第435話 2002年5月11日

スーパーモデルとお散歩だゾ ☆☆☆ げんこつ
リサのマンションのそばに来ているステロイド麻酢尾。しかし、どこかで警察が張り込んでいるかもしれないのでうかつに近づくことができないと感じています。そこでしんのすけに再び会うのですが、麻酢尾がリサのことを想いつつもうかつに近づけないもどかしさのため手足をいろいろと動かしていたため、麻酢尾のことを下手なダンサーだと思うのです。さてそこにリサがマンションから出てきました。麻酢尾はリサに向けて自分の携帯電話の番号を書いたメモを丸めて投げました。が、しんのすけがそんな意図はなかったものの邪魔をしてしまい、リサには届かず道路に落ちてしまいます。さらにそこに他の野原一家が登場し、リサと楽しそうに話を始めるのでした。電柱のそばから様子を伺っている麻酢尾はいらだっています。で、野原一家はこれから河原に散歩に行くところで、リサも誘うのでした。そんなわけで、野原一家とリサは河原に向けて歩き出します。その頃またずれ荘204号室では、リサが出かけるから尾行しようかとも思いますが、野原一家が一緒にいるし、ってことで見送ります。さて河原に向けて歩く野原一家とリサですが、リサがモデルだと言うことで、みさえは着こなしのコツとかを聞きます。ただ、今着ている服はスーパーで買ったものだというのです。そういう意味ではスーパーモデルなんですね。でもスーパーで買った服でも似合うのはさすがです。みさえが同じ服を着たら・・・かなり格好が悪いみたいでしんのすけ・ひろしは笑います。でもってみさえにげんこつされるのでした。その後みさえはきれいに見える歩き方を教わるのです。最初はみさえだけが興味を引いていたのですが、姿勢よく歩けばたいていの人はきれいに見えるってことでしんのすけもひろしもきれいに見える歩き方を実践します。やがて河原に着きました。リサとしんのすけは走りまわったりしますが、その後しんのすけが「好きな人いるの?」とリサに聞くと、リサはしばらく黙り込んでしまいました。2年前に姿を消した麻酢尾のことを思い出すのです。その後「好きな人、いるよ。」と答えますが、誰を好きなのかというと「しんちゃん!」ですと。そんな二人の背後に1本の木が移動してきました。その木は作り物で、その陰に麻酢尾がいるのです。リサの姿を見て、やっぱり組織を抜けようと言う麻酢尾なのでした。が、そのまた背後にもう1本の木があって、その陰にいた人が組織のボスに、組織を抜けようと発言したのを伝えました。するとボスは、麻酢尾を消せと命令したのです。 萩田寛子
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
にがりや京助
汚田急痔
リサ・アスピリン
ステロイド麻酢尾
園長先生のマジックショーだゾ ☆☆☆  
園長が物置の整理をしていたら、昔趣味でやっていたという手品の道具を見つけました。帽子をかぶり、ハンカチを持っていると、そこにしんのすけがやって来ました。さらに防衛隊のみんなもやって来て、みんなから手品を見せてとせがまれる園長なのです。そこで、久しぶりだしうまくできないかもしれないながらもとりあえずやってみることに。突然バラの花を出したり、何本にも切った紐が1本の長い紐になったりする手品を披露しました。で、さっそくそのことは幼稚園の先生たちに伝わり、ぜひとも他の園児にも見せてやりたいということになります。そこで、みんなは講堂に集まり、園長のマジックショーが始まりました。延長は帽子からハトを出し、会場は拍手喝采です。そんなわけで大成功のうちに終了したマジックショーです。ご機嫌な園長は、次はいつやるかと言い出したのです。で、第2回マジックショーが始まるのです。が、内容が前回とまったく同じなのです。どうやら新しい道具を買ったものの、使いこなせなかったらしいのです。そんなわけで前回と同じなので誰も驚いたりすることもなく、会場はシーンとしてしまいます。さすがにまずいと感じたよしなが先生は園児たちに拍手するように必死でジェスチャーで伝えます。そんなわけでパラパラとした拍手が会場に響くのでした。その後、先生たちは同じネタじゃ喜ばないのにとかいろいろと言っています。そのことは防衛隊のみんなも思っていて、たまたまそれを園長が聞いたのです。というわけで園長は落ち込んでしまいました。このままじゃまずいということで、よしなが先生は防衛隊のみんなに、同じネタでも喜んであげてと頼むのでした。防衛隊のみんなもそれを了承し、そして園長にまた手品を見せてと頼みに行くのでした。園長は、まだ新しいネタを仕入れてないからとか言いますが、とにもかくにもやってみることに。すると、帽子からハトではなくチョコビが出てきました。そんなわけでみんなは大喜び、園長もみんなに感謝するのでした。 中弘子
筑紫大介
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
防衛隊隊員
よしなが先生
まつざか先生
上尾先生
園長
さよなら優ちゃんだゾ ☆☆☆☆  
劇団四毛の脚本家・しじみこう太がまたずれ荘を訪れました。こんなアパートの舞台にした作品を書いてみたいと思って壁を叩くと、壁の一部が剥がれ落ちてしまいました。慌てて元通りはめ込んでふと振り返ると、そこにはしんのすけの姿が。しっかり見られていたわけで、しじみはカレーパンで口止めしようと考えます。しかし、しんのすけはメロンパンも要求します。ということで二人はどこかへと出かけていきます。その直後四郎がバイトに出かけようとし、さっき剥がれ落ちた壁の前でくしゃみをしたら、壁が剥がれ落ちました、運悪くそこには大屋がいて、四郎は弁償しなければならなくなってしまうのでした(というところまでしか描かれていないので本当に弁償したかどうかまではわかりません)。そして夕方、役津栗はよくいる川岸で発声練習をしていました。そこにしんのすけとしじみがやって来ます。しんのすけは2つもパンを買ってもらったことを役津栗に言い、なぜかも言いかけましたが、しじみが「役津栗に用があって、それでしんのすけに案内してもらったそのお礼にパンを買ってやった」のだとごまかします。で、しじみが役津栗にどんな用があるのかということですが、今度の夏の公演で、役津栗に準主役をやってもらいたいと伝えることでした。役津栗は、まだ入団したばかりでそんな大役だなんてと言いますが、不満なはずはなく受諾します。その結果、役津栗は明日劇団の宿舎に引っ越してそこでみっちりと鍛えられることとなったのです。ついにしじみの舞台に立てると大喜びの役津栗ですが、宿舎に入るということはまたずれ荘を出なくてはなりません。というわけで役津栗は涙を浮かべてまたずれ荘へと帰っていきました。またずれ荘ではみさえと厚子が刃なしをしていましたが、帰ってきた役津栗は泣いたまま自室へと入っていってしまいました。どうしたのかと思ったみさえたちは役津栗の部屋をノックして事情を聞きます。役津栗は部屋からは出ず、明日引っ越すことを告げるのでした。そして夜、ひろしが帰ってきます。ひろしは送別会でもしようかと言うのですが、とにかく役津栗が部屋から出てこないし一人にしてと言うのでどうにもならないのです。役津栗は荷物の整理をしていますが、これから日のあたる場所に出て行くのになぜ悲しいんだろうと感じているのです。やがて翌朝、役津栗は最後くらい笑顔でと決心して部屋を出ます。すると廊下にまたずれ荘の面々が集まっていて、優しい言葉をかけてくれたわけです。役津栗は明るくお別れの言葉を言おうとしましたが、途中で泣いてしまいます。その後、しんのすけがいないのに気づきました。何度も起こしたけど起きなかったらしいのです。ということで、役津栗はまたずれ荘から巣立っていくのですが、何かを感じました。野原家の部屋の窓、そこにしんのすけがお尻で書いた「ガンバレ」というメッセージを残していたのです。 もとひら了
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
四郎
役津栗優
屈底厚子
屈底アツミ
大屋主代
しじみこう太