第422話 2001年12月14日
風間君はオトナだゾ | ☆☆☆ | |
風間君が起きてきます。すると風間ママが悩んでいるようなのです。親戚から今日来てほしいと頼まれたそうなのですが、出かけたら風間君が幼稚園から帰るまでには戻れないってことで、断ろうとします。しかし風間君は、帰ってきた時にママがいなくても一人で留守番できるからってことで鍵をカバンに入れて幼稚園に行きます。幼稚園バスではみんなが子どもらしくたわむれていましたが、風間君は大人の気分です。思わず鍵の入ったカバンに頬ずりすると、それをしんのすけが見ていて「そんなにお弁当が待ち遠しいの?」と言われてしまいます。否定しようとしますが、もし本当のことを言ったらみんなも一緒に留守番してあげるとかいう話になって、風間君大人へのワンステップ計画が水の泡ってことになってしまうので、やっぱりお弁当が待ち遠しいとごまかします。幼稚園に着いても、風間君はカバンの中の鍵のことが気になっています。でもしんのすけたちが近づいてきたりして危険だと感じた風間君は、鍵をズボンのポケットに移しかえます。やがて帰る時間になりますが、その時風間君がズボンのポケットを探ると、鍵がありません。教室に戻ってよしなが先生に聞こうとしますが、慌てて教室に戻ろうとした風間君の姿を不審に思った防衛隊の面々が来ていて、結局風間君はその場から逃げ去ってしまいました。その後風間君は公園で落ち込んでいましたが、そこへ防衛隊のみんながやって来ます。そしてみんなでサッカーをして遊ぶのですが、すぐにみんな用事などがあって、風間君は名残惜しそうでしたがみんな帰ってしまいます。しかたなく風間君もマンションに帰り、家のドアの前でしゃがみ込んでママの帰りを待つことにします。すると、エレベーターが上がってきました。ママが帰ってきたのかと思って喜ぶ風間君でしたが、やって来たのは焼きイモを持ったしんのすけでした。とりあえず風間君は、ママが出かけていて家に入れないと事情を話します。するとしんのすけは、ママが戻ってくるまでうちにいたらいいと言うのです。そんなわけでまたずれ荘に風間君も向かいますが、その途中、しんのすけがポケットから「拾ったんだけど誰のかなぁ」と、風間君が探していた鍵を出したのです。風間君は放心状態になって倒れてしまうのでした。 | 中弘子 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
林静香 | ||
しんのすけ 防衛隊隊員 よしなが先生 風間ママ |
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オラも着物を着るゾ | ☆ | |
毎度おなじみ、みさえの広告チェックから話が始まります。すると、着物の広告がありました。B反市で安いのね、とか話していましたが、そこには子ども用の着物も安売りしています。とは言ってもひまわりが着物を着るのはまだ先の話です。でもみさえは、子どもはすぐに大きくなるし、その時になって着物を探してもなかなか見つからない。もしもっと安いのがあってもまた買えばいい、という完璧な理屈を考え、本当に買ってしまうのです。とりあえずしんのすけが女の子用だということを承知で着たがります。みさえが着付けをしますが、どうにもうまくいきません。というわけで、みさえはしんのすけ・ひまわりを連れて公民館でやっている着付け教室に行くことにします。そこの先生は元演歌歌手で、コブシのきいたしゃべりをしているのです。とりあえずみんな着替えるために服を脱ぎます。すると、伊藤という生徒は体型をカバーするらしい器具をつけていました。テレビショッピングのもので、何やらおまけもついているみたいです。で、佐藤という人は「若い人は何でも買えていいわねぇ」と言います。しんのすけは伊藤のことを若いと言うのがかなり納得いかないみたいなのですが、それはともかくとして、結局生徒のおばちゃんたちは雑談の輪が広がってしまいます。とりあえず、みさえの歓迎会の場所だけ決めてしまおうということになりました。歓迎会なんていいですと遠慮がちなみさえですが、単にみんな楽しく話がしたいだけみたいですね。でもってあそこがいいんじゃないとか言い合いますが、値段が安いだけあって味がいまいちとか、カロリーが高そうだからどうとか、肥満はいけないとか糖尿病だと好きな物が食べられないからかわいそうだとか健康に関する話が盛り上がります。とりあえず、先生が仕切りなおして着付け教室を進めます。着物は何と言っても長襦袢が大事だとようやうそれっぽい話をし始めますが、何やら悪臭が。ひまわりがもよおしてしまったみたいですね。そんなこんなでいろいろあって、やっと落ち着いたと思ったらチャイムが。もう時間になってしまったようです。で、先生の都合で次回の着付け教室は来月だということを知ったみさえは、すっかり落胆してしまうのでした。 | 中弘子 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
大塚正実 | ||
しんのすけ みさえ ひまわり |