第432話 2002年 3月22日

嫁には絶対やらないゾ ☆☆  
ひろしはひまわりのことがかわいくてたまらないのです。みさえも、自分たちの子どもにしてはできすぎだと言うのです。で、公園でもひまわりはモテモテで、男の子たちがみんな寄ってくるとみさえが言うのですが、ひろしはちょっぴり不安になります。さて、たまたまつけていたテレビに俳優の藤原啓治が映っていました。実は藤原啓治は野原一家の近くに住んでいて、さらに独身だと言っているけれど結婚して子どももいるそうなのです。その子どもがひまわりに夢中だとのことです。ひろしはかなりあせるのです。ちなみにその子の名前はイチローというのです。テレビでは藤原啓治の豪邸を紹介していて、もしひまわりがイチローと結婚すれば、みさえたちも豪邸に住めるかもと妄想を膨らますみさえたちなのです。ひろしは動揺が隠せません。そして夜、ひろしはひまわりが中学生ぐらいになったら、きっと自分のことを毛嫌うんだろうなとか、ふと思うのです。そしてひまわりとイチローとの結婚式で泣くという夢を見るひろしなのでした。さてその後ひろしは、会社で取引先の社長と会いますが、その社長がイチローという名前だったのです。そしてひろしは、藤原啓治の子どものイチローがどんな男なのか気になるのでした。そして日曜日、みさえがひまわりを連れて公園に行こうとしますが、ひろしが行くことにします。そしてひろしは公園の砂場でひまわりを遊ばせて、周りにいる男の子をにらむのです。その様子がちょいと怪しいのですが・・・。やがて、サングラスに帽子と芸能人の必須アイテムを着けた男が子どもを連れて公園にやって来ました。ひろしはすぐにこの男が藤原啓治だと見破りました。で、藤原啓治が連れてきたイチローがひまわりにどう近づくのかを見ていたら、イチローはプレゼント攻撃を仕掛けました。が、ひまわりにその気はないようです。ひろしは「ざまぁみろ」と心の中で叫ぶのでした。そこにみさえたちがやってきて、藤原啓治に勝手に挨拶してしまうのです。 中弘子
高橋順
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
部長
藤原啓治
藤原イチロー
張り込みは忍耐だゾ ☆☆☆  
またずれ荘204号室で張り込み中のにがりや・汚田両刑事です。が、いぜんとして狙う犯人は現れません。さて、にがりやはしんのすけたちには骨折していることにしているのですが、包帯を巻いていません。骨折しているふりをしていたら不便だからということなのです。そもそも思いつきで骨折させた汚田がいけないと責めるにがりやですが、汚田もにがりやの思いつきで一発ギャグ発作病にさせられていて、どうせならもっとセンスある病名にしてくれたらよかったのにと責め、二人は殴り合いのケンカとなってしまいます。そこにみさえとしんのすけが、サトイモの煮っ転がしのおすそ分けにやってきます。するとケンカしていた二人は仲良くなって包帯を取りかえるふりをするのです。しんのすけとみさえが帰った後、にがりやはもうすぐ定年だとしみじみ語ります。が、汚田は待つだけなんてもう飽きたから家に帰ってアクション仮面でも見たいと言うのです。にがりやは、見るなら演歌だと言います。で、お互いガキっぽいだの年寄り臭いだの言い合い、汚田がにがりやのお茶を勝手に飲んでしまうなどあって二人の仲が悪くなってしまいます。そして、汚田はにがりやのことを「やかんゴリラ」と言うのです。するとにがりやは激怒し、汚田のことを「ウンコたれザル」と言い返すのです。当然汚田も怒り、またしてもケンカとなってしまいます。その様子は廊下にも伝わり、そこにいたしんのすけに聞こえてしまいます。しんのすけはひろし・みさえにケンカしていることを報告し、そして野原一家はみんなでケンカの仲裁に行きます。で、話を聞くのです。「やかんゴリラ」も「ウンコたれザル」も、確かにその通りだと思いつつ、実際に言われたら傷つくものだと言うのです。ここでみさえも、「胸なしおばさんと言われて傷ついている」とのだと言います。するとひろしも、みさえから「エンドレス係長」と言われて傷ついていると反論し、こちらも口論となってしまいます。そこに四郎・役津栗・屈底がやってくるのです。そしてみんな好き勝手に話を始めてしまい、何が何だかわからない状態となってしまうのです。 萩田寛子
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
四郎
役津栗優
にがりや京助
汚田急痔
屈底厚子