第436話 2002年5月18日
さらばまたずれ荘 またずれ大捜査線だゾ(1) | ☆☆☆ | げんこつ |
汚田刑事がリサを尾行していたら、スーパーでリサに近づき、メモを渡した男を目撃しました。さらに、そのメモを見たリサの様子が急に変わったのです。ということをにがりやに報告する汚田で、二人は近くに麻酢尾がいると確信します。そこで、汚田が麻酢尾を捕まえに外に出ます。ちゃんと麻酢尾の顔写真を持って出かけるのですが、あろうことかその写真を野原家の部屋の前に落としてしまいます。その頃野原家の部屋では、野原一家が引っ越しの準備作業中でした。大きな荷物はすでに新居に運び終え、残りの荷物を段ボール箱に入れているところです。が、出る前に四郎の部屋との間に空いた穴をふさぐのをやっておく必要があります。しんのすけは部屋の外に出て、何か落書きしようと思います。すると、汚田が落とした写真を見つけ、それに落書きを始めるのでした。そこに写真を落としたことに気づいた汚田が帰ってきました。そしてしんのすけが写真に落書きしているのを見つけ、慌てて取り返します。が、すでに写真は落書きだらけ。と思ったら、その落書きは髪型を変えたりあごひげを書き加えるようなもので、それを見た汚田は、先日だるまさんがころんだなどで遊んだあの人が麻酢尾だったのかと思うのでした。その時にがりやが出てきました。リサが出かけたというのです。きっと麻酢尾のところだと感じたので、早速両刑事はリサを尾行します。そこにしんのすけもついていってしまいました。やがてリサは麻酢尾が待つ場所に到着します。が、いきなり麻酢尾をビンタします。さっき電話で、一緒に逃げてくれとリサに頼んでいたようで、いったい何をしたのかと問い詰めるのでした。そこに刑事たちが登場し「そいつはヤクの売人だ!」と言うのです。そして汚田が警察手帳を出し・・・と思ったらそれはアクション仮面手帳だったのです。それは以前しんのすけが遊びに来た時に忘れていったのを返そうと胸ポケットに入れっぱなしになっていたのです。そんなわけで、ここでついに両刑事はしんのすけに本当は親子じゃなくて刑事だと明かすのでした。さらに麻酢尾のことを悪いやつだと言うのです。麻酢尾は逃げようとしますが、リサが「自首して」と麻酢尾を止めます。汚田が麻酢尾を捕まえに行きますが、ここでしんのすけが涙目になって「このお兄さんはオラと遊んでくれたから悪い人じゃないもん!」と訴えるのでした。その姿勢に麻酢尾は、素直に自首することを決心します。こうして無事事件は解決・・・と思ったその時、銃弾が飛んできます。麻酢尾が所属する組織が、証拠隠滅のために麻酢尾を消そうとしているようだということで、とりあえずみんなまたずれ荘に逃げることに。しかし、またずれ荘に着いたもののしんのすけがいないのです。しんのすけは、アクション仮面手帳を落としてしまったので現場で探していたのです。すると手帳を持った男性が立っていて、拾ってやったお礼にまたずれ荘の場所を教えてくれとしんのすけに言うのでした。続く。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
? | ||
林静香 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり 四郎 にがりや京助 汚田急痔 ステロイド麻酢尾 リサ・アスピリン | ||
さらばまたずれ荘 またずれ大捜査線だゾ(2) | ☆☆☆☆ | |
しんのすけがいないということで、にがりや・汚田両刑事がしんのすけを探しに行くことに。麻酢尾とリサは204号室から絶対に出ないように言い残して両刑事が部屋を出ると、しんのすけが帰ってきました。一安心といったところでしたが、しんのすけにはピストルが突きつけられているのです。あの時麻酢尾を撃とうとし、アクション仮面手帳を拾った殺し屋が一緒に来ていたのです。殺し屋は、麻酢尾を渡せと要求します。が、刑事たちは拒みます。その間しんのすけはのんきに銃口に指を突っ込んだり舐めてみたり・・・。その騒ぎにひろしが出てきました。で、両刑事はすべての事情を話します。その後みさえや四郎・屈底母娘も出てきます。で、みんな事件のことを知って怖がるのです(しんのすけは全然怖がっていませんが)。その後みんなは怖がりながらも好き勝手しゃべりまくるので、殺し屋は怒鳴りつけ、威嚇発砲をしました。その結果みんなは201号室へと逃げ込むのでした。その時、下から大屋の声がします。何の騒ぎだと大屋が上がってきたので、殺し屋は慌てて201号室へ入ります。が、その様子を大屋に見られてしまいます。一方201号室に入った殺し屋ですが、そこに誰もいないのです。いったいどこに消えたのかと思いますが、ついに202号室との穴を発見するのでした。みんなは202号室に逃げていたわけで、見つかってしまうのです。とその時、大屋が201号室に入ってきました。そして壁の穴を発見します。するとひろし・みさえ・四郎は「こいつがやったんですよこいつが!」と殺し屋のせいにするのです。大屋は激怒し、殺し屋からピストルを奪って構えるのでした。が、殺し屋はもう1丁ピストルを持っていて、しかも大屋が奪ったのは弾切れだったのです。というわけで、大屋も他のまたずれ荘住人と一緒に人質となってしまうのでした。で、殺し屋は常にピストルを2丁持つのがこだわりだと言うと、しんのすけもポケットにチョコビをいつも2個持っているとか、みんなそれぞれのこだわりを語り出すのです。それに切れた殺し屋は早いとこ麻酢尾を出せと言うのです。で、実は今回が殺し屋初仕事だというのです。で、前の仕事はシロアリネズミ駆除だったというのです。実はまたずれ荘はここ何年も駆除をしていなかったらしいのです。で、やるならお金がかかるから住人にも負担してもらうと言い出し、住人たちは文句を言うのでした。その頃、204号室に潜む麻酢尾とリサはその様子を聞いています。続く。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
? | ||
針金屋英郎 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり 四郎 にがりや京助 汚田急痔 屈底厚子 屈底アツミ 大屋主代 ステロイド麻酢尾 リサ・アスピリン | ||
さらばまたずれ荘 またずれ大捜査線だゾ(3) | ☆☆☆☆ | |
そんなわけでまたずれ荘202号室で住人全員が人質となってしまいます。そんなこととは知らない役津栗がまたずれ荘に遊びに来ました。そして、機動隊のコスプレをして202号室に乗り込みます。野原一家を驚かそうと思ったのでしょうが、目の前に広がる風景にあっけに取られる役津栗です。と、殺し屋が役津栗に気を取られたすきににがりや・汚田両刑事が殺し屋に飛びかかり、その間にみんなを避難させようとします。しんのすけは大事なものを持っていこうと、アクション仮面ヘルメットをかぶります。そんな場合かと言うみさえですが、みさえもバーゲンで買ったブランドバッグをしっかり持っているのです。殺し屋と刑事がもみ合った際、もともと穴が開いていた壁が更に崩れてしまい、にがりやは本当に骨折してしまいます。ひろしたちは、これで完全に殺し屋のせいにできると思わずバンザイしてしまいますが、ストレッチとごまかします。ついに怒りが頂点に達した殺し屋は、5つ数えるまでに麻酢尾が出てこないと人質の命はないと言い、4つまで数えたところでついに麻酢尾とリサが202号室に現れます。その時、しんのすけはビー玉も持って行こうとおもちゃ箱からビー玉を出してポケットに入れようとしますが、転がってしまってしんのすけは追いかけます。ビー玉は殺し屋の背後まで転がっていき、みさえが「危ない」と声をあげます。すると、殺し屋がバランスを崩して転倒してしまいました。そして、偶然しんのすけがかぶっていたアクション仮面ヘルメットの角に倒れてきた殺し屋の肛門が直撃、殺し屋は悲鳴を上げます。そのすきに刑事たちが殺し屋を取り押さえます。殺し屋も、この仕事は向いていないと悟り、おとなしくなるのでした。そんなわけでこの一連の事件は無事解決し、その翌日、野原一家はまたずれ荘を去っていくのでした。その後、204号室ににがりや・汚田両刑事がやって来て、二人で飲むのです。が、やけに静かなのです。とそこに四郎と屈底厚子・さらに役津栗もやってきました。なぜ静かなのかというと、野原一家がいなくなったからなわけなのですが、その後みんなで楽しいひと時を過ごすのでした。一方大屋は、ついに入れ歯タワーが完成します。野原一家がいなくなって楽に完成するわけでしたが、何となく寂しそうです。と、ドアの下に手紙が入っていました。それはみさえからのもので、壁の穴は本当は自分たちが不注意で開けてしまったもので、今まで黙っていてずみませんでしたという内容で、修理代として2万円が同封されていました。その頃野原一家は、ついに完成した新しいマイホームを前に喜んでいます。が、しんのすけが描き初めとか言って塀に落書きしようとするなどさっそくドタバタするのでした。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
? | ||
松下佳弘 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり 四郎 役津栗優 にがりや京助 汚田急痔 屈底厚子 屈底アツミ 大屋主代 ステロイド麻酢尾 リサ・アスピリン |