第493話 2004年 2月21日

ドライヤーパニックだゾ ☆☆☆  
いきなり劇画調になります。で、何をするのかというとひろしとみさえがジャンケンをするのでした。結果はひろしの勝ち、ひろしは大喜びでひまわりを連れてお風呂へ。実は、このジャンケンはどちらがひまわりの髪をドライヤーで乾かすかというのを決めるものでした。ひまわりはドライヤーが嫌いで、以前は暴れられて顔に全治2週間のケガを負ったくらいなのです。ひまわりもしんのすけみたく髪が短ければいいのにとも思うのですが、さすがにクリクリ頭のひまわりはちょっと…。で、どうすればひまわりがドライヤーを嫌がらないか考えます。そして、ドライヤーの形が悪いってことでウサギに見立ててということにします。が、いざ温風を送り出すとひまわりは逃げ出します。ひろしは、どうせすぐに乾くんだからと言うのですが、せっかく風邪が治ったところなのにまたぶり返してしまうと…。次にひろしが抱っこした状態で乾かそうとしますが、やはりひまわりはすぐに逃げてしまいます。ところが、いつの間にかひまわりは寝てしまいました。そこで、弱風にてそっと髪を乾かし、ようやく今夜の騒動は終わりました。ところが、しんのすけが牛乳を飲もうとしてドライヤーのコードに足を引っ掛けてしまい、牛乳はひろしとみさえの顔、そしてひまわりの髪にかかってしまうのでした…。 中弘子
ムトウユージ
ムトウユージ
若松孝思
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
オラん家は絶対遅刻するゾ ☆☆  
ひろしは遅刻しそうになってあわてて出社していきます。その頃幼稚園バスが来てしまい、またしてもしんのすけは自転車で送ってもらうことに…。その夜、結局ひろしも朝会議に遅刻(今月3回目)して課長に怒られた、しんのすけは今週パーフェクトに遅刻だと楽しげに話すのです。が、みさは激怒です。でもみさえだって人のことは言えない…らしいのです。そういえば今日も特売品の豆腐を買いに行ったのにちょっと遅くて売り切れてしまったらしく、豆腐なしの湯豆腐になってしまうことに…。そういえば昔デートの時もひろしもみさえもよく遅れてきたし、そもそもこの一家は夜更かししすぎってことで、明日は早く起きようということで早く寝ることに。しかし、なかなか眠くなりません。しかも明日の会議の準備だとかお米を研いでおくとか明日の天気とか冷蔵庫の掃除とかいろいろとやっておきたいことを思い出し、結局眠れません。で、いつの間にか5時になってしまいます。こうなったらもう起きてしまって余裕を持ってラッシュの前に出勤だと言うひろしです。やがてしんのすけも前夜の食事がひもじくてゆっくり眠れなかったらしく起きてきました。そして食事の後、まだ時間に余裕があるってことでくつろいでから出かけようと…。しかし、みんな次第に眠くなってきた様子です。やがて町が動き出し、幼稚園バスがやってくる時間になっても野原家からはいびきが聞こえてくるのでした。 もとひら了
ムトウユージ
ムトウユージ
林静香
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
園長
子供も相談したい年頃だゾ ☆☆☆  
今日はとても風が強く、外で遊ぶのはちょっと…というような感じです。するとネネちゃんが部屋の中でできる遊びをしましょうと言い出します。しかし、みんなリアルおままごとは嫌だというのです。しかし、今日はリアルおままごとじゃなくて人生相談をしようと言うのです。子どもだからこそ大人が思いつかないような解決策を思いつくかもしれないというわけで、ネネちゃんが相談所の所長だというのですが、他のみんなも相談員になってしまいます。で、結局強引にマサオ君が相談人にさせられてしまいます。しかし、マサオ君は話しにくそうです。仮名を使ってもいい、しかもボーちゃんが手作りのモザイクを作り、マサオ君の目を隠しました。というわけでマサオ君はようやく話し始めます。「友達のNNちゃんが強引で困る」という相談でした。マサオ君がちゃんと断らないからだというわけで、「誘ってきたら嫌だとビシッと断ればいい、嫌がっている相手の気持ちに気づかないなんて最低!」とネネちゃんは答えるのです。次は風間君…でも特に悩みはなく、ボーちゃんもしんのすけも特にないわけで…で、しんのすけは悩んでいる人ってことでまつざか先生を連れてきます。最初はまつざか先生も楽しそうなのです。で、顔にもスタイルにも恵まれているし幼稚園のみんなからも慕われているし、悩みがないことが悩みかなとか言い出します。男がいないとしんのすけが言いますが、実はラブレターは山のようにもらうのだとか言い出します。で、今時の男は押しが足りないとかネネちゃんに向かって力説します。が、まつざか先生は自分のことを高嶺の花と思われていると感じるようで…。しかし、みんなは全部言っていたことはウソで、現実と理想がわからなくなっているから現実を知らせてあげようとかみんないろいろと言い出してしまいます。それを聞いたまつざか先生は、5歳児に同情されるなんてと壊れ笑い状態になってしまうのでした。 翁妙子
ムトウユージ
ムトウユージ
小川博司
しんのすけ
風間君
ネネちゃん
マサオ君
ボーちゃん
まつざか先生
園長
ショートストーリー。おそらくCパートの後日談でしょう。マサオ君たちが公園で遊んでいると、ネネちゃんがリアルおままごとに誘ってきました。そこでマサオ君は「僕は嫌!」とビシッと言うのですが、まったくネネちゃんには効きませんでした…。