第469話 2003年 5月17日

ギリギリ主婦みさえだゾ ☆☆☆☆  
残金が2579円、あと給料日まで1週間です。ついついいろいろ衝動買いをしてしまったことを思い出しつつ、みさえはため息をつくのでした。預金を下ろそうかと思いますが、そんなことをしようものなら、家計危機のため給料を減らされたひろしが黙っているはずもなく…。ひとまず消耗品の在庫をチェックしてみると、どうにか持ちそうです。あとは食料ですが、あまりたくさんはありません。特に魚・肉がやばめです。そこで、閉店間際の安売りを狙うことにします。そこでみさえは、食後の7時20分頃、ひろしにしんのすけたちを任せて買い物に出かけます。ところが、途中で自転車のタイヤがパンクしてしまうのでした。仕方なく修理してもらいますが、1200円もの出費、しかもスーパーの閉店には間に合わず…。次の夜、この日はひろしが飲み会のため、帰りが遅くなるとのことです。ひろしの食費が浮いたのはいいですが、買い物にしんのすけたちも連れて行くしかありません。車で行きますが、途中でガソリンのエンプティランプが点灯しているのに気がつくみさえでした。仕方なくガソリンスタンドに。しかし、1リットル93円という値段を見て、とりあえず今日持ったらいいので3リットルだけ入れてもらうのでした。もう閉店15分前です。サトーココノカドーに着きましたが、豚肉はまだ2割引で、鶏肉には半額シールを貼っているところでした。まずは様子見で卵を買い、そしてキャベツを…と思っていたら、500円玉が落ちているのを見つけるみさえです。しかし、しんのすけが叫んだので500円玉をネコババするわけにもいかず、正直に届け出るのです。そうこうしているうちに時間がなくなり、慌てて豚肉コーナーに行くのですが売り切れでした。で結局、買ってきたのは豆腐と納豆…。ひろしは預金を下ろせばいいと言うのです。ただ、ひろしも小遣いが少ないのでそこから一部をと頼むものの既にみさえの姿はなく、それどころかひろしの小遣いを食費に回すとか言い出すのでした。 阪口和久
ささきひろゆき
ささきひろゆき
松下佳弘
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
四郎 恋の大作戦だゾ ☆☆☆  
四郎がバイト帰りに野原家に来て食事をしています。大学には女子大生がいっぱいいてうれしそうな四郎です。しかし肝心の彼女はいない状態なわけで、嘆く四郎なのでした。そうこうしているうちに野原家にはさらなる来客が。今度はななこさんでした。遊園地に行こうと先日約束していたようで、今度の日曜日はどうかとのことだったのです。が、四郎も行く気満々だったりするのでした。ひとまずその日はこれで話を終え、ななこさんも四郎も帰っていきました。その次の日、しんのすけが幼稚園から帰ってくると、玄関先に四郎が潜んでいたのです。Eikoの新しい水着写真集を出してきたのです。これをあげてもいいけど、遊園地についていっていいかと言う四郎です。しんのすけは悩みますが…。でもって日曜日、結局四郎も来ていたのでした。ななこさんに四郎がしんのすけの付き添いだと説明しますが、ななこさんは知っていたようです。実はしんのすけが電話していて、ななこさんも四郎の相手を連れてきていたのでした。その相手とは、神田鳥忍でした。かくしてしんのすけはななこさんとコーヒーカップに乗り、四郎は神田鳥と乗ることに。神田鳥はコーヒーカップを高速回転させて、両者とも気分悪くなってしまうのでした。しんのすけとななこさんはいろいろと楽しみますが、四郎と神田鳥は引き続きダウン中…。やがてしんのすけも寝てしまいました。というわけでみんな一休みです。四郎がななこさんと話をしますが、ななこさんは子どもが好きだと聞いたのですが、恋人はいないのかと聞こうとしたその時、神田鳥が復活、四郎は連れて行かれるのでした。 もとひら了
ささきひろゆき
ささきひろゆき
針金屋英郎
しんのすけ
みさえ
ひまわり
四郎
ななこ
神田鳥
剣の修行はきびしいゾ ☆☆☆  
しんのすけが剣道をやることを聞かされたひろしは、昔自分もかじったことがあったというわけで大いに賛成するのです。しかし、剣の修行は厳しいと言うひろしでした。果たしてしんのすけに素質があるのかどうかと思うひろしですが、みさえは積極的にいかなきゃと諭します。が、結局は授業料無料だからなのですけれど…。ま、それはともかく将来天才剣道少年として大人気になるのではと想像を膨らませるみさえなのでした。あれこれと想像を膨らませるしんのすけ・みさえに対してひろしが一喝、そんなことで剣の道を極めることはできないとかっこよく言うのです。何より剣道は気合いだと教えるひろしです。そしてひろしは新聞紙を丸めて竹刀代わりにし、構えの指導などをするのです。そこにみさえもやってきて、ひろしとみさえによって試合が始まってしまいます。その試合はみさえが先勝、それに対してひろしは満月殺法の構えを見せます。するとみさえは、ひろしの携帯にあったメールが、会社の若い女の子からのものではないかと指摘します。動揺するひろしに襲いかかるみさえでしたが、ひろしも一言「米びつの中」と言います。へそくりの隠し場所を指摘されてこちらも動揺のみさえでした。しばらくこう着状態が続きますが、やがてみさえはひろしの頭上にバーゲン品が浮かび、その気合いでひろしに勝つのでした。そうしてひろしが倒れたその時、隣のおばさんがやってきてしまい、丸めた新聞紙を持ったみさえと倒れているひろしの姿を見られてしまうのでした。かくして隣のおばさんは新ネタゲットと喜んで去っていき、みさえは脱力してしまうのでした。 萩田寛子
義野利幸
ささきひろゆき
門脇孝一
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
隣のおばさん