第438話 2002年6月1日

父ちゃんと一緒にお風呂だゾ ☆☆☆☆  
ひろしが帰ってきました。ネクタイを緩め、背広を脱ぐこの瞬間、サラリーマンの束縛から解放されるというわけでその開放感から、ついひろしは妙なことをしてしまいますが、しんのすけやひまわりの視線に気がついてやめました。着替え終わったひろしは新聞を読もうかと思うのですが、みさえからしんのすけやひまわりをお風呂に入れてと頼まれるのです。疲れていると言うと、夕食の準備中で包丁を持っているみさえが脅すのです。そんなわけでひろしはしんのすけとひまわりに声をかけます。しんのすけはすぐに服を脱いでいくのですが、ひまわりは風呂嫌いとのことでどうやって入れようか考えるひろしなのです。すると、ちょうど服を脱いでいたしんのすけの足下にテレビのリモコンが落ちていて、それをしんのすけが踏んだところテレビの電源が入りました。テレビでは、刑事ドラマをやっていました。犯人はなぜか臼井儀人、容疑はギャグネタパクリだというのです。その後、逃げる臼井儀人がひまわりと、追いかける刑事がひろしとシンクロします。要するにひまわりも風呂嫌いだからひろしから逃げ回るってことで。つかまえた、と思ったら、服が脱げてひまわりはさらに逃げるのでした。その頃、服を脱いだしんのすけはのんきに刑事ドラマを見ていたりします。やがてひまわりの姿を見失ったひろしは、あちこち探し回り、タンスの中も探ります。すると、中からみさえのド派手な下着が出てきました。さらにひろしはタンスの中をあさりますが、そこにみさえが・・・。ようやく3人で入浴ですが、ひろしはたんこぶや引っかき傷だらけになっているのでした。ともかく、ひまわりもいざつかればリラックスし、ひろしのモノを足で挟み、引っ張ったりして遊ぶのです(笑)。その後しんのすけが洗面器を沈めておならをしてみたり、ほのぼのした雰囲気になりますが、やがてひまわりの様子がおかしくなります。きばっているようで、ひろしもしんのすけも慌てて叫びまわります。でも、みさえは台所でたくあんをつまみながらのんきに笑っているのでした。 萩田寛子
義野利幸
ささきひろゆき
若松孝思
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
先生たちの合コンだゾ ☆☆☆☆  
上尾先生が、黒磯から合コンに誘われました。そのことをよしなが・まつざか両先生に話し、そして合コンに連れて行くことになるのです。さて黒磯ですが、あいちゃんをバイオリン教室まで送ったところでした。その後黒磯はすぐに合コン会場へと向かっていきます。が、あいちゃんは車の中に楽譜を忘れてしまったらしく、やる気をそがれたのでバイオリンはやめにしてしまいます。そんなわけであいちゃんは空いた時間、庶民的な暮らしを観察することとなったのです。さて、しんのすけが合コン会場の近くで買い物中でした。先生たちはしんのすけの姿を発見しますが、気づかれずに通過することができました。あいちゃんもまた合コン会場のそばにやってきていて、会場前でそわそわする黒磯の姿を発見します。しばらく見ていたら先生たちが黒磯のもとにやってくるのです。とその時、しんのすけがあいちゃんのそばを通りかかり、あいちゃんにつかまります。で、あいちゃんはしんのすけを連れて合コン会場のカラオケボックスに入っていきます。そしていよいよ合コン開始です。黒磯側の連れは運転手仲間の赤崎と青山でした。みんな黒磯と同じような格好をしています。そこにしんのすけとあいちゃんも乱入し、一同驚きます。がしかたないのでそのまま合コン開始です。せっかくカラオケがあるんだからということでみんなで歌うことに。まずはしんのすけが「おさかな天国」を歌います。しかし、主役であるはずの上尾先生と黒磯は沈黙しています。まつざか先生が、趣味でも聞いたらと上尾先生に言ったので、上尾先生も趣味を聞きますが、黒磯は「特にない」とだけ答え、また沈黙です。その後まつざか先生が「地上の星」を、よしなが先生が「氷川きよしのズンドコ節」を歌い、しんのすけとあいちゃんのデュエットは「ミニモニ。ひなまつり」です。さらにみんなで「明日があるさ」を歌うのです。上尾先生と黒磯は相変わらず沈黙状態で、時間がなくなっちゃうとまつざか先生が上尾先生に言ったのですが、上尾先生はまた趣味を聞くのでした。が、ついに黒磯が上尾先生に何か言おうとします。ところが、黒磯が予約していた「鉄道唱歌・東海道編」が流れ出し、黒磯はその後66番まである日本一長い日本で2番目に長い歌を延々歌うこととなったのです(全部歌うと30分近くかかるようです)。で、ようやく歌い終わる頃にはみんなバテバテです。がともかく、歌い終わった黒磯は上尾先生に、さっき言い損ねたことを言おうとします。が、その時あいちゃんの持つ時計のアラームが鳴りました。2時間経過し、次はバレエに行くとのことでした。そんなわけで、この日も上尾先生と黒磯はお近づきにはなれませんでした。 中弘子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
末吉裕一郎
しんのすけ
よしなが先生
まつざか先生
上尾先生
あいちゃん
黒磯
赤崎
青山
プレゼントが決まらないゾ ☆☆☆  
防衛隊のみんなで遊ぼうかとしたのですが、風間君が買い物に行くからということで先に帰ってしまいました。風間君は祖母が来ているからプレゼントを買いに行くということなのです。そんなわけでアクションデパートに着いた風間君はマグカップを眺めています。いい物は高いし、ありふれたやつじゃつまらないし・・・とか思っていたら、そこにしんのすけがやってきてしまうのです。「!」マークのついたマグカップを、「ナメクジがウンチしている絵」と表現するしんのすけなのです。そんなわけで風間君はしんのすけから離れようとして歩き回ります。が、どこまで行ってもしんのすけはついてくるのです。そこで風間君は、深田恭子の名前を出してしんのすけの注意をそらせておいて逃げ、家具売場のベッドの中に隠れました。うまく撒いたと思った風間君でしたが、ちゃんとしんのすけは横に来ているのです。風間君はさらに逃げ、エスカレーターを駆け上がっていきますが、エスカレーターの上にしんのすけの姿が。しんのすけはエレベーターで先に上がっていたのです。風間君は慌ててエスカレーターを逆走し、どうにかしんのすけから逃れた・・・と思われました。が、場内放送が流れます。「お客様に、迷子のお尋ねです。前髪のピンと立った、風間トオル君5歳をお見かけになられた方は、恐れ入りますが、お近くの店員までお知らせください。」ってことで風間君はあせります。結局すぐしんのすけに見つかってしまいました。その後風間君は「これでいいや!」と適当にハンカチを取ってレジに行きました。しかし、ポケットに入れていた財布がなくなっていたのです。落ち込んで帰路に着く風間君をしんのすけが励ます姿が見られますが、風間君は「お前のせいだー!」と怒鳴ってそのまま家に帰ってしまいます。夜、風間君は祖母に手紙を書いていました。初めて給料をもらったらどこでも好きなレストランに行って食事させてあげるというお食事券を作っていたのです。翌日、そのことを防衛隊のみんなに話す風間君です。しんのすけがお食事券を汚職事件と間違うのはお約束として、とにかく風間君は無事財布も見つかったし、「我ながらクリーンヒット」と自画自賛するのでした。 が、しんのすけが「給料が安かったらどうする」とか、「その頃には忘れてるんじゃない」とかケチをつけるのです。怒った風間君はしんのすけに迫ろうとしますが、風間君が立っていたのはジャングルジムの上です。足を踏み外し、風間君は宙吊り状態となってしまうのでした。 翁妙子
義野利幸
ささきひろゆき
大森孝敏
しんのすけ
防衛隊隊員