第388話 2001年 2月23日
じいちゃんと暮らすゾ1* | ☆☆ | |
みさえとひまわりが昼寝中にしんのすけが帰ってきました。しんのすけはみさえとひまわりを見て「トドの親子」と表現しました。そして、みさえの近くにあったせんべいに手を伸ばすと、みさえがしんのすけの手をつかみました。「トドの親子」をしっかり聞いていたのですね。で、みさえはしんのすけに「外から帰ったらまず何をするの?」と聞きました。しんのすけは「冷蔵庫を開けておつやを探す」と答えました。しかし正解は「手を洗う」ということで、しんのすけは手を洗いに洗面所に行きます。その時、電話がかかってきました。みさえが出ると、電話の相手は「奥さん、今暇かい」と言った感じでなれなれしく話しかけてくるのです。と思ったら、それはひろしの父、銀の介からのものでした。どうやらもう埼玉にやってきているようで、これから野原家に来るそうです。そこで、みさえはしんのすけとともに部屋を片づけようとしますが、その前にひろしに知らせようということでみさえは会社に電話します。そしてみさえがひろしと話し始めた時、階段から誰かが下りてくる音がしました。みさえが振り向くと、そこにはなまはげが立っていました。絶叫して受話器を離すみさえです。ひろしは「どうした」と聞きますが、返事はありません。やがて絶叫を聞いたしんのすけが廊下にやってくると、なまはげはしんのすけにも襲いかかりました。するとみさえは「うちの子に何するの!」と言いなまはげに後ろからかかと落としをお見舞いしました。すると、なまはげの正体は銀の介だったのです。みさえが昼寝している時に入り込んでいて、携帯で電話したとのことです。要するに玄関の鍵を開けっぱなしにして昼寝していたのですね。そして、しんのすけはなまはげのお面を持ってひまわりに見せに行きました。ひまわりも怖がって叫ぶのです。銀の介は「相変わらずにぎやかな一家じゃ」とのんきに言いますが、ひろしはまだ「もしもし、おい、どうしたんだ」と電話の向こうで言い続けていたのです。 | 翁妙子 | |
貞光紳也 | ||
貞光紳也 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり 銀の介 |
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じいちゃんと暮らすゾ2 | ☆☆☆ | |
そんなわけで野原家で生活する銀の介ですが、夜は2階でしんのすけと抱き合って寝ているようです。起こしに来たみさえが気持ち悪がります。で、なかなか起きないのでみさえは使いたくなかったけどと言いつつジャン・レノとディカプリオの名前を言うと、二人は起きてきました。さて、居間に移動して朝食です。銀の介は、納豆の食べ方を解説し始めました。まずは糸が引くまでよくかき混ぜる。そして生卵を入れる・・・と、ここでしんのすけが思い切り叫びました。なぜに卵なんて入れるのかと銀の介に抗議するのです。が、銀の介は卵の他にもシラス干しとかいろいろ入れているようなのです。しんのすけは納豆にネギ以外のいろいろな物を入れるのはくどいと思っているのでした。とそこに、ヨシリンが泣きながら野原家に駆け込んできました。その顔には手形がくっきりと写っています。ミッチーにぶたれたらしいのです。どうやら非常に重大なテーマについて議論していたらミッチーが興奮してきてぶたれたらしいのですが、その重大な議論というのが、「納豆に生卵を入れるのは正しいか否か」というものだったのです。ヨシリンは正しい派、ミッチーは間違い派とのことだそうです。すると、それを聞いた銀の介がヨシリンと意気投合するのです。正しい派2対間違い派1となり、数の上で不利になったしんのすけでした。するとそこに、ミッチーがやってきたのです。どうせまた野原さんとこにヨシリンが逃げ込んでいると見通していたのですね。そして、納豆に生卵を入れることについてしんのすけとミッチー、銀の介とヨシリンの2組に対立することとなりました。さて、そんな時にひろしがようやく起きてきました。たまの休みぐらいゆっくり寝かしてくれと言いつつ食卓を見たひろしは、納豆に手を伸ばします。そして、ひろしは生卵を納豆に入れたのです。しんのすけは不思議がります。なぜなら、ひろしは普段納豆にはネギしか入れないからです。しかし、ひろし曰く「疲れていて精をつけたい時には生卵を入れる」とのことです。それを聞いた銀の介とミッチーヨシリンは「そうか、使い分ければいいのか」と納得したのでした。そうして雰囲気は一気に和み、大勢での朝食と相成りました。でめたしでめたし。 | 翁妙子 | |
浜名孝行 | ||
貞光紳也 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり 銀の介 ミッチー ヨシリン |
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じいちゃんと暮らすゾ3 | ☆☆☆ | げんこつ |
ひろしが38.5度の熱を出しました。とりあえず寝室でおとなしく寝ていることにしますが、そこにしんのすけがやって来ます。最初は風邪を引いたのを心配しているような雰囲気だったのですが、熱が38.5度しかないの、それしかなくて大丈夫?と聞いてきたり、バカは風邪引かないって聞いたと言ったりするのです。そして、しんのすけはひろしのために新しい芸を見せるとのことです。その芸とは、お尻を出して戸から出す「横から出るダブルマウンテン」というものでした。さすがにそれを見たみさえがげんこつしてひろしの元から離れさせました。一息つくひろしでしたが、今度は銀の介がやって来ました。熱は?と聞いてきたので、ひろしは「38度5分!悪かったねそれだけしかなくて。70度くらいあったら良かったのにね!」とやけ気味に話すのです。そして、銀の介もバカは風邪引かない・・・と言ってきたので、ひろしは「あれはウソだったんだよ、ウソ!」とまたまたやけになって話します。で、銀の介は「病気で寝ているうちに会社が倒産したっていう人がいると聞いたが」と不吉なことを言い出すのです。ひろしは「で、芸でも見せに来たのか」と聞くと、その通りだそうです。嫌な予感のするひろしです。そして銀の介がズボンを脱ぐ音が聞こえてきました。やっぱり、と思ったらみさえが芸の実行を阻止しました。そんなわけでようやくひろしに安息の時間が訪れたのでした。しかし長くは続かないもので、しばらくしてひまわりが寝室に入ってきました。ひろしはみさえに助けを求めますが、みさえは薬を買いに出かけたようなのです。やがてひまわりはひろしの布団が気に入ったようで、そこから動かなくなってしまいました。風邪がうつると言っても離れようとしません。結局ひろしが移動することになりました。で、ひろしは居間に移動すると、銀の介が布団を敷いてくれました。その後銀の介はセミヌードをひろしに見せたりします(笑)。さらに、しんのすけと銀の介がそろってダブルマウンテン、すなわち「ダブルダブルマウンテン」を披露します。やれやれ・・・。しかし、その後銀の介は親の本性が目覚めたのか、ひろしのためにショウガ湯を作ったり、風邪に効くというネギを焼いたものを布に包んで首に巻き付けることをしたりするのです。その後銀の介がしみじみといい話をするのです。 | 翁妙子 | |
貞光紳也 | ||
貞光紳也 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり 銀の介 |
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モーレツに難しい(?)クイズの告知がありました。賞品が豪華ですねぇ。以前は特賞が車1台ってこともありましたけれど・・・。 |