第440話 2002年6月15日

ヌパン4世登場だゾ ☆☆☆☆  
カスカベ国際博物館、そこは何やら厳重警備がしかれています。展示室には館長と風間警部がいます。どうやら、怪盗ブラックシャドーがこの博物館にある宝石・熱海の月を盗むと予告してきたかららしいのです。やがて犯行を予告した午後9時になります。すると突然電気が消えました。すぐに復旧し、目の前の宝石もそのままあったのですが、警官の一人が偽物とすりかえられたのではと指摘しました。そこで館長は自分を足を使った鍵を開け、象が踏んでも壊れないガラスケースから宝石を出して確認しました。その結果、本物のようです。どれどれとその警官も手にとってみます。すると、突然懐にしまいました。どうしたのかと思ったら、実はその警官はブラックシャドーが変装したものだったのです。さらに、周りにいた多数の警官も全てブラックシャドーの手下にすりかわっていたのです。かくして熱海の月はブラックシャドーに盗まれ、風間警部と館長は縛られて身動きできなくなってしまいました。するとそこに怪しい人影が。誰かと思ったら、盗まれたものを取り返す取り返し屋で有名なヌパン4世だというのです。館長が念のために呼んでおいたとのことで、早速取り返しにブラックシャドーのアジトへと乗り込むヌパン4世と風間警部です。しかし、アジと内にはいろいろな仕掛けがあるわけで、監視カメラを見つめるブラックシャドーは余裕の表情です。やがて、床や天井に無数の穴が開いている部屋に来ました。風間警部はそのまま進むとトゲが出てくるから壁伝いに行くしかないと考えます。が、ヌパン4世はそのまま部屋の真ん中を歩いていくのです。実は穴は床や天井に描いていた絵だったのです。しかも壁には高圧電流が流れていることが判明します。さて次の部屋です。その部屋は煮えたぎる熱湯の中に島が転々と浮いていて、島にはひらがな一文字が書いてあります。「せかいのまんなかをわたれ」と書かれた立て札もあります。風間警部は、普通なら「せ」「か」「い」「の」「ま」「ん」「な」「か」と渡っていくだろうけど、世界の真ん中=赤道と考え、「せ」「き」「ど」「う」を渡っていこうとしました。しかし「せ」に乗るとその島は沈みます。実は、せかいのまんなかだから「か」の字を渡っていけばいいというわけで、ヌパン4世はあっさり見破りました。そしてついに熱海の月を取り返します。が、そこにブラックシャドーと手下たちが現れます。ヌパン4世は銃を出すのかと思ったら電話帳を出し、助けを呼ぼうとしてなぜか時報を聞いていたりします。が、結局ヌパン4世と風間警部はトラップとして存在する床に開いた穴に吸い込まれてしまいます。が、熱海の月も一緒に穴に落ちてしまったのでした。かくして、無事に熱海の月は博物館に戻ります・・・が、その一部のルビーがなくなっています。ルビー部分はヌパン4世が持って行ってしまっていたのです。 阪口和久
義野利幸
池端たかし
門脇孝一
しんのすけ
(ヌパン4世)
風間君
(風間警部)
今度こそキレイにするゾ ☆☆☆ グリグリ
しんのすけとひまわりが人形で遊んでいます。そこにみさえがやって来て、背後の押し入れを開けようとしました。しんのすけ・ひまわりは反射的に押し入れから逃げましたが、まだ押し入れの中は未整理の段ボール箱がいっぱいで、崩れようはありません。がともかく、今まで押し入れを開けるたびに雪崩のごとく内容物が崩れ落ちてきて何度恐怖に陥れたことかと反省したみさえは、今度こそキレイに押し入れを整理しようと決心するのでした。でもそれはおやつを食べてからというわけで、テレビを見ながらおやつタイムです。するとテレビでは、「あなたも今日から収納名人・押し入れ編」というのをやっていました。そこでは、見事なまでに散らかりまくった家が紹介され、押し入れを開けるととたんに雪崩・・・、野原家以上の惨状でした。番組中ではその家の押し入れをきれいに整頓していく様子を紹介していました。それを見たみさえはホームセンターへ行き、テレビで見かけた電動ねじ回しやらカラーボックスやらを買ってきます。そしてカラーボックスを組み立てるのですが、みさえにとっては複雑なようでちゃんと組み立てることができません。やがて夜になりますが、夕食はカップラーメンと缶詰になってしまいました。しかも、カラーボックスの組み立てはひろしが任されることに。風呂上がりにひろしが寝室に行ってみると、そこには未組み立てのカラーボックスと押し入れから出した段ボール箱が散らかり、布団を敷くこともできない状態になっていたのでした。そんなわけで、その夜は居間で寝ることになるのです。 中弘子
しぎのあきら
池端たかし
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
父ちゃんの保育参観日だゾ ☆☆☆  
ひろしは何かの振替休日で休みなので、家でゴロゴロしていました。やがてみさえが叫びます。今日はふたば幼稚園の保育参観日だったことを忘れていたのです。でみさえは、ひろしに行ってもらおうとするのですが、ひろしはゴロゴロしたいわけで拒否します。するとみさえは「久しぶりだわー、幼稚園の若い(←ここを強調)お母さんと会うの」と言います。それを聞いたひろしはとたんに行く気になるのでした。そしてウキウキと自転車こいで幼稚園に向かうひろしです。そしてドアを開けると、そこには凶悪そうな顔が。思わずのけぞるひろしですが、そこにいたのは園長でした。いつまでたっても慣れない顔とのことです。次にひろしが見た顔は、外に立っている黒磯でした。またしてものけぞるひろしです。がともかくひまわり組に到着、そしてドアを開けると、ひろしの期待通り若い母親が多数いました。そして教室に入るひろしです。するとしんのすけが「父ちゃんウルトラされたの?」と聞きました。リストラの間違いですが、平日の昼間にひろしがいると必ずそう言いますね。とりあえず、風間君が作文を読みます。それに感激する風間ママでした。次はしんのすけが作文を読みます。題名は「オラの父ちゃん」です。内容は、とにかくどんなことがあっても翌日にはちゃんと会社に行くわけで打たれ強いというような話でした。その後、水虫のつらさ、痔の痛さを教えてくれるという内容になり、ひろしは涙を流します。さて作文を読み終わったら次は親子でお遊戯の時間です。よしなが先生がラジカセのスイッチを入れました。すると、流れてきたのは「北埼玉ブルース」でした。まずは1番は園児たちが親に踊ってみせます。そして2番、ひろしがしんのすけに連れ出されてみんなの前で踊ることに。最初は困惑するひろしでしたが、歌が始まると見事に踊ってみせたのでした。拍手喝采です。そして3番は全員で踊ることとなりました。やがて夕方、しんのすけを自転車の後部座席に乗せて帰路につくひろしです。するとしんのすけが、「北埼玉ブルース」を歌っていた人の声が父ちゃんに似てると言ったのです。実際のところ「北埼玉ブルース」を歌っているのもひろしの声をあてているのも同じ藤原啓治氏なので似ていて当たり前なのですけれどね。最後はひろしが「北埼玉ブルース」を熱唱するところで終了です。 もとひら了
池端たかし
池端たかし
間々田益男
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
防衛隊隊員
よしなが先生
園長
風間ママ
ネネママ
マサオママ
黒磯