第423話 2002年 1月11日

静かなひまわりは危険だゾ ☆☆☆☆  
みさえは家事を一通り終え、これからが主婦のゴールデンタイムとばかりに、お茶とドラ焼きを用意してテレビドラマ「愛のはっけよいのこったどすこい編」を見始めます。すると、ひまわりがみさえに寄ってきました。みさえは疲れているからってことで、しんのすけに遊んでもらうようにひまわりに言うのでした。その時しんのすけは部屋の隅に積んである布団の中に潜り、サンドイッチごっこをしていました。その後シーツをかぶって肉まんごっこもしますが、ひまわりはそんな遊びには興味がないようです。と、ひまわりはみさえの財布を発見します。やがてドラマの放送が終わり、ふとみさえがひまわりを見ると、おとなしくしています。しかし、実はその時ひまわりはみさえの財布にあった千円札をビリビリに破いて遊んでいたのでした。みさえは絶叫します。そしてしんのすけもやって来ます。散らかった千円札の切れ端を見て、しんのすけは掃除機を出してきてお片づけを始めてしまうのでした。そんなわけで、千円札は掃除機の中へ・・・。そんな騒ぎで、四郎が顔を出してきました。ちなみに昼寝中だったようですが。みさえが事情を説明し、しんのすけとともに掃除機から出した切れ端を並べて元の形に復元しようとしています。その時、ひまわりは電話をかけてしまいます。四郎がそのことをみさえたちに言い、みさえが受話器を奪い取りますが、受話器から聞こえてきたのは英語です。国際電話をかけてしまっていたのですね。そんなわけで大変だったわけです。夜になり、帰ってきたひろしに話すと、「ひまわりも知恵がついてきたんだし、多少のいたずらは仕方ない」と言うのですが、ひろしが脱いだシャツに口紅がついているのをみさえが見つけ、みさえが激怒します。ところが、この口紅もまたひまわりのいたずらだったわけです。「ひまわりが静かにしている時はおイタしてる時」ってことです。さて翌日、みさえはひまわりにたくさんのおもちゃを与えておきますが、ひまわりはおもちゃには目もくれず、ラジカセに目をつけるのです。まるでウサギを狙うライオンのごとくラジカセに接近するひまわりですが、直前でみさえがラジカセをどけてしまいます。その後タンスやテレビのリモコンなどにも手を伸ばすひまわりですが、ことごとくみさえが阻止します。やがてひまわりは昼寝します。ということで、みさえは台所に行って夕食の準備を始めます。そこにしんのすけが帰ってきますが、ひまわりが寝ているからってことで静かにするように言われます。そこでしんのすけは、ひまわりの寝ている部屋ではない場所で遊ぶことに。さて、寝ていたひまわりでしたが、寝返りを打った時に起きてしまいます。そして、ティッシュペーパーの箱を見つけるのでした。今回はみさえが来ないので、ひまわりはティッシュを次々に箱から出して遊んでしまいます。その様子をたまたましんのすけが見つけてみさえに知らせます。しんのすけは「オラこういう無駄なことをする人間って嫌いだから」と言い、遊びの続きをするのですが、しんのすけがやっていた遊びはトイレットペーパー早巻き取りごっこといい、トイレットペーパーを無駄にする遊びだったわけなのです。そんなわけでしんのすけはみさえからおしおきされ、その後しんのすけとひまわりはみさえから説教を受けるのですが、その時台所では、鍋とやかんを火にかけたまま、冷蔵庫開いたままと、みさえもまた無駄なことをしてしまっているのでした。 萩田寛子
義野利幸
池端たかし
原勝徳
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
四郎
ななこおねいさんの着物姿だゾ ☆☆☆ げんこつ
しんのすけは買い物の荷物持ちをしていますが、不機嫌そうです。どうやらソフトクリームを買ってくれるという約束があったのに、店が休みだったために買ってもらえなかったからのようです。そして不満をグチグチと言うのですが、そこにななこさんの声が。しんのすけが振り向くと、着物姿のななこさんがそこにいました。しんのすけはあまりの興奮で一瞬気を失ってしまったような感じにさえなってしまいます。親戚のパーティーの帰りのようで、父がどうしても着物を着て行けと言うからなのだということです。で、いろいろとななこさんを誉めるのですが、「汗に濡れた豚バラ肉」(正しくは「朝露に濡れたバラの花」)など、微妙に間違うわけで、それがまた見事なものですが。で、せっかくだから写真を撮ってあげるということで、みさえはコンビニで使い捨てカメラを買ってきてななこさんを撮影します。が、そこにはしんのすけが隠れていて、ちゃっかり一緒に写ってしまいます。みさえは注意しますが、ななこさんは別にいいみたいで、その後ツーショットを何枚か撮ってもらうのでした。その後、甘い物でも食べに行こうという話になり、甘味処に行きます。そして、みんなはおしるこを注文します。その後みさえが「どんなパーティーだったの?」と質問します。ななこさんの叔父が大学の先生なので、学生とか集まって新年会みたいな感じだったということなのですが、みさえは「パーティーは口実で、実はお見合いだったとか」と言うのです。それを聞いてしんのすけは非常に焦ってしまうわけなのですが、みさえはさらに勝手にお見合いだという話を進めていってしまいます。そしておしるこがやってきます。でもしんのすけはすっかり落ち込んでしまい、おしるこを食べる気にもなれないようです。そしてふと見ると、ひまわりの姿が消えています。ひまわりはその時テーブルの下をハイハイしていて、ななこさんに近づいていました。それに気づいたしんのすけがひまわりをななこさんから引き離そうとします。その時はずみでしんのすけはおしるこの容器を倒してしまい、おしるこがななこさんの着物にかかってしまいます。というわけで、その後家に帰るのですがしんのすけは気分最悪モードになってしまいます。みさえが、さっき撮った写真を見せて慰めると、とたんにしんのすけは機嫌を直し、写真のななこさんを見て「きれいー」と言います。すると「ありがとう」と返事が。またずれ荘にななこさんが来ていたわkでなのです。着物は汚れが取れる加工がしてあったから大丈夫だったようで、シュークリームを買ってきていました。しんのすけは再び大興奮となり、踊り出してしまいます。みさえが紅茶を入れ、テーブルに置きますが、しんのすけは引き続き踊っていて、紅茶をこぼしてしまいます。こぼれた紅茶はさっき撮ったツーショット写真の上に広がり、しんのすけはまたまた気分最悪モードとなってしまうのでした。 翁妙子
義野利幸
池端たかし
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひまわり
ななこ