第528話 2005年 5月 6日
ひろしのときめきの日々だゾ | ☆☆☆ | |
ある夜、ひろしに電話がかかってきました。なんでも、関東支部を作ったから一度同期会を開こうと、かつての同級生からのものでした。で、本庄しずかという憧れだった女の子も来るのだと聞いて、ひろしは鼻の下を伸ばします。それを聞いていたしんのすけがみさえに報告します。みさえは嫌がらせっぽくひろしに迫るのですが…ひろしは単に同期会のお誘いだと平静を装います。さらに、仕事が忙しいから行かないといって2階へ上がってしまいます。で、ひろしは2階で卒業アルバムを出してきてしずかの顔を眺めるのでした。が、そこにしんのすけがやっぱり来てしまいます。その後、15歳のひろしの顔も明らかになります。貴重なものですね。で、しずかの顔のこともみさえに報告するしんのすけでした。みさえは、どうやら初恋の相手なのだと思うのです。そして翌日、同期会のハガキが届きます。で、前日は行かないと言っていたのに、行く気まんまんになっていました。さらには新しいネクタイや香水まで買ってきていました。しかし、しんのすけはひろしの靴下に香水をかけてしまいます。それでも強烈な臭いは消えず、香水が無駄になってしまいます。さらにはネクタイはひまわりが口にくわえてよだれまみれに…。ともかく同期会の日になり、夜ひろしが帰ってきます。そして、しずかも来ていたとのことでした。しかし、ばっちり化粧してきれいだったものの、あんな感じだっけと残念そうなひろしです。見事におばさんになってしまい、体型も大きく崩れてしまっておりました…。まあ、ひろしもおじさんになってしまっているのだからそれは仕方ないのですが。しかし、他にもっときれいな人もいたようで、しんのすけとともにその話題で盛り上がるのでした。 | 翁妙子 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
大塚正実 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり おケイ | ||
ふってふってふってだゾ | ☆☆☆ | |
テレビでバーテンダーが登場しています。それを見たしんのすけは、バーテンダーに興味を持ちます。ああやってお酒を振ったらおいしくなるんでしょとみさえは答えるのですが。それを聞いたしんのすけはさっそく缶ジュースを出してきて、よく振ってから飲みました。すると、おいしくなった…ような気がしたそうです。そして夜、ひろしが帰ってくると、しんのすけがビールを渡します。が、ひろしが缶を開けたらビールが吹き出してしまいました。しんのすけはしっかりビールを振ってしまっていたわけですね。かくして、ひろしはほとんど飲めなかったのですがもう1本はみさえの許可が下りませんでした。おいしいビールを飲ませたいという気持ちはわかるのだけど…で、ひろしはバーテンダーのことをしんのすけに詳しく教えます。あれはカクテルを作っているのだと。しんのすけも飲みたがりますが、お酒なのであと15年先になったらバーに連れて行ってやると、男同士のお約束を交わしました。なんだかんだでひろしもバーテンダーにあこがれていたようなので、ありあわせのものでまね事をやってみることにします。氷とジュースとヨーグルトを水筒に入れて振ってみます。そしてできたものが「みかんの初恋」。しんのすけが飲んでみると、なかなかおいしいようです。そして、次はしんのすけが作ってみることにします。そしてできあがったものは微妙に赤い色です。名前は「牛君の失恋」…。ひろしが飲んでみますが、おいしくはなさそうです。入っているのは牛乳とトマトケチャップだったわけで。しんのすけが自分でも飲んでみますが、やはりいまいちだったみたいです。もう一度何かを作ろうと材料を探すしんのすけでしたが、お茶のペットボトルを持っていたのでひろしが、そのペットボトルを後ろに放り投げて背中越しにキャッチするという技を決めてきました。それを見ていたしんのすけも、ひろしがその場を離れたときにやってみます。1回目はうまくいったのですが、何度かやっていると大きくすっぽ抜けてしまい、植木鉢を直撃して鉢を割ってしまうのでした。 | 翁妙子 | |
横山広行 | ||
横山広行 | ||
大塚正実 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり |