第537話　2005年 7月29日

めんどうくさいゾ	☆☆☆	げんこつグリグリ
みさえが2階の部屋を掃除していたら、床に本を置いたままにしてありました。ひろしが置きっぱなしにしていたのかと思ったら、それはパン作りの本でみさえが買ったものでした。粉からのパン作りは近くのパン屋で買うよりも面倒くさいってことで、結局本棚にそのまま納められることに。一方、休日のひろしは居間でゴロゴロしています。面倒くさいことは何もしないとのことで、寝転んだままリモコンでテレビの電源を入れ、みさえにお茶を入れるように言います。せんべいでもあればと思ったら、ちゃんとタコセンが置いてありました。しかし微妙に遠い位置にあり、しんのすけから渡された布団叩きで取ろうとしますが無理な体勢になり、腰を痛めてしまいます。やがて昼になりますが、昼食は少しずつの残り物をたくさん出してきました。ひろしもしんのすけも、せめてもう少し卵でとじるとか工夫してほしいとのことだったのですが…。食後、しんのすけはおもちゃを片づけてひろしは風呂掃除をみさえから言いつけられるのでした。しんのすけはおもちゃ箱をブルドーザーのようにして散らかったおもちゃを一度に集めます。もう片づけたということをみさえに報告しようとしますが、みさえはおケイさんからかかってきた電話に出ている最中でした。そこでしんのすけは、まだかたづいていない昼食の食器を台所に運ぼうと考えます。そうすればごほうびにおやつのプリンを2個くれるかも、という妄想を膨らませるわけですが、なんだかんだで少しずつ運ぶのでは面倒くさいから一度に運べるよう、お盆を取り出します。そして全部お盆の上に積み上げますが、ひまわりが落ちていたフォークをその上に放り投げたためにバランスを崩し、派手にぶちまけて割ってしまうのでした…。なお、この話の「めんどうくさい」は剣道の「面」「胴」そして「臭い」のダジャレとなっております。		萩田寛子
		ムトウユージ
		平井峰太郎
		高倉佳彦
		しんのすけみさえひろしひまわり
竹馬作って乗っちゃうゾ	☆☆☆☆	げんこつグリグリ
ひろしがしんのすけを呼びます。しんのすけは寝転んでいるのですが、ひろしが一緒に竹馬を作らないかと誘ってきました。たまの休日くらいゆっくりさせろとのしんのすけですが、それに対してひろしがやけになれなれしく迫り、そこから二人はオカマっぽい言動を繰り返します。が、やがてみさえからげんこつを食らって家の外につまみ出されてしまいます。その後庭に回り、竹馬作りを始めます。まずは長い竹を切るところからです。しんのすけがのこぎりで切ってみようとしますが、のこぎりの扱い方を知らないためうまくいきません。手前に引く時に力を入れるということをひろしが教えたら、しんのすけはたちまちうまく竹を切りました。もっと切りたいとのしんのすけは玄関ドアを切ろうとしますが、さすがにそうはいきません。次は釘打ちをします。これもしんのすけがやらせろとのことで打つのですが、途中で指を打ってしまって挫折してしまいます。しかし、たった一度の失敗で夢を捨ててしまうのかとひろしが迫ります。その際、なにやら青春ドラマっぽい演出になってしんのすけは再び釘打ちを始めます。そして、ついに完成します。その様子を見ていたみさえはほほえましい親子の姿に笑顔を見せますが、2分後にはひろしとしんのすけで竹馬の取り合いをすることになってしまい…。さて家の前の道路に出て、まずはひろしが竹馬に乗る見本を見せます。しんのすけはもっと、竹馬の棒の先端に乗ってバランスを取るとかそういうことをするのだと思っていたので地味だと言ったりします。そしてしんのすけもひろしに支えられて乗ってみますが、うまくバランスを取れずによろけて、竹馬がひろしの股間を直撃してしまいます。そこでひろしは離れて、今度はしんのすけが一人で乗ってみます。しかしまたバランスを崩して後退し始めたため、ひろしが慌てて駆け寄ります。しかし、その際再び竹馬がひろしの股間へ。2度目の攻撃に、ひろしは過去の記憶が走馬灯状態…。一方バランスを崩したしんのすけは片方の竹馬から手を放してしまい、もう片方のみでケンケン状態となってコントロールがきかなくなり、野原家の庭へ突入して物干し竿を全部落としてしまいました。それを見ていたみさえは泣いてしまいました。		萩田寛子
		平井峰太郎
		平井峰太郎
		大塚正実
		しんのすけみさえひろしひまわりシロ
エンディングが少々変わりました。歌は「ありの歌」のままですが、しんのすけが夏の思い出を探すという企画で着ぐるみしんのすけが街に繰り出す様子が紹介されました。次回予告後にはクレヨンしんちゃん誕生15周年プレゼント第2弾、携帯ストラップ付き原作42巻＋新書版19巻のプレゼントがありました。