第426話 2002年 2月 1日
ドアが壊れちゃったゾ | ☆☆☆ | げんこつ |
ドアの調子が悪くなってちゃんと閉まらなくなってしまった野原家です。みさえが調べますが、直すことはできそうにないわけなので、ひろしが帰ってから任せることにします。とその時、ドアが開いてそこから幽霊が顔を出しました。みんな絶叫しますが、実はその幽霊の正体は役津栗で、今度の芝居で幽霊役をやることになったので試しにメイクしてみたというのです。でも「突然入ってきたらびっくりするじゃない」とみさえが言うと、役津栗は「ドアが勝手に開いたからつい」と答えるのでした。ちゃんと閉まらないばかりか勝手に開くようになってしまったみたいです。ドアノブが甘くなってしまったからのようで、みさえは外に出て調べたりします。役津栗は、大家さんに修理を頼めばいいと言うのですが、壁の穴があるのでそうはいきません。すると、その間にしんのすけが中から鍵をかけてしまったのです。そんなわけで締め出されたみさえですが、その後しんのすけがいくら鍵を開けようとしても開かなくなってしまいました。中途半端に閉まった状態で鍵がかかってしまったから鍵穴が渋くなったみたいです。四郎の部屋から入れてもらうという手がありますが、今日は四郎は模擬試験があって不在なのです。そんなわけでみさえは強引にドアを引っ張って開けようとします。すると、懸命に引っ張ったおかげでドアが開きました。やれやれと言ったところですが、ドアは完全に壊れてしまい、開いたままの状態になってしまうのでした。そこに宅配便がやって来ました。しかし、そこにはまだ幽霊の格好をした役津栗がいて、宅配便の人は驚いて逃げてしまいます。このメイクでいけそうだと確信した役津栗はメイクを落としに自分の部屋に帰りました。一方、完全に開いたままになってしまう野原家のドアですが、とりあえずあのままじゃ丸見えだし恥ずかしいわけです。特にぶたまんを食べ、喉に詰まらせつつももう1個手に持っていて、スカートのファスナーを緩めるみさえはかなり恥ずかしい(しんのすけ談)ようで、とりあえずヒモでドアノブと家の中のどこかをくくっておくことにします。誰か来た時にはヒモをサッと外して出るということだったのですが、みさえがヒモをくくり終えた途端に誰か来ました。みさえはヒモをほどこうとしますが、絡まってしまいなかなかほどけなくなってしまいました。イライラが募るみさえは、最終的にはハサミでヒモを切ってドアを開けました。すると、そこにいたのはしんのすけでした。サッとというのがどれくらいかテストしてみたというのです。でもいったいしんのすけはどこから出たのかというと、四郎の部屋から出たわけです。で四郎の部屋の方を見ると、ドアが開けっ放しになっています。どうやら四郎の部屋のドアも壊れているようで、野原家の部屋につながる穴があるわけだし、もしも泥棒が四郎の部屋に入ったら大変ということで、みさえは四郎の部屋のドアもヒモでくくることに。しんのすけは野原家の部屋に戻りますが、ひまわりが窓に近づいていました。しんのすけがひまわりの前に回り込んで制止します。すると窓の外をマサオ君が歩いていました。しんのすけが声をかけると、マサオ君は「一緒に遊ぼう」と言うのですが、しんのすけは「今ダメなの。ドアが連続して壊れて、泥棒さんが・・・」と言い、ちょうどそこに警官が通りかかり、連続ピッキング事件発生かと思ってしまうわけです。警官は野原家の部屋に走りました。みさえは四郎の部屋のドアをヒモでくくり終わり、野原家の部屋に戻ろうとします。が、壁の穴の大きさは微妙なのです。警官が野原家の部屋に着いた時、しんのすけが叫びます。警官が入ってみると、そこには壁の穴にお尻が引っかかって身動きできなくなったみさえの姿がありました。 | 萩田寛子 | |
義野利幸 | ||
横山広行 | ||
大塚正実 | ||
しんのすけ みさえ ひまわり 役津栗優 マサオ君 | ||
こっちのおイモが食べたいゾ | ☆☆☆ | |
園長が落ち葉を砂場に集めています。一方よしなが先生は段ボール箱を抱えて教室へ。中身はサツマイモでした。近くの農家の人がプレゼントしてくれたようで、みんな好きなイモを1本ずつ選ぶことにするわけです。ところがみんな人を押しのけてイモの取り合いになってしまいます。風間君は冷静だったのですが、しんのすけから明らかに小さなイモを渡され、ムキになって大きいイモを探しだしてしまいます。そんなわけでよしなが先生が注意し、話し合って分け方を決めましょうと言うことになります。その時園長がよしなが先生を呼びました。火をおこすのを手伝ってほしいということでよしなが先生は教室から出ていきました。とりあえず、みんなで話し合いをします。風間君は、自分は小さいのでいいという人を聞きますが、誰もそんな人はいません。ジャンケンをすればとボーちゃんが提案しますが、それじゃ話し合いになっていないような気がする風間君はあまり乗り気ではありません。が、ネネちゃんによってジャンケンと決められてしまいます。でも、全員参加のジャンケンではなかなか決着がつきません。そこでまたまたボーちゃんの提案です。グループに分かれてジャンケンすればいいということになりました。そこで5つのグループに分かれて、各グループの代表がジャンケンをして勝ったグループからイモを選べるというルールになりました。もちろんしんのすけたちは防衛隊の5人でグループを作りました。そしてまずは1位決定戦、防衛隊グループはしんのすけが代表です。すると、他のグループの代表が妙なことをしているのです。何かというと、手を組んで中を覗き、何を出せばいいかというおまじないみたいな物です。とりあえずジャンケンしますが、しんのすけだけ遅れておまじないをやっていたためにジャンケンのタイミングがずれ、後出しになってしまいます。ところが、後出しなのに出した手は負けるものだったのです。次は2位決定戦を残り4グループで行います。次の防衛隊グループ代表はマサオ君です。もし負けたらネネちゃんからウサギの刑だと脅されるマサオ君に風間君がアドバイスします。こういう時は簡単なことをしたがるから、チョキみたいな複雑な形は出さない、だからパーを出せば負けることはないと教えます。そこでマサオ君はパーを出すんだと思い続けます。すると、最初はグーのところでパーを出してしまいました。そんなわけでマサオ君は反則負けになってしまうのです。さて、3番手は風間君です。風間君もパーを出す作戦で行き、自信満々でパーを出した風間君でしたが、一人だけチョキを出していたため風間君も負けてしまいます。いよいよ最終決戦、ネネちゃんが出ます。ところが、ネネちゃんも最後の勝負に負けてしまい、防衛隊グループは最下位となってしまったため小さなイモしか残らなかったのです。マサオ君はその中でも大きめのイモを見つけますが、ネネちゃんが無理矢理交換してしまいます。さらにしんのすけもマサオ君のと勝手に交換してしまい、風間君も巻き込んでイモをめぐった争いとなってしまいます。それを見ていた他のグループもお互いの選んだイモを見つめ合い・・・。一方、火をおこしたのに園児たちがなかなかやって来ないので、よしなが先生が呼びに行くことに。で、教室を見てみるとそこではみんなイモの取り合いをしているのでした。そんな中、ボーちゃんは目の前に転がってきた大きなイモをこっそり服の中に隠して一人笑っていたのです。 | 阪口和久 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
小川博司 | ||
しんのすけ 防衛隊隊員 よしなが先生 園長 |