の夕方、みさえは練習を終えて家に帰ってきますが、疲労困憊でそのまま倒れ込んでしまいます。そして夜、ひろしが帰ってきましたが、台所は朝のまんまになっていました。ひろしが脱いだパジャマもそのまま落ちていました。とりあえずひろしが買ってきたおかずで夕食にしますが、しんのすけはふりかけの袋がなかなか開けられません。力を込めて引っ張ると、袋が破れて中身が飛び散ってしまいました。慌てていると、しんのすけは湯呑みを倒してしまいました。雑巾で拭かなければなりませんが、しんのすけはひろしの靴下や脱いだまま放ってあるパジャマで拭こうとしたり、ひろしがしんのすけを怒鳴りつけている間にひまわりがおかずを散らかしてしまったりと大混乱になります。その頃、みさえはそんな騒ぎをよそに眠りこけていました。そして翌朝、ひろしが起きてくると、台所はまた昨晩のまま・・・かと思いきや、1カ所違う場所がありました。カップラーメンが置いてあるところが昨晩とは違っていました。そして置き手紙もありました。手紙の内容は「バレーボールの練習に行ってきます」というものでした。そんなわけで、その日はひろしは休日だったのでしんのすけとひまわりの面倒を見るのですが、しんのすけもひまわりもどこかに行きたがります。そこで、みさえたちがバレーボールの練習をしている体育館に行ってみることにしました。すると、ひろしはみさえが案外マジでやっているんだと感じました。そして、その日の夕方にみさえが帰ってくると、台所はきれいに片づいて夕食の準備がちゃんとできていました。みさえは喜ぶのですが、席に着くやいなや寝てしまいました。Cパートに続く。 中弘子
義野利幸
池端たかし
大森孝敏
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
防衛隊隊員
隣のおばさん
ミッチー
ヨシリン
よしなが先生
まつざか先生
上尾先生
宗像コーチ
サインは「へ」だゾ3 ☆☆☆☆ げんこつ
引き続き、もうむす+ジュニアのメンバーたちは猛練習をします。そして、ついに試合の日を迎えました。今回の対戦相手はAパートで戦った越谷シルバーズではなく、「カスカベクマトリーズ」というチームでした。そのチームにはヤンママがいて、第1セット最初のサーブはそのヤンママが打ちます。すると、その打球がみさえに向かって飛んできます。しかし、みさえは恐怖のあまり身をかわしてしまいました。みさえの後ろにいた上尾先生とまつざか先生もよけてしまい、サービスエースとなってしまいました。次はヤンママのサーブがミッチーに向かって飛んできます。すると、ミッチーも怖がってしまいますが、偶然手に当たってレシーブできました。それを見た応援席のヨシリンがミッチーのことを「春我部の魔女」と表現します。ひろしも思っていましたが実際のところヨシリンって何歳ぐらいなんでしょ?そして、ミッチーの偶然レシーブからどうにかトスが上がり、みさえがスパイクを打つのですが、それがネットに引っかかってしまい戻ってきたボールで顔を打ってしまうみさえです。それを見たしんのすけ「ちょっぴりおムネがスッとしているオラが怖い」とのことでした。そして、その後も全く勝負にならず、第1セットは3-21であっけなく落としてしまいます。第2セットが始まる前、宗像コーチから「あなたが一番憎いと思うものを想像してください」と言われます。まつざか先生が憎いと思うものは、何でもかんでも手に入れようとする元ブリッ子で、よしなが先生が憎いと思うのは純一さんの母親だそうです。嫁姑問題が早くも出てしまっていますね。では、みさえが一番憎いのは何かと言うことですが、しんのすけが「体脂肪でしょ」と言います。その場はしんのすけをげんこつするみさえでしたが、心の中ではやはり体脂肪が憎いと思っているようです。そして、憎い体脂肪への気持ちをボールにぶつけ、第2セットはシーソーゲームとなります。そして20-18となり、ついにもうむす+ジュニアがセットポイントを迎えます。最後は、みさえの「スーパーみさえ一人時間差なし攻撃(=普通のスパイク)」が決まり、第2セットを取りました。そして最終セット、このセットを取った方が勝利となります。が、もうむす+ジュニアは憎いものへの怒りの気持ちが薄れてしまったようで、ミスを連発してしまいます。そこで宗像コーチはタイムアウトを取り、もう一度憎いものを思い出させました。すると、再びもうむす+ジュニアはよみがえり、引き離されていた点差をじわじわと縮め、その後は好試合になります。そして、20-19でもうむす+ジュニアがとうとうマッチポイントを握ります。そして、最後はみさえのスパイクが決まり、ついに試合に勝ちました。大喜びするメンバーたちと応援団です。しかし、その後隣のおばさんが涙を流しながら「もう思い残すことはない、これで私も安心して引退できるわ」とみさえに向かって言ったのです。みさえは「はめられた・・・」 中弘子
義野利幸
池端たかし
間々田益男
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
防衛隊隊員
隣のおばさん
ミッチー
ヨシリン
よしなが先生
まつざか先生
上尾先生
石坂純一
宗像コーチ