第434話 2002年5月4日

リサ・アスピリンが帰ってきたゾ ☆☆☆  
またずれ荘204号室、そこで張り込み中のタウン警察署にがりや・汚田両刑事ですが、身分を隠すための親子という設定・さらに一発ギャグ発作病や右手の骨折などの変な設定を最近楽しんでいるようなのです。それはともかく、張り込んでいるマンションには狙っているステロイド麻酢尾の恋人であるリサ・アスピリンが住んでいるのですが、ここ2年間リサと麻酢尾は会っていないようなのです。ちなみにリサはモデルなので、撮影旅行に出かけているみたいなのです。さてその頃、一人の女性が旅行用トランクを引っ張っていましたが、キャスターが壊れてしまって苦しんでいました。そこにたまたましんのすけが通りかかり、その女性が美人だったこともあってトランクを押すのを手伝うのでした。いまさら言うまでもなくその女性こそがリサ・アスピリンだったのですが。そしてリサは住んでいるマンションに到着します。しんのすけは帰ろうとしますが、お土産のチョコレートクッキーにつられてそのままリサの部屋へと向かいます。さて、またずれ荘ではリサが帰ってきたということで急に慌しくなりますが、そこにしんのすけもいるのを知ってずっこけます。その後リサとしんのすけは部屋に入ってしまいますが、これはチャンスかもしれないとにがりやは言うのです。つまり、相手は子どもだし重要なことをポロッとしゃべってしまうかもしれず、それをしんのすけから聞き出せばいいということなのです。しんのすけはというと、リサから何でも聞いていいと言われて興奮状態になり、いろいろと聞いたようなのです。そしてしんのすけがまたずれ荘に帰ってきました。そこを両刑事が誘うのです。しんのすけは拒否しますが、半ば強引にしんのすけは204号室に連行されるのでした。大量のお菓子やジュースを出してしんのすけからさっきのことを聞き出すのですが、しんのすけが聞いたのは、リサが外反母趾なのかとか、納豆にネギ入れるタイプなのかとかいうことなのでした。恋人のことも聞いたと言うのですが、恋人という字のことを聞いただけだったのです。そんなわけで、結局何も肝心なことを聞き出せずに3日分のおやつを食われ損な両刑事ということになってしまいました。その頃、リサの部屋を電柱の影から見つめる一人の男がいるのでした。 萩田寛子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
入江康智
しんのすけ
にがりや京助
汚田急痔
リサ・アスピリン
ステロイド麻酢尾
つゆかけご飯はおいしいゾ ☆☆☆  
幼稚園にて、昼休みにしんのすけが風間君に毛虫の歯ブラシ(棒の先に毛虫を乗っけたもの)を見せますが、あんまり相手にされません。職員室では、上尾先生の机の上にカップめんの容器が置いてありましたが、上尾先生はどこかに消えてしまっているのです。まつざか先生は上尾先生のカップめん容器も他のゴミと一緒に捨ててしまうことにするのです。その途中まつざか先生もしんのすけから毛虫の歯ブラシを見せられるのですが、ちょっと驚いた後はそっけない反応です。そこに上尾先生がご機嫌に帰ってきたのですが、机の上のカップめんがないのに気がつき、よしなが先生に聞きました。で、流しに行ってみるとすでに捨てられた後だったのです。上尾先生はカップめんの残りのつゆをご飯にかけて食べようと思ってご飯だけ買ってきていたのでした。一応カップめんのふたにはまだ捨てないでと書いてあったのですが、小さな字だったので気がつかなかったのですね。まつざか先生は、大事なつゆを捨ててしまったうえにカップめんの残りのつゆをご飯にかけるなんて変なものが好きなのねと言うのです。上尾先生は怒り、「閉店後のスーパーのお惣菜」と言って職員室から出て行くのでした。意味は「売れ残り」ってことなのですね。さて職員室から園庭に逃げた上尾先生ですが、そこにしんのすけがやって来て、毛虫の歯ブラシを見せたのです。すると上尾先生は毛虫の歯ブラシのことを嫌がることなくほめたのです。そんなわけでしんのすけと上尾先生は意気投合するのでした。さらに、しんのすけもカップめんつゆかけご飯が好きだということがわかり、さらに意気投合する二人です。で、上尾先生はまつざか先生がカップめんつゆかけご飯のことをバカにした発言をしたことをしんのすけに言うと、しんのすけは怒るのです。そして、しんのすけは恐ろしい方法でかたきを取ると言い出したのです。その方法とは、まつざか先生が読みかけの小説「ハリー・ボッテーとつけもの石」のしおりを10ページほど戻すというものだったのです。そこによしなが先生がやって来ました。よしなが先生は上尾先生に何かを渡しました。それは、まつざか先生の謝罪メモ付きカップめんだったのです。そこで上尾先生はまつざか先生にお礼を言い、さらに「閉店後の百貨店の高級ブランド品」と言ったのです。まつざか先生はうっとりしますが、また閉店後なのですよね。ところでまつざか先生の机の上にあった小説ですが、上尾先生が元に戻そうと思ったら園長が読んでいたのでした。その小説はもともと園長のもので、たまたままつざか先生が少しだけ借りていたものだったのです。 翁妙子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
木村陽子
しんのすけ
風間君
よしなが先生
まつざか先生
上尾先生
園長
ホシとデカが急接近だゾ ☆☆☆  
またずれ荘204号室では依然として張り込み中です。リサが帰ってきたので、ヤクの売人・ステロイド麻酢尾が近くにいる可能性が高くなったわけなので気合いが入る両刑事です。その頃麻酢尾はリサの部屋を電柱の陰から見つめていました。何とかしてリサと連絡を取りたい、けど電話番号も変わっているしどうやって連絡したらいいのか悩むのでした。その近くにはしんのすけもいて、麻酢尾はしんのすけに絡まれます。とりあえず麻酢尾はその場を離れますが、ふと目に留まったのは子どもが遊んでいた紙飛行機でした。麻酢尾は紙に、「今夜8時に春我部駅南口に来てくれ」と書き、それで紙飛行機を折ってリサの部屋めがけて飛ばしました。が、突風にあおられて紙飛行機は近くにいたしんのすけを直撃してしまいます。しんのすけはそのまま紙飛行機を持ってどこかに行ってしまおうとしました。麻酢尾がしんのすけに声をかけ、紙飛行機を返してもらおうとしますが、麻酢尾のものだという証拠がない(中のメモを見せるわけにはいかないので)ため、しんのすけは返してくれません。それでも麻酢尾はしつこくしんのすけについていくのです。で、どうすれば信用してくれるのかと聞く麻酢尾に対してしんのすけは、一緒に遊んでくれる人しか信用しないと答えるのでした。ということで、その後しんのすけと麻酢尾は公園で遊ぶことになったのです。その頃、汚田が夕食の買い出しに出かけました。汚田は帰る途中、しんのすけの姿を見つけて声をかけます。で、その後しんのすけ・汚田・麻酢尾の3人で一緒に「だるまさんがころんだ」「缶けり」「シーソー」などで遊ぶのでした。ちなみに麻酢尾はくどい顔なので、会えば一発でわかるはずだったのですがサングラスをしていたこともあり、汚田は目の前にいる麻酢尾に気がついていないのです。やがて汚田は先に帰り、その後しんのすけと麻酢尾はジュースを飲みます。そしてしんのすけは麻酢尾に紙飛行機を返すと言ったのです。一日遊んでくれたってことでいい人だから返してくれるようなのです。実際にはそんないい人でもないんですけれどね。しかし、返す前に1回だけ飛ばさせてと頼むしんのすけなのです。でしんのすけは飛ばしてみますが、うまく飛びません。そこで麻酢尾が手本を見せます。 すると紙飛行機は高く舞い上がり、どこまでも飛んでいくのでした。しかし、本当にどこまでも飛んで行ってしまってはまずいので麻酢尾は必死で追いかけるのでした。結局その日、麻酢尾はリサに連絡できなかったのでした。 萩田寛子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
大塚正実
しんのすけ
にがりや京助
汚田急痔
リサ・アスピリン
ステロイド麻酢尾
5月14日発売の「クレしん映画大全」のプレゼント告知がありました。