第402話 2001年 6月29日

プロローグ* ☆☆☆  
みさえがゴミ捨てから帰ってきます。いちいち階段を上り下りするのは疲れるってことで、しんのすけに肩もみを要求します。しんのすけは嫌がっていましたが、渋々肩もみすることに。すると、みさえの白髪を発見します。抜いたのですが、抜けたのは黒い毛でした。もう一度抜くと、白髪が抜けました。しかし周囲の黒い毛も一緒に抜いてしまいます。みさえはしんのすけを追いかけ回し、しんのすけをくすぐったりしますが、騒ぐので隣や下からクレームがつくのでした。 翁妙子
横山広行
横山広行
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひまわり
お隣とつつぬけだゾ ☆☆☆  
しんのすけが部屋で遊んでいます。うるさくするものだから隣の浪人生・四郎がクレームを付ける意味で野原家との間の壁を叩きました。すると、しんのすけは「オラとコンビニケーション(笑)が取りたいんだな」と勘違いし、壁を叩き返しました。その後しばらくしんのすけと四郎は壁を叩き合いますが、イライラが募った四郎が思いっきり壁をパンチしたところ、壁にヒビが入ってしまいました。慌てる四郎ですが、しんのすけはそのヒビから破片を取ってしまい、穴を塞ごうとする四郎が破片を取り返しに手を伸ばしますが、結局穴が広がってしまいます。とりあえず破片を集めてガムテープで塞ぐことにします。四郎がテープを貼るから、しんのすけが押さえるということでしたが、しんのすけは途中から壁の押し合いを始めてしまい、ついにはしんのすけが壁に大穴を開けてしまいます。というわけで、野原家と四郎の部屋の間には大きな穴が開いてしまい、どうにもならなくなってしまいました。ということで、夕方ひろしも帰ってきて、とりあえず大家さんに報告しなきゃと言いますが、みさえが止めます。ケチで修理代がっぽり取られそうというのが理由です。その後、穴を通じて四郎と会話をする野原一家ですが、四郎を地獄に突き落とすような言葉を知らず知らずのうちに言っていたりします。やがて、とりあえず応急処置ってことでひろしが穴を布で塞ぎました。そして夜8時、しんのすけはミュージックステーションを見ようとテレビをつけました。ちょうど映っていたのはモーニング娘。で、しんのすけは後藤真希が好みのタイプらしいです。すると、四郎が穴から顔を出してミュージックステーションを見出してしまいます。四郎は、なっちがいいそうです。モー娘。の歌が終わったら勉強すると言っていた四郎でしたが、結局Mステ終了まで見てしまう四郎なのでした。こんなことじゃいかん、と思う四郎ですが、お腹がすきました。すると、みさえからおにぎりの差し入れがありました。喜ぶ四郎ですが、その後四郎は思いっきりいびきをかいて寝てしまうのでした。 翁妙子
横山広行
横山広行
大塚正実
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
四郎
ギャルママみさえだゾ ☆☆☆  
ひろしが帰ってきました。隙間の多いボロアパートなので階段を上がってくる音がよく聞こえます。すると、直後に屈底厚子も階段を登ってきます。すると、厚底靴なので歩きにくく、いつものように8段目でけつまづいてしまいます。するとひろしが厚子に声をかけ、そして厚子の荷物を持ってあげることに。やがて部屋の前まで来たひろしと厚子ですが、なにやら二人がいちゃついているような雰囲気が野原家に伝わってきます。しばらくみさえはドアに耳を当てて盗み聞きしていましたが、我慢しきれずにドアを開けました。すると、ひろしはアツミと話をしていたのでした。ということで、誤解されたひろしは気分が悪いです。亭主への信頼がないと嘆きますが、しんのすけが誘導尋問をかけ、ひろしの本音「少しくらいなら浮気してもいいかな」というのが出てしまいます。そんなわけで、ひろしはみさえから引っかかれてしまいます。そして翌日、厚子がみさえを部屋に呼びました。料理を見てもらいたいということでしたが、部屋に入ってみると何から何までアニマル柄です。ここまでそろえるとすごいです。さて、ひまわりはアツミといっしょに座っていましたが、ひまわりはネックレスを見つけるのでした。そして、ひまわりとアツミは趣味が同じだってことが明らかになります。さて料理ですが、やはりアニマル柄の鍋の中にはきんぴらごぼうが大量に入っていました。料理作るのが面倒だから1ヶ月分作ったそうです。みさえがみりんを入れたらいいとか言うと、厚子は「うちのおばあちゃんみたい」と言います。さすがにみさえはおばあちゃんと呼ばれることには抵抗があります。が、厚子はさらに「若作りのところがそっくり」とズバズバと言ってくるのです。みさえは心の中では怒り爆発ですが、どうにか表面には出さずに我慢しました。すると厚子がウィッグも見てほしいとお願いするのでした。このあたりからみさえがだんだん厚子のペースにはまってきてしまいます。そして・・・。やがてしんのすけが幼稚園から帰ってきます。が、みさえが出てこないわけで不審に思ったよしなが先生は部屋の前まで来てドアをノックします。すると、その時向かいからみさえの声が。しかし、出てきたみさえはすっかりギャルママの姿と化していました。さすがに驚くよしなが先生、そしてしんのすけです。我に返ったみさえですが、厚子が「みんなも一緒に踊ろう」と言ったのでしんのすけも、そしてついにはよしなが先生もが踊りだしてしまうのでした。 萩田寛子
横山広行
横山広行
大塚正実
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
屈底厚子
屈底アツミ