第457話 2002年12月 7日
クレしんアンバランスゾーン オオオのしんのすけ | ☆☆☆ | |
街中、携帯電話で会話する人々の様子が映し出されます。しかし、突然人々の携帯電話が不通になってしまい、パニックになります。いったいどうしたことかと思ったら、妖怪圏外という者の仕業だったのです。そこに、妖怪No.007、オオオのしんのすけ(+シロ)が登場します。さらに妖怪No.005、タマタマ親父(ひろし)も登場、そしてなぜ携帯電話を使えなくしたのか問い詰めます。すると、人々が不安になるのを見たかったからだと言うのです。実は妖怪圏外の正体は、携帯電話の普及であまり使われなくなったテレホンカードの怨念が集まってできたものだったのです。しかし、しんのすけがハサミであっさりと倒します。さて、家に帰ると妖怪No.006、妖怪ケツでかおばば(みさえ)と、妖怪No.008、妖怪大泣き娘(ひまわり)もいます。一方、道端にはなにやらカツラが落ちていました。通りがかったサラリーマンがかぶってみると、何とそのカツラはサラリーマンの髪の毛を食べてしまい、そしてどこかへ飛んでいってしまいました。そんな様子を感じ取ったシロが、野原一家に全員集合の合図とばかりに吠えます。実はしんのすけとひろしは妖怪警察官だったのです。そんなわけでしんのすけとひろしが公園に行くと、そこには仲間たちがいました。仲間は妖怪No.以下略、妖怪キザ(風間君)たちです。そして、現在カツラに攻撃されているのは漫画家よしいうすとでした。妖怪おにぎり(マサオ君)がまずはカツラに攻撃しようとしますが、単に隠し芸を見せただけ・・・。次に妖怪ウサギ娘(ネネちゃん)が行きますが、ウサギ跳びでしか進めず、すぐにばててしまいます。さてカツラの正体はと言うと妖怪ズラ、抜け毛で悩む人の心が結晶化して生まれたらしいのです。そして、全世界の人間の髪の毛を食べてしまってかっこ悪くするという狙いがあったようです。しかししんのすけが、髪の毛がなくてもかっこいい人はたくさんいると主張し、そしてハサミで妖怪ズラを退治するのでした。あと、妖怪ボー(ボーちゃん)がいたのですが、最後まで誰にも気がついてもらえず・・・。 | 翁妙子 | |
義野利幸 | ||
池端たかし | ||
高倉佳彦 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり シロ 防衛隊隊員 よしいうすと | ||
母ちゃんは料理の先生だゾ | ☆ | |
ミッチーが料理教室に通いたいので、みさえを誘うところから話が始まります。みさえは渋っていましたが、結局料理教室に2人で行くことに。行ってみると、わりとおばさんが多く、男性も1人いました。さて今日のメニューは、ナスの田舎煮と枝豆ご飯と白身魚のくずたたきです。まずは先生がお手本を見せますが、みさえは1人だけいる男性のことが気になります。きっと、あと少しで定年という時に長年働いた中小企業が不況により倒産し、これまで貯めてきた貯金でちょっとした定食屋でも出そうとしているのかと考えます。実はミッチーも同じことを考えていたり・・・。そして先生のお手本が終わり、グループに分かれて料理の実習です。みさえたちは男性のいるグループに行きました。しかし、そのグループのメンバーは先生がお手本を示している間何も聞いていなかったようで、何をしたらいいのか全然わかっていないようなのです。そこでみさえが何だかんだで全部やることに。みさえはミッチーにも料理させようとしますが、ミッチーは魚をさばくのを怖がったり、手が荒れるからとか言って手伝おうとしません。男性ですが、単に暇だから通っているだけで、決して定食屋を出そうとしているとかいうわけではなかったようで、期待はずれでした。その後も他のメンバーは全然何もやろうとしないわけで、みさえはストレスがどんどんたまっていき、ついつい怒鳴りつけてしまったりもします。何だかんだで料理は完成しますが、みさえは疲れ果ててほとんど食べることができません。やがて夜ですが、その日の野原家メニューはカップラーメン・・・。疲れ果て、同じものを2度作る気にもなれないからってことらしいです。 | 中弘子 | |
義野利幸 | ||
池端たかし | ||
小川博司 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり ミッチー ヨシリン 隣のおばさん | ||
まつざか先生の悩みだゾ | ☆☆☆ | |
まつざか先生がスーパーに買い物に行きます。が、会計直前になって何と財布を落としてしまっていることに気がつきます。給料日まであと10日、このままでは何も食べられないというわけで、次の日職員室に現れたまつざか先生は生気の抜けた姿となっているのでした。しかしよしなが先生に相談したらきっとバカにされると思うわけです。でも他の誰に相談しても結局はよしなが先生まで伝わってしまうというわけで、誰にも相談できず困ってしまうまつざか先生です。一方、しんのすけと風間君は園庭でボール遊びをしていましたが、風間君がボールを追いかけると、その近くにまつざか先生が座り込んでいました。風間君は、きっとお金のことで悩んでいるのだろうと言いますが、しんのすけの考えは違いました。何と、まつざか先生はイボ痔で悩んでいるのだと言い出したのです。ひろしが痔になった時と同じように落ち込んでいるからだというのです。でも風間君は絶対にそんなはずはないと言い、そして賭けをすることに。もしイボ痔だったら、風間君は朝礼台の上で半ケツフラダンスをする、お金に困っているのだったらしんのすけが幼稚園でパンツを脱いだりするのをしない、ということに決まりました。その後、ネネちゃんやマサオ君にもその話をします。しかし、少し離れたところで聞いていたボーちゃんが、本当にまつざか先生がイボ痔だと勘違いしてチーター河村に伝えてしまいます。やがてその噂は子どもたちだけでなく先生たちにも広がってしまいます。そんなわけで、イボ痔という噂が園中に広まったため、風間君は青ざめてしまいます。その後、先生たちはまつざか先生に優しく接し、外にいたら冷えるからと職員室に戻るのを勧めます。上尾先生は珍しがって写真を撮ったりしてましたが・・・。まつざか先生が職員室に帰ると、そこに1本の電話が。すると、まつざか先生が急に元気になりました。財布が見つかったという連絡だったのですね。でも、その様子を外から見ていたしんのすけは、イボ痔に効く薬が見つかったのだと思い込みます。そして、風間君は子どもたちに囲まれ、朝礼台の上で半ケツフラダンスを披露することとなってしまうのでした。 | 阪口和久 | |
義野利幸 | ||
池端たかし | ||
大塚正実 | ||
しんのすけ 防衛隊隊員 よしなが先生 まつざか先生 上尾先生 園長 チーター河村 |