第477話 2003年 7月19日
なな子おねいさんと海水浴だゾ1 | ☆☆☆ | |
しんのすけが外から帰ってくると、見慣れない靴がありました。どうやらそれはななこさんの靴だったようです。それを見たしんのすけは、日課だという(笑)雑巾がけをするのでした。さて、なぜななこさんが来ていたのかというと、ななこさんの親戚が海辺に別荘を持っていて、一緒に海水浴に行こうとのことでした。それを聞いたしんのすけは、感激のあまり気絶してしまうのでした。そして出発の日、しんのすけは思いっきりおめかしするのですが海に行くのにそんな格好は必要ないってことでいつもの服に。で、みさえやひまわりはついてくるのかとしんのすけが聞くと、ついてこないようです。そこでしんのすけはもうメロメロです。ところが、迎えに来ていたのはななこさんだけではなく、友人の神田鳥忍および父の大原四十郎もいたのでした…。四十郎は小説の締め切りが近いのですが、心配だからってことでついてきていたのでした。別荘に向かう途中、しんのすけは四十郎の持っていた万年筆で遊んでしまい、みんな顔がインクだらけになってしまうのでした。やがて別荘に到着します。で、早速ななこさんに…一緒に泳ごうと言ってくれるのかとしんのすけは期待しますが、まずは別荘の掃除で雑巾がけを頼まれるのでした。一瞬がっくりするしんのすけでしたが、しっかり雑巾がけしてななこさんにほめてもらおうと張り切るのでした。ところが、ごほうびとしてもらえたのは神田鳥忍の熱い……。しんのすけはそのままへたりこんでしまいました。続く。 | 萩田寛子 | |
義野利幸or 池端たかし | ||
池端たかし | ||
小川博司 | ||
しんのすけ みさえ ひまわり ななこ 大原四十郎 神田鳥忍 | ||
なな子おねいさんと海水浴だゾ2 | ☆☆☆ | |
さて、掃除はだいたい終わりました。あとは食料の買い出しです。しかし、しんのすけは疲れて寝てしまったわけで、買い出しはななこさんたちが行ってくるので、しんのすけの面倒は四十郎がみることに。四十郎はこの間に小説を書こうとします。題はすぐ決まりますが、しんのすけがなにやら夢を見ているようであれこれとやかましく、また暴れまわるので四十郎はなかなか仕事が手につきません。仕方なく四十郎は隣の部屋に行きますが、そこにしんのすけが転がってくるのでした。寝相の悪さがオリンピック競技なら金メダルだとの感想です。で、しんのすけはさらに夢を見て寝言を言っています。どうもななこさんといい関係になっているようで、勝手にどんどん話が進むために四十郎は大慌てなのです。やがてななこさんたちが帰ってきました。夕食の準備中、四十郎は入浴なのです。背中を流してほしいとつぶやきますが、ななこさんは忙しいのです。するとそれを聞いたしんのすけが、背中を流してあげてご機嫌取りをしようと考えます。そこでしんのすけも一緒に入るのですが…。しかし、どうも四十郎はしんのすけの背中流しが気に入っていないようです。で、いつの間にか四十郎がしんのすけの背中を流していたりして、その後しんのすけはぞーさんを披露するのです。すると四十郎も楽しくなったようで、一緒にぞーさんをやってしまうのでした。四十郎はしんのすけのことが好きになってきたようです。とそこに、ななこさんがやってきてしまい、見られてしまうのでした。ななこさんは、あんなお茶目な四十郎を見たのは初めてだと笑うのでした。そして夜ですが、相変わらず寝相が悪いしんのすけに、やっぱり嫌いだと感じるのでした。つづく。 | 萩田寛子 | |
義野利幸or 池端たかし | ||
池端たかし | ||
松下佳弘 | ||
しんのすけ ななこ 大原四十郎 神田鳥忍 | ||
なな子おねいさんと海水浴だゾ3 | ☆☆☆☆ | |
そして翌朝、四十郎は早くから起きていました…ではなく、しんのすけの寝相が悪くて眠れなかったようです。朝食後、みんなでいよいよ海に行きます。一方四十郎は小説書きの続きです。前日は結局題名しか書けなかったわけで、この日は内容を書き始めるのでした。で、この小説はダイバーが主人公で、潜っていた海にはサメがいた−というような話を考えていました。すると四十郎は目の前の海を見つめ、ここにもいるのかとふと感じるのでした。で、結局四十郎はみかん箱を持ち出し、海岸で小説を書くことにするのです。しかし原稿用紙が風で飛ばされ、四十郎は仕事がはかどりません。しんのすけたちは水をかけあって遊んでいましたが、いつの間にか四十郎まで参加していたり…。その後、ボートで近くの島まで行ってみることにします。で、やっぱり四十郎もついてくるのです。四十郎は船酔いになったりもしますが、無事に島に着きます。しんのすけは、このままこの島にいたいとか言おうとしますが、その時事件が発生します。ボートが流され、ななこさんが取りに行きます。しかし、なんとそこにサメが現れたのです。助けに行こうにも、神田鳥はバタ足で30mしか泳げないらしく、困っているとしんのすけが海に飛び込みました。しかし、サメだと思っていたのは実はダイバーで、サメのひれみたいなものが海面に出るようなデザインのウェットスーツを着ていただけなのでした。やがて夜になり、みんなで花火を見物しています。そんな中ななこさんは、しんのすけが果敢に飛び込んで助けようとしてくれたことに対するごほうびをくれたのでした。 | 萩田寛子 | |
義野利幸or 池端たかし | ||
池端たかし | ||
橋本とよ子 | ||
しんのすけ ななこ 大原四十郎 神田鳥忍 |