第394話 2001年 5月 4日

名探偵ボーちゃんだゾ ☆☆☆  
ネネちゃんが何かを探しています。どうやら買ってもらったばかりのウサギの絵が描いてあるピンクのハンカチがなくなったようです。するとボーちゃんが、今日幼稚園に来てから何をしたかをネネちゃんに聞きました。そしてネネちゃんがやったことを思い出していくと(この間、ネネちゃんとボーちゃんがしんのすけのお尻を台にして議論しています)、ネネちゃんは外で遊んだ後手を洗ったようです。ということで、水飲み場が怪しいということになり、水飲み場に行ってみると、そこにネネちゃんのハンカチが落ちていたのです。ポケットに入れたつもりで落としていたようです。ボーちゃんは、これは勘ではなくて推理だと言うのです。その推理力に感心したネネちゃんは、ボーちゃん探偵局をやろうと言い出しました。もちろん局長はボーちゃん、ネネちゃんはやり手のマネージャーで、しんのすけが探偵その1、風間君が同その2、マサオ君が同その3ということで、探偵局を開局しました。しかし幼稚園に事件などなく、客が来ません。そこで、みんなで客を捜すことにします。すると、しんのすけとネネちゃんが園舎のかげから何かを見つめているチータこと河村君を見つけました。そんなわけでチータから事情を聞くと、以前から同じ組のカナちゃんという女の子のことが気になっていて、カナちゃんもチータのことが気になっている様子だったとのことです。ところが、ここのところカナちゃんが冷たい態度をとるようになったというのです。サッカーの練習を終えたチータが声を掛けても相手にしてもらえず、ついさっきもスコップを貸してあげようとしたのに「いらない」の一言だったとのことです。するとボーちゃんが気がつきました。いつも着ているトレードマークのチータ柄のランニングを着ていないのです。どうやらクリーニングに出したようなのですが、サッカーの練習後はユニフォーム姿だし、さっきもランニングを着ていない、すなわちカナちゃんはあのランニングを着たチータのことが好きなのだと推理しました。そして翌日、チータのランニングがクリーニングから戻ってきました。すると、それを見たカナちゃんはチータに寄り添ってきます。そして、ここでカナちゃんは「前からお願いしたかったことがある」とチータに言うのです。そのお願いとは、全身をチータ柄にしてしまうというものでした。要するにカナちゃんは動物のチータが好きなだけだったのです。 もとひら了
ささきひろゆき
ささきひろゆき
針金屋英郎
しんのすけ
防衛隊隊員
チータ
カナ
探していると見つからないゾ ☆☆  
みさえが買い物に行こうとしますが、靴べらが見つかりません。すると、得体の知れない物体がありました。みさえはそれが何かよくわからなかったのですが、とりあえず靴べら代わりにして靴を履き、出かけようとして回覧板があったことに気づき、ハンコを押さなきゃということになります。その頃ひろしは、台所で定期入れを探しています。台所のテーブルにハンコがあったのですが、ひろしがカバンの中身をその上に広げたのでハンコが見えなくなってしまいました。ひろしが探している定期入れは居間に落ちていたのですが、しんのすけが怪獣シリマルダシの尻を探しておもちゃ箱の中身をひっくり返したので定期入れはおもちゃの下に隠れてしまいます。ということで、3人ともそれぞれ探し物があるものの見つからない状態になってしまいます。すると、みんながひまわりを疑うのです。ひまわりを持ち上げて体を揺すると、宝石やタイピン・カフスなどが落ちてきましたが、ハンコも定期入れもありません。しんのすけはひまわりの寝ている布団をめくってみますが、シリマルダシの尻は見つかりません。やがてしんのすけは、台所からハンコを発見しました。みさえに渡そうとするのですが、みさえに見つけたお礼を要求します。が、しんのすけの要求が高すぎて、みさえは怒ります。しんのすけを追いかけていたら、居間のおもちゃにつまづくみさえです。すると、みさえはひろしの定期入れを見つけました。そこでみさえもひろしに見つけたお礼をもらおうと考えるのです。ひろしは、玄関で冒頭みさえが靴べら代わりに使った物体を拾うのですが、実はそれがシリマルダシの尻だったのです。みんな自分の探している物を返してもらいたいのですが、お礼も欲しいということで言い争いになります。そこでひろしは、お互いに返してそれで終わり、お礼はなしという妥協案を出し、結局みんな自分の探していた物を取り戻して一件落着となるのですが、途中で疑われたり言い争いのうるささに巻き込まれたひまわりが切れてしまいます。 中弘子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
大森孝敏
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
この日も最後に映画紹介が流れました。