第428話 2002年 2月22日
雪の日の買い物は大変だゾ | ☆☆ | げんこつ |
朝、しんのすけが起きて窓の外を見ると、雪が積もっています。ところがしんのすけは、そのまま布団へ逆戻りしてしまいます。子どもなら、雪を見たらもっとはしゃがなきゃということで自分で例を見せますが、しんのすけはこたつの電源を入れているのでした。さて朝食ですが、その時みさえがひろしにジャンケンをしようと話を持ちかけます。実は昼食のおかずが何もないから買ってこなきゃいけないんだけど、どっちが買いに行くかをジャンケンで決めようというものなのです。でもひろしは、天気予報で雪だって言っていたし、なくなる前に買っておくものだと文句を言うのです。さらにどさくさまぎれにしんのすけもみさえの悪口を言うのですが、しんのすけはみさえにげんこつされてしまうこととなります。で、結局ジャンケンはひろしが負け、ひろしが買い物に行くことになります。ひろしはしんのすけを連れていこうとしますが、しんのすけは行こうとしません。しかたないのでひろしが一人で行こうとしますが、その時しんのすけが、もし買い物について行ったら、ひろしからごほうびでお菓子を買ってもらえると考えました。そこで、慌ててしんのすけも着替えて買い物について行くことになりました。そして買い物に行く途中、まだ誰も踏み込んでいない公園がありました。そこで、しんのすけとひろしはそこで少し遊んでいくことにします。雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりします。で、たっぷり遊んだということで公園を離れる二人でしたが、直後に戻ってきます。どうやらみさえから預かった五千円札を落としてしまったらしいのです。あちこち探しますが、見つかりません。雪合戦をする時に雪玉を作ったのですが、その時一緒に丸め込んだのではと考え、残っていた雪玉をつぶしてみるひろしですが、五千円札は見つかりません。しんのすけは勘違いして新しく雪玉を作ってひろしに渡していたりもしましたが・・・。さらに公園じゅうを探し回りましたが、やはり見つかりません。もうあとは雪だるましかないということで、ひろしはしんのすけに雪だるまを壊させてくれと頼みました。すると、しんのすけはあっさりOKします。で、いざ壊そうとしたひろしですが、公園の入り口に3人の女性の姿を見かけるのでした。そして、ひろしは雪だるまを壊しにくくなってしまいます。すると突然しんのすけが「雪だるま壊しちゃうの?」と叫んで泣き出し、3人の女性に向かって走っていくのでした。ひろしも追いかけて、女性たちに弁解しますが、しんのすけは泣いていたのがいつの間にか笑い出すのです。で、その後雪だるまを壊してみますが、やっぱり五千円札は発見できませんでした。実は五千円札は公園の木の枝に引っかかっていたのです。 | 阪口和久 | |
高橋順 | ||
貞光紳也 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり | ||
張り込み刑事が来たゾ | ☆☆☆ | |
またずれ荘にタウン警察署所属の二人の刑事がやって来ました。にがりや京助と、その部下汚田急痔です。二人は204号室に入居することになっていて、階段を上がっていきます。すると、そこでしんのすけに会ってしまいます。汚田が、自分たちは親子だとしんのすけに言うのです。が、にがりやは余計なことを言うなと汚田を叱りつけ、204号室に消えていきました。しんのすけはみさえに報告します。で、204号室ではちょうど窓から見えるマンションに凶悪犯が住んでいるから、ここで見張っていればしっぽをつかめるはずということなのですが、もし大家さん以外に刑事だとばれたら張り込みが台無しになってしまうかもしれないから余計なことをしゃべるなとにがりやが汚田を叱りつけています。と、そこにはいつの間にかしんのすけが入ってきていて、話を聞いていたのでした。その後、奥さんはにがりやの顔のせいで逃げられたとか、荷物が少ないのは汚田がカード破産したからとか言ってごまかし、とりあえずしんのすけには誰にも話すなと口止めして帰しますが、その直後みさえが204号室を訪ねてきます。しかし、しっかりしんのすけがさっきのことを話してしまいっているので、みさえにはこの二人は奥さんに逃げられ、カード破産したかわいそうな親子だと思われてしまうのです。その後、汚田が夕食の買い出しに行こうとしますが、ちょうど野原一家も廊下に出ていて会います。すると、汚田に対して仕事はどうしているのかと聞くのです。困った汚田は、父親が骨折したから看病しなくちゃいけないから就職活動ができないとごまかします。すると、にがりやに呼び止められるのでした。誰が骨折したんだよ、ということですが、その方が家にずっといても不自然じゃないし、ということでにがりやはウソの骨折をすることとなります。どこの骨折にするかでしたが、ちょうど突き指してしまったため、手の骨折ということにします。手に包帯を巻き、また余計なことを言うといけないからということで今度はにがりやが買い出しに出かけます。まずは廊下をチェックし、階段から下を見て野原一家がいないことを確認して階段を下ります。しかし、階段の下に野原一家が座っていたのです。たまには運動でも、とごまかしますが、みさえが「私が面倒を見ます。そうすれば息子さんも就職活動ができるから」と言うのですが、にがりやとすれば困ってしまうわけです。そして、とっさに「息子も病気で」と言ってしまいます。で、どんな病気なのかということですが、5分に1度ギャグを言ってしまう「一発ギャグ症候群」だと言うのです。そんなわけで、汚田急痔は5分おきにギャグを言わなければならなくなってしまうのでした。 | 中弘子 | |
貞光紳也 | ||
貞光紳也 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひまわり にがりや京助 汚田急痔 |