第475話 2003年 7月 5日

犬の惑星 ☆☆  
公園にシロの散歩に来たしんのすけです。しんのすけはビデオカメラでシロを撮影していましたが、おやつをあげると見せかけてひろしの靴下を出すといったいじわるばかりするわけです。その時、犬小屋型の何かが空から降りてきて、しんのすけはさらわれるのでした。気がつくと、ウル副大臣という犬から「この星の女王、ミル姫様の城」だと言われました。そして、ロープで縛られているのです。どうも、ここでは犬が話をするようです。どうやらしんのすけがシロをいじめたのを見ていて、犬をいじめるような人間がいる地球を攻撃してはどうかとのことのようです。ミル姫の回答は、ひとまず保留としました。その後しんのすけは首輪をつけられるのでした。一方、この星の空気を吸っているうちにシロはしゃべれるようになり、なぜか植木職人になっていたのです。しんのすけはというと、ウル副大臣のペットにされ、おくやまという名前をつけられているのでした。そして散歩に連れて行かれ、食事を与えられたかと思ってももらえない…。そんなしんのすけをシロは木陰から見つめているのでした。やがて夜、シロが食事を分けてくれるとのことでした。地球から遠く離れた星のようで、もうみんなと会えないのかとつぶやくしんのすけでした。続く。 阪口和久
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
シロ
続・犬の惑星 ☆☆☆  
すると、シロが植木はさみで首輪のひもを切ってくれました。今のうちに脱出しようというのです。しかし、しんのすけはビデオカメラがないとみさえに怒られるということで、ウル副大臣の部屋を捜索することに。しんのすけは関係ないものをいろいろと見つけますが、シロがビデオカメラを見つけるのでした。そして脱出しようとすると、ウル副大臣が悪いことを話していました。どうやら軍隊を整備して、国を乗っ取るつもりだというのです。すると、しんのすけが食事につられてウルのもとに行ってしまいました。どうにかシロに引っ張られて逃げますが、ウルも追っ手を出していました。そして、あっけなく追いつかれてしまいます。しかししんのすけは、手に持っていた肉で気をそらせるのでした。犬の悲しい習性だとシロも悲しむのですが、とにかくミル姫のところに行き、ウルの悪事を報告しようとのことでした。ところが、言っても証拠がないとのことでウルは余裕の表情です。すると、しんのすけのビデオカメラに映っているからそれを見せればいいと言うのです。そして、ついにミル姫にウルの悪事がばれました。ミル姫は衛兵たちに、ウルを捕まえるように言います。が、衛兵たちはあっという間にやられてしまいます。するとシロが、植木はさみを取り出してウルに立ち向かっていったのです。また地球人に粗末に扱われたいのかとウルは言いますが、シロはしんのすけのことが好きだと言うのです。膠着状態の戦況、それを打破したのはしんのすけが投げたひろしの靴下でした。シロは鼻をつまんだために無事でしたが、ウルたちはその強烈なにおいにノックアウトです。そして、しんのすけとシロは無事地球に返されたのでした。 阪口和久
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
シロ
散らかしちゃダメダメだゾ ☆☆☆  
あいもかわらず部屋をおもちゃで散らかし放題のしんのすけです。みさえが片づけるように言いますが、しんのすけはなかなか片づけようとしません。明日片づける予定だとか…。みさえが怒鳴りつけると、ようやく片づけに入りますが、なぜ片づけなきゃいけないのかと聞くのです。するとみさえは、片づけない人間はダメ人間だと言ったのです。その後みさえは布団乾燥機を出そうとして押入れを開けると、いつものように物が崩れ落ちてきて、ダメ人間でした。するとひまわりも鏡台を開け、物を散らかすのでした。ダメ赤ちゃんとしんのすけに言われ、喜んでしまうひまわりなのです。とにかく、このままではいけないってことでちゃんと片づけることにします。しかし、みさえやひろしの昔の写真が出てきたりして、さっそく片づけは中断してしまいます。再び片づけに入りますが、しんのすけは懐かしいおもちゃを見つけます。メガホン型のラケットとピンポン玉のおもちゃでしんのすけとみさえは遊び始めてしまいます。適当に片づけてしまったらとしんのすけは言いますが、それをやったらまた散らかる元だし、そういうのもダメ人間だと言うのです。ところがその時、ひろしから電話がかかってきます。今日川口を連れてくるから部屋をきれいにしておくように言われたみさえは、あわてて押入れに物を詰め込んでいくのでした。しかしまだまだしなくてはならないことは山ほどあって…階段下の納戸を開けると、そこからも物が崩れ落ちてきてしまうのでした。 翁妙子
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり