第404話 2001年 7月13日

今度は火事だゾ ☆☆☆  
朝食時、しんのすけが妙にウキウキしています。と、みさえがカレンダーを見て叫びました。今日はひまわりの予防接種の日だったのです。ひろしが会社に出かけ、みさえはひまわりのミルクを作って持っていくためにやかんを火にかけました。そして、しんのすけがなぜウキウキしているのかをみさえに言います。「今日幼稚園でプリンを作って食べる」ってことだったのですが、みさえは「ごめーん、幼稚園バス待ってたら予防接種に間に合わないから、幼稚園はお休み」と言うのでした。しんのすけは「ヤダヤダヤダヤダ」を連呼し、だだをこね回ります。が、結局幼稚園には行かせてもらえず、しんのすけは一緒に病院に来ているのでした。そして注射が終わり、ひまわりは泣いています。そんな中、みさえがしんのすけに「早く終わったから今から幼稚園行こうか」と言うのです。すっかりへこんでいたしんのすけは活気を取り戻します。そして、ずっと大声出してきたからのどが渇いたと言います。ひまわりも何か訴えます。ひまわりも大声で泣いたからのどが渇いたみたいですね。ということでみさえがカバンを開け、ほ乳瓶を見て固まります。やかんを火にかけっぱなしかも・・・と思い、みさえはひまわりを抱き、しんのすけの手をつないで走り出します。が、注射が終わったとき看護婦さんが「しばらくは安静に」と言っていたわけで、みさえは心では急ぎながらもゆっくり歩かなければならず、はた目には何だか変な感じなのです。と、前方からタクシーが。この際タクシー代ケチっている場合じゃないってことでみさえはタクシーを呼びますが、その前に老女が呼んでしまい、みさえはタクシーに乗れませんでした。悔しがっている間にも家は燃えているのかなぁということでみさえはひまわりに軽く謝ったあと猛然と走り始めます。そしてまたずれ荘が見えてきました。が、燃えてはいませんでした。ホッとするのですが、しかし煙が上がります。慌てて敷地まで走ると、そこには七輪でサンマを焼いている大屋主代の姿が。力が抜けるみさえですが、今度は野原家の部屋の方からも煙が出てきました。みさえは再び走って階段を駆け上がり、ドアを開けます。そして台所を見ますが、火は消してあったようです。でも何で煙が充満しているのかと思ったら、四郎の部屋の間に開いた穴から煙が入ってきているのです。すると四郎がサンマを片手に「大家さんに家賃を待ってくれと言ったらサンマ一本取られちゃいました」とみさえに涙ながらに訴え、みさえはすっかり脱力、動けなくなってしまうのでした。 中弘子
ムトウユージ
ムトウユージ
末吉裕一郎
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
四郎
大屋主代
クワガタ採りは大変だゾ ☆☆  
いつものように防衛隊の面々が集まりました。が、マサオ君は元気がありません。どうしたのかと聞いてみると、マサオ君は昨日クワガタを採ったとのことらしいのです。クワガタってめったに採れるようなものじゃないんだしすごいや、と言うのですが、ところがせっかくマサオ君がクワガタを採った直後に二人のいじめっ子がやって来て、クワガタを取っていってしまって、もっと大きなカブトムシやクワガタを持ってきたら返してやると言われたと、マサオ君がみんなに言いました。それを聞いた防衛隊のみんなは怒ります。すると、しんのすけが自分の家のをあげると言い出しました。ところが、冷蔵庫の裏とかにいっぱいいるやつでしょ、とクワガタとゴキブリを勘違いしていて、みんなずっこけです。そして、ボーちゃんにいい作戦があるということでボーちゃん探偵局の出番となりました。そして虫かごを持ってマサオ君はいじめっ子たちの待つ場所に出向きます。しかし、そのかごに入っていたのは金色に光る変な虫だったのです。風間君が「それはセナカオウゴンハラグロムシさ」と言い、「めったに手に入らない貴重な昆虫」とボーちゃんが説明しました。いじめっ子たちは虫を手のひらに乗せています。そしてマサオ君がクワガタを返すように言いますが、カブトやクワガタじゃないから、とか言ってごまかそうとします。そしていじめっ子は「これどこで捕まえたんだ」と聞いてきました。しんのすけが「またずれ荘のオラんち。台所とか冷蔵庫の裏にいっぱいいる」と、内緒にしていたはずのことをしゃべってしまいます。いじめっ子たちは、めったに手に入らない貴重な昆虫なのにいっぱいいるってどういうことだよと詰め寄ってきます。すると風間君が「そりゃ普通は気持ち悪くてさわったりしないから」と言ってしまいます。すると、いじめっ子たちの様子が変わりました。「台所や冷蔵庫の裏にいっぱいいて気持ち悪くてさわれない、ってことは・・・ゴキブリ!?」と焦ります。追い打ちをかけるようにボーちゃんが金色のカラースプレーを出して「これで金色に塗った」と言います。いじめっ子たちは逃げ出そうとしますが、そこに大量の落ち葉が。そして「たたりだぁ」とかいう怪しい声が聞こえてきます。そして、巨大なクワガタが現れました。しかしそれは、クワガタの着ぐるみを着たしんのすけでした。でもいじめっ子たちはクワガタの入った虫かごを捨てて逃げていきました。実は、金色の虫の正体はゴキブリではなく、金色に塗ったゴキブリのかぶり物をしたただの虫だったのです。そして一段落したあと、しんのすけが芸を見せます。クワガタの着ぐるみのお尻が光って「ホタル」ですと。さて、そこにあいちゃんがやって来ました。マサオ君は「このクワガタあいちゃんのために必死で探したんだ」と言い出します。ところがあいちゃんは「害虫には興味ないわ」と素っ気なく答え、着ぐるみを着たしんのすけを見て素敵に思って追いかけ始めるのでした。 もとひら了
ムトウユージ
ムトウユージ
高倉佳彦
しんのすけ
防衛隊隊員
あいちゃん
黒磯
アニメ10周年プレゼント第1弾の告知* ☆☆☆ げんこつ
しんのすけが冷蔵庫からジュースを出してきてコップにつぎました。そしてプリンを取りに行きますが、戻ってきたらジュースがありません。しんのすけはプリンを部屋に置き、首をかしげてもう一度ジュースを取ってきました。すると、今度はプリンが食べられていました。ひまわりの仕業だと思ったしんのすけはひまわりを怒鳴りつけます。するとひまわりが泣き出して、しんのすけはみさえにげんこつされるのでした。ひまわりはそんなことしない、と言うみさえなのですが、ひまわりの口まわりにはプリンがついています。言葉を失うみさえですが、その後プレゼントのお知らせを言うみさえなのです。
しんのすけ
みさえ
ひまわり