第499話 2004年 5月15日

オラ、アマンジャクだゾ ☆☆ グリグリ
しんのすけが遊びに行こうとしますが、部屋がおもちゃで散らかっています。みさえが片づけるようにしんのすけに言いますが、しんのすけは嫌がります。みさえは「反抗期!」と叫びます。人の言うことを素直に聞きやしないとぼやくみさえですが、しんのすけは反抗期という言葉が気に入ったようです。そして家を出ると、隣のおばさんに会いました。反抗期の話をすると、隣のおばさんにはアマンジャクだと言われます。反抗期でアマンジャクだと大喜びで出かけていくしんのすけは、公園に行きます。公園には風間君とマサオ君がいました。確かにへそ曲がりで変なやつだからアマノジャクな感じはあると納得の風間君です。その後しんのすけは風間君のことをべた褒めするのですが、それもアマンジャクなわけで…。マサオ君には、悪いやつで嫌いだと言うのです。その後しんのすけが家に帰ると、みさえがおもちゃを片づけ終わったところでした。みさえに対してもほめ言葉を並べるしんのすけですが、みさえはその手には乗らないとか言いつつも何となくいい気分にはなっております。ところがアマンジャクごっこをしていたと聞いたみさえは態度を変え、おもちゃを散らかしてしまいます。でもやはりしんのすけは片づけないようで、それならおやつはあげないと言われてもしんのすけは「いらないもん」で通します。その後隣のおばさんがシフォンケーキをおすそ分けに来ます。みさえとひまわりでおいしく食べるのですが、しんのすけはかなりキリキリしながらもやっぱり「いらないもん!」 翁妙子
高橋順
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
みさえ
ひまわり
風間君
マサオ君
隣のおばさん
まつざか女の復讐だゾ ☆☆☆  
喫茶店によしなが先生とまつざか先生がいます。まつざか先生は何かメモを見せます。まだ結婚しないの?と言われたとか、その歳で幼稚園の先生なんかやってるの?とか、ある友人から嫌味を言われたのを記録していたのです。栗橋まきこという人で、その人はまつざか先生と短大時代の同級生だったのですが早々と公務員と結婚し、男女の子供を産み分けて幸せに暮らしているそうです。そして、もうすぐ同窓会があるわけで、ぜひまつざか先生は復讐をしたいと言います。よしなが先生は驚きますが、なんとその場には上尾先生もいて、上尾先生はぜひとも復讐をとめちゃくちゃ乗り気です。で、結局石坂さんに協力してもらうことにします。石坂さんをまつざか先生の夫という設定にして、一緒に栗橋と公園で会います。さて同じ頃、同じ公園でかすかべ防衛隊の5人がリアルおままごとをしようとしていました。今回は5人の貧しい兄弟という設定になっていますが、途中でまつざか先生たちのことを見つけたわけで、勝手にまつざか先生を母親、石坂さんを父親にしてしまいます。しかしリアルおままごとのことがわからない栗橋はあまりに多くの子どもがいることに驚き、逃げようとしてしまうわけでした。その場は何とか説明して納得してもらうのですが、みんなが石坂さんの本当の妻、よしなが先生の話を始めてしまい、結局ばれてしまいます。ところが、実は栗橋はすぐに結婚してしまったわけで、独身のまつざか先生のことがうらやましかったからああいう嫌味を言っていたのだと打ち明け、2人はすっかり仲直りした感じなのでした。 中弘子
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
風間君
ネネちゃん
マサオ君
ボーちゃん
よしなが先生
まつざか先生
上尾先生
栗橋まきこ
図書館ではお静かにだゾ ☆☆☆  
風間君が図書館に入ると、いつの間にかしんのすけがついてきていました。つい風間君は叫んでしまいますが、図書館内は静粛に、さらにこの図書館の係員は特に厳しく、うるさくする人は追い出すようなのです。さて風間君としんのすけはそれぞれ読みたい本を見つけて空いていた席に座りますが、周囲の空気が何となく変わったような…。しすてしばらく読んでいると、ある人がやってきてしんのすけたちを席からどけてしまいました。どうやらこの席はその人の指定席になっていたようで、それでさっき空気が変わったのだと風間君は思います。さて、その人は現在浪人中ながら将来はエリートになるのだと言うのです。しかしちょっと浪人生が大声を出してしまい、例の係員がやってきますが、どうにかその場は見逃してもらえました。その後浪人生は「なんと(710)きれいな平城京」とつぶやきだします。いったい何を言っているのか風間君に聞き、解説してもらうしんのすけですが結局よくわからないようで。その後しんのすけは語呂合わせをアレンジして浪人生もついつられたその1「鳴くよ(794)ウグイス平安京」→「鳴くよウグイスホーホケキョ」その2「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」→「いい味つくろう甘辛豆腐」その3「以後よく(1549)来る宣教師」「ひよこくるくる…」やがて浪人生は、しんのすけたちとの間に本を積み始めました。邪魔されないように壁を作るつもりのようです。するとしんのすけは大量に本を持ってきて、かなり高い壁を築きました。ところが、ハエが止まったはずみで本が崩れてしまい、ついに浪人生はつまみ出されてしまいました。しんのすけと風間君はそのすきに帰っていくのでした。 阪口和久
貞光紳也
貞光紳也
樋口善法
しんのすけ
風間君
原作38巻プレゼント告知がありました。