第413話 2001年10月12日
アツミのプチ家出だゾ | ☆☆ | グリグリ |
みさえが部屋の掃除をしていたら、誰かやって来ました。やって来たのは向かいのギャルママの子、屈底アツミです。何かと思えば、家出したから今日から野原家で暮らすと言い出したのです。みさえは止めようとしますが、アツミはかまわず部屋に上がり込んでしまいます。で、とりあえず事情を聞くことになりました。アツミが昼寝中、厚子がアツミのお気に入りのTシャツについていたマンドリルの絵を切り取って自分の服に縫いつけてしまったのです。その時アツミが目を覚ましたので、自分のお気に入りの服を台無しにされたことを知り、そして厚子が買い物に行っているうちに家出したということなのです。とりあえずおやつとして手作りのフルーツゼリーを出しますが、きっといつもはスナック菓子かなんかだろうから、というみさえの予想を裏切ってアツミは本物の果物がいいと言い出すのでした。実はアツミの父親は長距離トラック運転手で、いつも産直のくだものなどが食べられるわけなのです。さて、厚子から電話がかかってきました。その時初めてアツミが家出していることを知った厚子なんですが、とりあえずみさえと話をして、なるべく早く帰るようにということになりました。そして夕方になります。なかなか厚子が帰ってきませんが、そんなときに誰かがやってきました。厚子かと思ったら宅配ピザだったのです。頼んでいないのですが、厚子が野原家に届けるように頼んでいたようなのです。とは言え、勝手に食べてしまっていいものかみさえは悩みます。アツミやしんのすけはそんなことを気にせず箱を開けますが、ちょうどそこへ厚子が帰ってきます。厚子はアツミに謝りますが、アツミはそれを聞こうとしません。すると厚子が新しいTシャツを取り出しました。それにはカモノハシの絵が描いてありました。するとアツミはそのカモノハシが気に入って機嫌を直したのです。そんなわけで最後にはみんなで仲良くピザを食べるというほのぼのした話となりました。 | 萩田寛子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
門脇孝一 | ||
しんのすけ みさえ ひまわり 屈底厚子 屈底アツミ |
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変身すると怖くないゾ | ☆☆☆ | |
役津栗が発声練習中、みさえがやって来ました。紙オムツを買ってくるからその間ひまわりをみていてほしいというわけなのです。そんなわけでみさえは出かけ、役津栗が野原家に移動してきます。ひまわりは寝ていましたが、役作りの参考になるかもということでひまわりの寝言をまねしてみたりします。でも何か物足りないと感じた役津栗は、持ってきた変身セットの箱をあさり、エプロンを着けてメイクをしてカツラをかぶり、子どもを預ける母親の役になり、なぜかひまわりをあけみちゃんという名前にして、「夕暮れの保育園」というシーンの演技を始めました。が、何だか暗い話になってしまうのです。もっと明るい雰囲気にしようと、役津栗はメイクや服装などを変えます。が、まるっきりギャルママの屈底厚子の姿になってしまうのです。とりあえずテレビをつけてみる役津栗です。すると、何やらドラマをやっています。伊佐山ひろみという、悪役を演じる女優がいて、牛丼屋に人質を連れてたてこもり、5億円とヘリを要求しているような内容です。さて、そのドラマはしんのすけも別の場所で見ていました。それはマサオ君の家です。ちなみにそのドラマの名前は「踊るあぶないはぐれ刑事にほえろ」と言います。面白いけど題名が長いということらしいです。その後しんのすけは家に帰りますが、その頃役津栗はドラマに触発されたのか伊佐山ひろみと同じようなメイクをしてカツラをかぶり、さらに拳銃(もちろん本物じゃないと思うけど)も取り出しました。そして銃撃戦の練習を始めるのです。しんのすけがちょうどまたずれ荘の2階にさしかかった時、役津栗は玄関から顔を出して「裏も完全に包囲されたか」とか言っているのです。それを見たしんのすけは驚き、どうしようと思うわけです。さて、部屋に戻った役津栗はというと、夜からバイトがあるし昼寝しようということになりました。でも、普通にではなく悪役っぽく昼寝することにします。その後しんのすけが恐る恐る部屋に入って様子をうかがいます。すると役津栗が拳銃を持ったまま昼寝しています。とりあえず目の前で寝ているひまわりを助け出そうと考えるしんのすけですが、もし途中で起きてしまったらどうしようと悩むのです。そして、玄関の外に置いてあった段ボール箱をあさるのでした。取り出したのはアクション仮面のヘルメットでした。ヘルメットをかぶると強くなるらしいからで、その後しんのすけがひまわりの布団を引っ張っていきますが、その時役津栗が「動くな!それ以上動くと撃つ」と言ったのです。そんなわけでしんのすけは動けなくなってしまいます。それから20分ほどして、いびきが聞こえてきました。やっぱり寝ていたのかと思ったしんのすけでしたが、20分間立ったままでいたので疲れてしまい、そのまま倒れ込んでしまいます。その時ひまわりが目を覚ましました。ひまわりは役津栗が持ってきた箱をあさり、怪獣のかぶりものを取り出してかぶってしまいました。さて、ようやくみさえが帰ってきます。するとみさえは、驚かそうと思い、スピードくじで当たったはなめがねを着けて部屋に戻りました。しかしそこにいたのは、アクション仮面に扮したしんのすけと怪獣のかぶりもののひまわりと、悪役に扮した役津栗だったわけで、みさえは唖然としてしまいます。そこにしんのすけが起きますが、みさえの顔やひまわりの頭などでこちらも驚いてしまうのです。 | 翁妙子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
末吉裕一郎 | ||
しんのすけ みさえ ひまわり マサオ君 役津栗優 |